長崎地区労 書記長
「労働組合の弱体化の中で、組合の役割を強化する必要がある。 今回は
春闘討論・学習会でも配布している
月刊労働組合の編集長がまとめ的な内容で講座を行います。」
長崎地区労 議長
「闘争があっている時は、交渉、デモ、裁判のしかたが参加するだけでわかるが、労組自体がなかなか最終闘争
まで結びつかない。 職場闘争が減り、力自体が落ちてきている。 原点に帰りやっていこうとやってきた。
賃金が下がり労働者にキツイ時代、職場で闘う体制と力を! 本日は多数の参加ありがとうございます。」
月刊労働組合 編集長 『当面する情勢と労働組合の課題』
「圧倒的多数が労働者。 賃金が下がり、消費が上向くはずがない。 賃金が下がるとより安い物しか買わなくなる。
これがデフレ。 非正規が増え、雇用も減り、もっと買わなくなる。 この繰り返し。 不況とは何かという説明は新聞
でもなく、不況はみんな金がないという意味ではない。 需要側の労働者に金がないのが問題。
労働者にいかずに大企業に溜まりすぎている。 大企業は多数の関連子会社の株を所有し支配している。
残りは子会社から金融危機をおこしたファンドに回り、 日本企業だけで、130兆円の余った金を投資に使っている。
マスコミが騒ぐので取材拒否でしたが、ようやく大阪市の各組合に取材に行き、
月刊労働組合5月号に掲載しています。
(大阪で労組に対し行われている重要な詳しい状況の話をされました。)
JAM(機械金属産業を中心の産業別労働組合)では、組合員全員の賃金を調べて全数調査に基づき定期昇給分が4,500円。
この10年間で7,500円下がっていることを明らかにし、それを5年間かけて回復するために、1,500円以上の改善要求項目を
たて、今春闘では、6,000円以上(4,500+1,500)で闘われた。 皆さんの職場でも調査をして、同じようにできる。
香川県の保育所の臨時職員が労働組合を結成し、毎年の春闘で賃金改善要求し、月給制・定期昇給制度と一時金を勝ち取り、
均等待遇を求め続けている。 この取り組みは自治労香川県本部の支援を受けながら行われた。
地域の中で統一闘争をもう一度やる事が、春闘を復活させデフレ脱却になる方法。
長崎地区労 議長と書記長から、今期の第1〜6講座すべてを受講された方に記念品が渡された。
今回は、全自交長崎県タクシー労働組合の2人が満講しました。
次期の労働講座は秋頃に再開予定。 満講をめざして次回も参加をよろしくお願い致します。
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