中小共闘 事務局長 (長崎地区労 書記長)
「今年の2020春闘では、
春闘討論・学習会を行い、
3・1ビキニデーで春闘勝利集会とデモ行
進に、各組合が交代で地区労車による街宣と、鉄橋で
労働相談のビラ配布をしてきました。
大手トヨタも一律のベアから、評価制度にすると組合側から示されるなど、企業側の言いなり
の労働組合となり、春闘の再構築を図らないといけない。 中小各組合の団交に入っている
が、厳しい春闘の結果となった。 最低賃金も長崎県では難航し、8月7日に3円引き上げて
793円で決着となった。 最賃でも生活できる基準を見直していかないと、1時間1000円
でも年間200万円を切る。 春闘の上げ幅で、最賃が決まるので労働組合は大幅賃上げを
勝ち取る必要がある。 中小は定期昇給がない所も多く、春闘で賃上げを要求し、しっかり
勝ち取りたい。 井筒造船労働組合は、60歳すぎて再雇用でも賃下げはなく、一時金も下
がらない。 他の組合も参考にして、要求することが大事。 長崎県の組合の組織率は13
%で、労働組合がない職場では経営者の勝手で残業代もなく、首が切られる。
未組織労働者を組合に入れて、組織化を図りたい。 闘う労働組合が求められている。」
議案審議・年間活動方針案が承認され、スローガン確認を行った。 役員改選で退任あいさつ
後に、中小の各組合から2020年度新役員が勢ぞろいして、順番にあいさつを行った。
最後は参加者全員の団結ガンバローで終了しました!