長崎地区労 副議長
「長崎バスユニオンの闘争支援集会に、寒い中お集まり感謝申し上げます。 開会させて頂きます。」
長崎地区労 議長
「地区労議長になって初めての仕事が、
本社前抗議集会でした。 交通運輸関係の合理化攻撃は極
限になっています。 長崎バスでも労働者の切り捨てに既存の組合が実力を発揮できない中、長崎
バスユニオンが結成され、闘争を始めた。 よくぞ決意してくれた!労使が対等に向かい合う事を、
待っていた人は多かったと思います。 私も入りたいという人は多くいるに違いない。 労働者側から
の提言は会社にとって、中長期的に見るとプラスになるはずです。 中学校で長崎バスの運転手さん
がお父さんにいる生徒に教えています。 家族や地域にも影響を及ぼします。
地区労各組合が、一丸となって闘いぬきましょう!」
中川弁護士 (諫早総合法律事務所)
「長崎バスユニオンができる前から、懲戒解雇無効の裁判で闘っていました。 県の労働委員会は
どうなっているのか。 2年前に申し立てした車両の差別事件。 組合を変わると担当車両を降り
ないといかん。 少数組合は組合事務所もなく、多くの組合差別があった。 これまで会社側は、
主張も尋問も矛盾だらけで、なぜ組合が変わると担当車両と連動するか説明ができなかった。
合理性がなく誰が聞いてもオカシイ話。 和解の話も組合が目指しているのは差別のない職場。
労働組合法だと1年3ヵ月が中央の目安で、もう命令が出ていないとオカシイ。 県労委は車両
問題しか考えていなかった。 他の問題について準備していなかった。 過去最高の文書量で、
命令の時期が早くて来年6月、遅ければ9月になると申し立てから2年半以上となる。 会社側
の引き延ばし作戦もあるが、遅れているのは県労委の問題。
パワハラ解雇問題裁判は3年か
かりました。 勝とうと丁寧にやると裁判とは時間がかかるモノ。 辛抱して支援して頂きたい。」
長崎バスユニオン 執行委員長
「組合を立ち上げて3年。 モノ申す組合に対して会社は、当初から利害が一致するので多数派組
合と一緒にやってきている。 全面ストを5回、腕章着用し2年半、お客さんからの支援の声や、
たくさんの応援が嬉しく自信に繋がり、ありがたいと思う。 以前は会社の悪口を言うと、誰かが
チクリ、本社に呼ばれ不満ならヤメロと職場で声も上げられなかった。 ストや街宣に集会もやり
残業差別も無くなった。 乗務員不足で50名足りない中で、ボーナスを貰ったら辞める人もいる。
人が足りないから公休出勤してくれという状況。 平等に扱ってくれれば対応できる。 裁判して
るダイヤ状況じゃない、会社は早く気が付いて車両問題や組合差別を解決しないといけない。」
長崎バスユニオン支援共闘会議 事務局長 (長崎地区労 書記長)
「結成前から相談にのり、長崎バスユニオンが結成された。 組合差別などは地区労に対する攻撃だ
と
支援共闘を結成し、各組合・団体組織と闘争支援をしてきました。 闘争が長引く中、労使紛争の
正常な解決を目指して、県の労働委員会と裁判闘争を継続して闘っている。 今後、会社をどう追い
込んでいくのか、いつでも闘える体制をつくっていきたい。 第2次の支援カンパにもご協力頂きたい。」
最後に参加者全員の団結ガンバローで終了しました。