佐世保地区労 事務局長
「昨日、19日に原子力空母が9年ぶりに佐世保に寄港した。 雨の中、陸上闘争と海上闘争を
 行いました。 集会の後、シュプレヒコールを行い、デモ行進を行います。」


長崎県平和運動センター 議長
「県内外、各地からの参加ありがとうございます。 昨日から広島でG7首脳会談が行われる中、
 アメリカの空母ニミッツが寄港する状況。 原子力空母の狙いは、日本と同盟国を内外に示す
 目論見。 原発を抱えて動いている艦。 出力90万KWで、福井県美浜原発と同程度である。 
 放射能漏れ事故が起きれば、相当被害を受けるので、危険性は高い。 寄港は認められない。」
  
  
佐世保現地闘争本部 本部長 (つつみのりこ 長崎県議会議員)
「4月の統一選で2期目を当選する事ができました。 県議として5年目に入り、本部長を引き受け
 ました。 昨日、入港した19日という数字は、1968年1月19日、佐世保にエンタープライズ
 が入港し、全国からたくさんの人が終結した。 (エンプラ闘争) 毎月19日に行進しています。
 通算664回目の佐世保での取り組み、昨日も18時から座り込みの横を通りました。
 どんどん憲法違反の軍事大国化しているが、他に予算を回すべきと感じています。」


フォーラム平和・人権・環境 事務局長

「日本は戦争の反省にもとづいた専守防衛。 非核三原則で、世界から一定の信頼を得てきました。
 自民党など保守層は、戦争には負けたが大義は間違っていなかったと言う。 アメリカと中国の
 覇権争い。 自衛隊はアメリカに軍事協力するんでしょうか。 軍事演習で緊張を高めている。
 日本国民の為と言いながら、アメリカを守る軍事。 アメリカを守る米軍です。 私たちの憲法、
 法律にもとづいて、私たちの為に税金を使うのは当たり前。 アメリカに使っても平和にならない。」
沖縄平和運動センター 事務局長 (全国基地ネットワーク 事務局次長)
「核のフットボールが持ち込まれたと、被爆者の怒り。 慰霊碑に献花しても、左手には核を持つ
 許しがたい現状です。 G7に、ゼレンスキー大統領の招待は、戦争終結の為なのか。 
 さらなる武器供与を求めるでしょう。 一刻も早い停戦が求められる。 沖縄には月1回、
 米原潜が入港してきます。 復帰後631回目となりました。 このままでは日本全基地化を
 完遂される。 安保3文書は戦争する国にさせる、変貌を許してはなりません。」


鹿児島県 護憲平和フォーラム 事務局長 (九州ブロック労働組合連絡会議)
「九州各県での基地問題。 福岡では築城基地の滑走路延長。 佐世保では水陸機動団のさら
 なる配備。 大分・日出生台の実弾演習は、規模が年々増えている。 鹿児島では無人機の
 配備、奄美のミサイル基地建設。 馬毛島も工事が始まり、基地推進派まで、こんなハズでは
 なかったと、様々な問題を抱えています。 台湾有事を煽るが、半導体を渡したくないアメリカ。
 中国に内政干渉している。 全国どこにでも今は、基地が近くにできる可能性がある。 
 税金が無駄に使われている。 社会保障費に使うよう、運動を広げてもらいたい。」


佐世保地区労 副議長
「集会決議(案)を読み上げます。」 (下記に一部抜粋)
佐世保が核艦艇寄港基地として強化され、核搭載可能な原子力艦艇の寄港慣らしによって
非核三原則がますます空洞化される事や、市民生活・経済活動が抑制され、軍事的な動きが
優先される状況が強まることを容認できない。 動く核基地・動く原子力発電所である原子力
空母は、核と人類は共存できないという、基本理念と相容れない。 佐世保寄港に強く抗議する。 




前回、2014年のはコチラ  抗議集会&海上デモ   抗議集会  追い出し集会
原子力空母ニミッツ佐世保寄港反対 九州ブロック集会


日 時 2023年5月20日(土)14:00〜16:00
場 所 佐世保市松浦公園


主 催 長崎県平和運動センター/佐世保現地闘争本部
 
△2023.5/19入港時の海上闘争
 (空母の周辺海域で11隻が抗議)
5月19日朝、米海軍原子力空母ニミッツが佐世保に入港した。 原子力空母の寄港は2014年
8月以来、9年ぶり、1968年エンタープライズ寄港から通算16隻目となる。
東シナ海に面した佐世保港に寄港させ、中国をけん制するものと言われている。 
佐世保が軍事拠点となることを、私たちは断じて容認できない。 強い憤りをもって抗議する。