第44回長崎地区労 春闘討論・学習会


日 時 2015年1月24日(土)13:00〜 25日(日)
場 所 ながさき式見ハイツ
主 催 長崎地区労
春闘討論・学習会
長崎衛生公社労働組合 執行委員長
「中小共闘議長と地区労執行委員に就任しました。 減車・減員の提案があり、交渉に自治労や地区労
 に入ってもらい当局へ根拠の説明を求めました。 汲み取り件数が減るとの見込み計算であり、現実に
 件数が減っているならわかるが、見込みでは困ると強く主張してきました。」


全国一般長崎地本労組 長崎地区合同支部 書記長
「雲仙みかどホテル組合の件は最高裁の判決で勝っても、賃金さえ払えば会社が戻さない限り職場に戻
 れない。 日本の法律はおかしい欠陥、職場に戻す救済ができない。 労働委員会で和解に向けて話
 合いをしています。 和解が成立するのにもうしばらく時間がかかる。」


長崎県教職員組合 長西総支部 書記長
「教員は残業代がでません。 残業調査で小学校で37時間/月、中学校で53時間/月、超過勤務して
 います。 持ち帰り仕事したり部活の指導で土日もでたりで、なんとかしてほしいとあります。 80〜10
 0時間もいて、10人の1人が過労死寸前の勤務です。 精神疾患による病休者が36人もでています。
 メンタルでの病休者をみんなでカバーしていますが、みんな限界です。 仕事量を減らさないと無理が
 でていて過労死が出ると心配しています。 部活を減らすには、保護者の賛同を得られるかあります。」 
長崎県タクシー労働組合 執行委員長 代行
「構造改革規制緩和とあり、九州運輸支局にタクシーだけでなくバス・トラック・JRなど交通関係の組合
 で申し入れ、回答をもらいました。 春闘に関しては組合員にアンケートを出し集約中です。 経営側に
 月額1万円UPや、定年延長など要求しようと思います。 県タク労組のタクシーご利用をお願いします。」


九州商船陸員労働組合 執行委員長
「会社は累積赤字があり解消したら還元すると言ってるが、競争会社の撤退や燃料の油代も下がってい
 るのに会社は出す様子はなく、株主になどと言っています。 今年の春闘とボーナス交渉は本腰を入れ
 てやり、交渉で訴えていきたい。」


全造船機械労組井筒造船分会 青年部長
「昨年は若者中心に上がりました。 今年の春闘は年齢給の確立を図ろうと思っています。 回答が7〜
 8月になり遅いので、アンケートを実施し3月前には要求して団交しようと動いています。 会社は厳しい
 状況にあると言うが、少しでも賃上げしてもらうように、がんばっていこうと思っています。」
 
最後に全員で団結がんばろうで閉会しました。 交流会が始まり、参加の各組合員が順に紹介されて
最後に全員で、労働組合歌の『インターナショナル』と、『がんばろう』を合唱しました♪


長崎地区労 副議長
「自治労長崎県本部の春闘討論・学習会が昨日から今日の午前中まで行われており、午後からは20
 15年春闘について学習し討論して、長崎地区の地域でも連帯して交流を深めて頂きたい。 」


長崎地区労 議長
「連合ができて25年。 総評が無くなり地区労もほとんど無くなった。 昔からの労働運動をしているの
 は地区労で、闘う運動をしているのは少ない。 憲法改悪や脱原発など今の労働運動はどうなのか。
 大企業への法人税は安くして、消費税が上がり私たちの生活は苦しくなる。 ちょっとの要求や少しの
 賃上げではダメで、実質賃金を上げ生活できる賃金を上げていくのが大事です。 利益に応じてベー
 スアップを考える方式はマズイ、生活にいくらベアが必要なのか各組合は春闘方針を立てて頂きたい。」
長崎県労働組合評議会 元事務局長 (長崎県労働金庫 元理事長) 『労働・平和こそ私の原点』
「私は全逓、今のJP労組から県労評へ、今の平和センターから労金に10年間お世話になりました。
 現在は各組合OB・OGである退職者の会、長崎県高問連の会長をやっています。 春闘は60年還
 暦を迎え春闘はどこに行くのか。 1975年連日ストを行い、新幹線も止まった。 管理者など第2組
 合の妨害を受けながらピケを張り闘ったが以降、連戦連敗となり1990年に連合ができて連合春闘
 となります。 県労評を辞めて25年、見えにくい元気のない春闘。 春闘とは総評、県評、地区労が
 作った財産で大事にしたい。 連合になり春闘が労働運動の中心になっていない。 労働運動の停
 滞は目を覆うばかりで、春闘ゼッケンや檄文、赤旗を見る事もないのが現状。 春闘を批判していた
 組織の幹部が、今の連合の役員。 総評は政治闘争ばかりと批判していたが、今の連合で労働者が
 良くなるわけがない! 1980年代から統一の動きがあり、ウイスキー水割り論で水で割ると飲みや
 すいと言われたが、今の連合を水と言っては失礼だが水になってしまう恐れはないのか。 みなさん、
 今の連合はどこに行っていると思いますか、私は見えない。 長崎県では最後まで県評を守ろうとし
 たが、全国で47番目に連合長崎が結成した。 みんなが団結して労働戦線を統一したが、なってい
 なかった。 当時、労働運動の中核になる30代・20代はいなくて60代の定年近い人がリードして
 結成し、私は首をかしげた。 今の役員の成り手がいない、青年部が元気がない根源はそこにある。 
 連合結成で労働者は喜ばず、敵ともいえる自民党幹部がバンザイして大はしゃぎした。 安倍さんが
 メーデーや新年会でしゃべっている。 闘う労働組合なら呼ぶべきではない! 賃上げとは闘いであり、
 今後も変わらない。 2千万人を超える非正規労働者は賃金は上がらず消費税に潰されようとしている。 
 最も汗をかいている人への時給を上げるべき。 連合方針、当時の方針と中央の方針はかなり違って
 いる。 みなさんで意見交換された方がいい、このままではいけない。 先輩方が作った労働運動を継
 承、発展させないといけない。 政治闘争をやらないと重要な事はできない。 核兵器廃絶はどこの団
 体も言えるが、原発はいいと言う団体もある。 3・11以降は、ほとんどの団体は脱原発で、これまで
 原発は良いと言った人が20年前から反原発ですと言う顔をしている。 間違っていましたと言ってもら
 いたい。 労働組合が署名が苦手になり、国鉄分割民営化で何千万と集めたのに今や署名さえも取り
 組めない組織になった!選挙でも言えるが、それほど弱っている。 自分の組合員数もとれず、組合員
 が選挙していない。 臨時や非正規労働者に真剣に向き合ってもらいたい。 同じ働きをして賃金が低
 い、ここにメスをいれない限り発展はない。 政治闘争や選挙闘争に、国民運動をがんばって頂きたい。 
 9の日すわりこみを始めて36年、平日にこれないなら土日、年に1回くらいは来てください。 核が無く
 なるまで引き継いでいただききたい。 仲間を信じ仲間とともに歩いて、労働者は労働者を信じ、最後ま
 でともに歩いていただきたい。」
   
長崎地区労 書記長
「44年目の春闘討論・学習会です。 これまで企業が儲かっているのにベアはなかった。 昨年3月に
 大手は妥結し獲得できたが、中小は定期昇給もなく要求書が出せない組合もあり厳しい戦いとなった。
 要求額の根拠抜きでは迫力ある要求、交渉にならない。 連合になり産別・自決になっているが、大手
 中小がどれくらいかで公務員が決まり、各県の最低賃金も決まるので、未組織労働者にも影響する春闘。
 資本家と経営側は、労働組合の弱体化と労使協調路線を狙い、春闘や闘う労働組合を潰そうと攻撃して
 くる。 労働組合の存在を示し、春闘は守らなければならない。 
 労働者の4割が非正規になり正規は22万人減少している。 年収200万以下のワーキングプアが30万
 人に拡大しているのが現実です。 消費税や物価高を考えれば実体経済に追いついていない。」  
長崎県職員連合労働組合長崎支部 書記長
「総合的見直しで4月にいきなり2%の理不尽な引き下げ。 九州各県と比べ昇給スピードは遅く、55歳
 で昇給停止の勧告があり厳しくなる。 国の方で決められると覆すのは難しい。 国の圧力で無理やり
 減らされ、仕事量は減らない。 600人の非常勤を安く雇い職員の代わりをさせている。 賃金や労働
 条件の改善を図り、運動を進めていきたい。」


長崎市役所職員労働組合連合会 執行委員長
「長崎市は徹底して人を削減して、住民票の窓口など民間委託されています。 行革でいろんな分野が
 民間となっている状況です。 昨年から合理化闘争の交渉をやっています。 闘いを構築し、なにかひ
 とつでも成果を得られる闘いをしていきたい。」


西海市職員組合 執行委員長
「県職の内容を踏襲した妥結内容で、55歳からの昇給停止も飲む事になりました。 これまで先輩方が
 交渉し、勝ち取った部分も解消したいとあり継続協議として対応したい。 西海市職にも臨時非常勤が
 1割強いて昨年末から組合加入を促進して、組織力をあげていこうと取り組んでいます。」  
郵政産業労働者ユニオン 書記長
「非正規労働者の正社員化と均等待遇を求めて闘っています。 正規とはかなりの差別があり、試験を
 受けるにも狭き門で、合格しても限定正社員が創設され逆転現象で賃金は下がります。 正規と非正
 規の不合理があってはならいと裁判を闘い、経団連側も4大法律事務所から弁護士を集めるという事
 で、総資本VS総労働の負けられない闘いとなっており、地区労の各組合に署名をお願いしています。」


全日本造船機械労働組合三菱重工支部長崎造船分会 執行委員
「大企業の実態はどうかと、退職者もサポートをしています。 基幹労連は賃上げは隔年要求で2年に1
 度しかしていない。 今、政府も経団連も出すと言うのに三菱は儲かっているのに要求見送りで、この
 6年間の実質賃上げはわずか4千円。 大手労組が要求し闘わないのがネックとなっている。 グロー
 バル化で会社が組織を改編し、分社化し合併を盛んにして人員配置している。 職場アンケートで、出
 向に転籍や異動で将来設計が立てずらいなど、賃上げ要求をしてほしい等の声が寄せられました。 
 内部留保金の0.7%で約7万5千人を1万円の賃上げが可能で、1%だと3千7百人の雇用増できま
 すが、そういう事に対し会社の言うとおりなら組合の存在意義が問われている。 私たちの組合は人
 数は少なくなりましたが、重工の中で闘う労働組合として労働者の権利を守るため声を出しています。」