長崎県平和運動センター 事務局長
「昨日、とんでもない事件が起きた、第479回目、9の日座り込みを始めたい。 今年の原水禁大会
 は通常通り3日間、全国に参加を呼びかけて進めているところです。 私たちの運動は夏が本番。
 後ほど、安倍元首相の射殺事件に対する声明文を読み上げてもらいます。」


長崎県平和運動センター 副議長 (長崎県職員連合労働組合 執行委員長) 

「安倍元首相が、選挙中に銃撃され亡くなられた。 痛ましい事件、暴力による言論封じ込めは絶対
 に許されない。 ご冥福をお祈りしたい。 ロシアのウクライナ侵攻から4ヵ月。 ロシアに乗じて
 日本政府は防衛費を倍に引上げ、10兆円に上げようと動いている。 世界の軍事費は、アメリカ、
 中国、日本が3番目になり危険な状況となる。 自衛隊は入隊が減り、33歳まで引き上げている。
 いくら武器を揃えても一緒。 暮らしの方に税金を使ってもらいたい。 核無き世界、核廃絶を目指
 す意義を共有し、締約国会議に日本が参加し、核兵器禁止条約を呼びかける必要がある。」
 

    
9の日すわりこみ
9の日座り込み
どなたでも参加できます。


平 日  12:15〜12:45
土日祝 10:30〜11:30
原水爆禁止日本国民会議 共同議長 (長崎県職員連合労働組合 元執行委員長)
「安倍さんが昨日亡くなり、長崎での本島市長と伊藤市長、2度の銃撃事件を思い出した。 安倍さん
 には2017年、被爆者5団体の要望書を手渡した。 核兵器禁止条約に、当然わが国は賛同すると
 思っていた。 しかし政府は賛同せす、怒りで腹が立った。 核兵器の恐ろしさをどう考えているのか。
 唯一の戦争被爆国の総理。 私は安倍さんに、どこの国の総理ですかと強い口調で申し上げた。 
 被爆者の一人として、総理に言って間違っていなかった。 民主主義下にあって、当然の行為をした。
 しかし、昨日の発砲事件、暴力で言論封鎖するとは絶対に許される事ではないと、強く申し上げたい。」


多長被爆体験者協議会 副会長 (被爆体験者訴訟 第一陣原告団)
「395人いた運動も体調が悪くなり、亡くなった人もたくさんいます。 長い間、みなさまの応援を頂い
 て18年くらい。 28人が裁判をやって少しずつ前向きに感じております。 広島が認められ1年にな
 る。 長崎に黒い雨が降っていないとは、なんと言う事か、憤りを感じる。 事実はハッキリしている。
 多大な死亡者、病気を作ったのが、なぜワカランのか。 年内の決着をよろしくお願いします。」


多長被爆体験者協議会 会長 (被爆体験者訴訟 第二陣原告団)
「私たちは当時、12km圏内で被爆したのに旧長崎市以外は被爆体験者と言われた。 被爆体験者
 は被爆者です。  これからも、ご支援をよろしくお願いします。」
 
第479回 反核9の日座り込み


日 時 2022年7月9日(土)10:30〜11:30
場 所 平和祈念像前


主 催 長崎県平和運動センター/原水禁長崎県民会議
最後は参加者全員で団結がんばろうを行って終了。 次回は2022年9月9日(金)12:15〜
コロナ禍で長崎市の感染者数は増加しています、気温もさらに上がりつつあります。
体調が悪い方は、無理をなさらない参加を、お願いします。

    
長崎地区労 書記長  『安倍晋三 元首相 射殺事件に対する声明』 (一部抜粋)
「昨日7月8日午前11時30分、自民党の安倍元首相が、奈良市で参院選の街頭演説中に銃撃され、
 搬送先の病院で午後5時3分死去した。 2020年9月に首相を退くまで、絶大な権力を手にした。
 在任中は集団的自衛権の閣議決定や、安保法制の強行採決など、私たちは安倍政権打倒の闘い
 を続けてきた。 また、 森友加計学園 については、本人の説明もないまま世を去った。
 しかし、民主主義の根幹である選挙戦の最中に、銃弾で言論を封殺する行為は断じて許す事はでき
 

 ない。 考え方や政治的主張が違おうと、暴力によって人の、いのちを奪う事はあってはならない。
 蛮行により、いのちを奪われた安倍晋三氏に対し、謹んで哀悼の意を表したい。 長崎では1990年
 1月18日、昭和天皇の戦争責任発言をした、本島市長が市役所で右翼の銃弾により瀕死の重傷を
 負った。 2007年4月15日、伊藤市長も選挙中に暴力団の銃弾により死亡している。 民主主義
 に真向から敵対する行為には、断固抗議し、毅然と立ち向かわねばならない。 憲法で保障されて
 いる言論や表現の自由を守り、平和で豊かな世界の実現の為、これからも闘い続けていく事を誓う。」


11時2分、被爆者手帳友の会と、観光客のみなさんがロープを引いて、長崎の鐘を鳴らし黙とう…
 
平和活動支援センター 所長 (被爆体験者訴訟 相談役)
「昨日、市長と面談し厚労省の報告を聞きました。 広島と長崎の状況は、黒い雨が降ったか降らない
 かで分断を画策しようとしている。 みなさんの支援で、もう一歩頑張りたい。 今日は土曜ですが模
 擬試験で高校生の参加は1人。 ウィーンやNPT再検討会議など、通訳で活躍するOB・OGたちが
 参加しています。 この間429名の平和大使、署名やいろんな活動を支えた高校生は約6千人。 
 長崎からスタートした運動、花が開きつつある実感。 原水禁大会に、高校生も参加して頑張りたい。」


第23代高校生平和大使 
「大学生になりました。 昨日の事件、暴力では解決しない。 平和のバトンを繋いでいきたい。」
第21代高校生平和大使 
「大学生として、平和の活動に参加して被爆体験者の事も学んでいます。 これからも深めていきたい。」


高校生1万人署名活動実行委員会

「今日、初めて9の日座り込みに参加しました。 これからも、がんばっていきたいです。」
第19代高校生平和大使
「4年前に活動していました。 マレーシアの大学で国際平和学を学び、新しい継承の形が必要です。
 ココに帰って来るとホームだなって感じです。 帰って来た時には、みなさんと参加したい。」