長崎労働組合運動史編纂委員会
    第1話         労働運動の父 高野房太郎          
    第2話      高島炭礦の惨状  (前編)
    第3話      高島炭礦の惨状  (後編)
    第4話      三菱長崎造船所の争議
この作品には一部読みにくい漢字や表現等がありますが、著作物の歴史的価値を考慮して、  
制作当時(1972年/昭和47年発行)の内容のまま、一部抜粋編集し 掲載しております。  
各話数かサブタイトルのところをクリックすると、拡大するので読むことができます

富山県の漁師の女房たちによっておこされた“米騒動”、こんども又 富山県より“電灯料金値下げ”運動が! 1930年、不景気のドン底におちこんでゆく長崎でつづけられ ……  第13話 電灯料金値下げ運動おこる ご期待ください。
    第5話     香焼炭礦争議 と 今村 等          
    第6話       労働問題研究所の開設 
    第7話       長崎電鉄争議 
    第8話      印刷技工組合結成と“印刷ゼネスト”(前編)
    第9話      印刷技工組合結成と“印刷ゼネスト”(後編)
第一部 明治編
労働運動 明治
第二部 大正編
労働運動 大正
長崎労働組合運動史物語
労働組合の歴史へ 
現代の物語を読む
次回予告:
第三部 昭和編
労働運動 昭和
   第10話     長崎のメーデー          
   第11話     長崎の仲仕争議
   第12話     長崎における労働運動の分裂
         
         
日本の労働運動は長崎から! 初期の労働組合とは?労働運動の歴史を
労働組合発祥の地である 長崎の黒歴史とともに無料で紹介します。


戦前から戦後の日本の労働運動はどういうものか、当時の労働組合の作り方や労使の関係とは。
もともと労働組合は厳しく酷使された労働環境をなんとかしようと、労働者によって作られました。
ストライキやデモを行い、労働組合が会社や資本家と闘った結果、現在の労働条件となっています。


労働組合の原点を読んで、労働者と資本家(経営者や使用者)との本質を考えてみませんか!

番組予告 : 明治編 : 第1話  明治19年(1886年)渡米した房太郎。 彼の目に映った当時のアメリカは、脅威であった! アメリカの労働組合は5月1日「8時間労働制」を要求しストライキしていた! アメリカ資本主義の富と文明、そこで働く労働者の生活状態など、日本の労働者と比べ雲泥の差があることを発見! その後、日本でも労働組合を結成する時機が到来したと判断し帰国。 アメリカの労働運動の実情と、労働組合の作り方について活動。 日本の労働者の現状を見て、日本社会の組織は平等を欠きたる状態を論じて、改善するように提示している…… 第2〜3話 高島は長崎市郊外に浮かぶ周囲4キロ程の小島で、明治14年(1881年)4月、岩崎弥太郎に譲渡され三菱の高島炭礦となった。 資本家にとって労働者、炭礦夫は「働く機械」であり無限の馬力を発揮する道具であった。 労働者をひどい低賃金で酷使し、虐待を加えていた! 労働条件が悪かったので、脱島 つまり島より離れようとするが、脱島の途中発見され捕われた者は、苛酷な制裁が加えられた! 当時の高島炭礦に働く坑夫たちは、一個の牛馬とおなじく働く奴隷のようなものであった……  第4話 明治17年(1884年)明治政府は岩崎弥太郎の三菱社に貸渡して経営を委託した。 明治40年三大争議のひとつ、三菱長崎造船所のストライキ。 足尾や別子銅山の坑夫のように暴動化して、ついに軍隊の出勤を招き、首謀者が裁判にかけられ、労働者が敗北したのに比べ、このストライキは整然とした闘争に特色があった……  以上、第1部は4話構成で明治時代の長崎を背景にお届けする! 各話を今すぐクリック!
番組予告 : 大正編 : 第5話  大正9年(1920年)11月30日〜12月1日に香焼炭礦事件がおこる!  この香焼炭坑にいつごろからか、のちに労働運動の大御所となった今村等がいた。 坑夫たちとのあいだに乱闘が起こり、日本刀を振り廻わして坑夫らに切りつけた! 事務所の窓ガラスを破壊して、突入し、机、椅子、器物など片っぱしから破壊した! 今村らは交渉を中止して制止につとめたが、怒った坑夫たちはなかなか静まらない! 今村らの運命はいかに……  第6話 一人の青年が今村のところを尋ねてきた。 青年は今村に学んで、労働運動をやりたいといった。 マルクスやエンゲルスのことなど話した、この青年こそが伊藤卯四郎であった。 今村等らが『労働問題研究所』の看板をかかげ、最初に相談をもちこまれたのが長崎電鉄争議であった……  第7話 大正15年(1926年)7月9日 長崎電鉄従業員のストライキがおこる。 争議が長びき、解決つかねば変電所が爆破される?! 電車にブツつけて大破させるという事故もあいついで、争議にあせりが!今村等、伊藤卯四郎らが連日のように 激励応援にかけつけるが……  第8〜9話 大正15年(1926年)長崎市において、印刷工の争議がおこり、長崎市における印刷技工の、大ゼネストに発展してゆくのである。 ひそかに、「労働問題研究所」をたずね、組合づくりを相談した。 諸君!われわれ労働者は牛や馬ではない!又資本家の従卒的 奴隷ではない!人類愛を無視した現代社会から 一歩でも きりぬけようと労働者は、団結し 一団となって資本家にあたるほか道はない! 当時の市内では もっとも大きな印刷所でも賃金不払いや、遅延がおこっていた……  以上、第2部は5話構成で大正時代の浪漫をお送りする! 各話を今すぐクリック!!
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