長崎地区労 副議長
「2018春闘の提起の後に各組合の課題を順に報告をお願いしたい。 終了後、懇親会を行います。」


長崎地区労 副議長
「日本教職員組合の第67回教育研究全国集会が静岡県で3日間の日程で開催されており、議長が
 参加しています。 2018春闘は緊張感ある取り組みをしていきたい。 労働者の闘いが本当に多く
 なっており目白押し、組織労働者として支援して勝ち取り解決していきたい。 満州事変から多くの、
 いのちが失われて出来た日本国憲法。 憲法改悪の正念場にきている。 失われたいのちを無に
 するかのような、憲法改正に抗っていきたい。」
長崎地区労 書記長
「2018春闘は、中小共闘に力を入れ、賃上げの妥結額を上げて加速させる為、春闘の回帰が必要。
 非正規をはじめとする社会運動にしないといけない。 全体的に要求額が低く、中小の底上げがで
 きていない状況。 デフレの原因は非正規雇用が増えて低賃金となっている。 経団連も賃上げが
 低いとしている。 昨年は妥結0円や要求書が提出できない組合もあった。 春闘は労働組合にと
 って、組合の存在意義が問われる。 職場や地域の交流の中から要求額を出す闘い、労組による
 春闘交渉しだいで、最低賃金の改定基礎に大きく繋がる。 毎月のベースアップにこだわり、春闘
 の歴史を踏まえて、個別の産別自決でなく、春闘の再構築をしていかないといけない。 


 春闘の歴史は8単産共闘として闘う歴史。 国民春闘で統一ストライキが行われ闘いが進められた。
 ひとつの組合だけでなく全体でストを行う事で、大幅の賃上げを獲得してきた。 日経連は春闘を雇
 用か賃上げかと労使協調路線で、総評の弱体化を狙い解体が行われ、1989年に連合が結成した。
 経営側は春闘は終わったと、連合も春闘と言う言葉を使わないが、労働組合にとって春闘は大切な
 取り組み。 安倍政権以降、2012年と比較すると3.9%下がる実質賃金低下で、3%賃金が上が
 っても実質マイナスとなっている。 労働者が産み出した利益が企業に貯まっているのは大きな問題。


 中小の労働者や非正規やパート労働者にまで回っていない、社会的配分が歪んでいるのが問題。 
 経営者は利益を追い求め、労働者を使い捨てにするので、経団連と対決する姿勢が必要です。 
 労働運動は労働組合だけの限定ではなく、組合がない未組織労働者も受け止めて運動する春闘の
 闘いが必要となっている。 自分の労組の利益だけでは社会運動とならない。 長崎県内は労働組
 合の組織率が13.2%と低く、中小の99%は労組がない。 平和なくして生活の安定なし。 生活
 と暮らしは守れない。 反戦平和の闘いも労組が先頭に立って闘うのが重要、方針を提起したい。」
 
長崎県タクシー労働組合 書記長
「タクシーの賃金体系はA型B型とあり、B型賃金はオール歩合で一時金や退職金がありません。
 足切りとはノルマで最低限、会社に必要な分という全国の賃金体系。 長崎市内の売り上げ平均は
 1日25970円。 隔日勤務で月35万円の売上げの半分くらいが賃金となっています。 全国平均
 55歳で若い人は入ってきません。 会社が支部単位で組合を脱退させる組織破壊攻撃があり、裁
 判闘争をして組織防衛しています。 ライドシェアが日本へ導入の動き、他の国ではタクシーがすぐ
 に来る状況でなく便利だと言われている。 個人事業主にされ雇用保険もない、労働者の権利がな
 くなる状況に陥る危惧がある。 タクシー会社を排除する動きは産業破壊につながる。」


全国一般長崎地方本部労働組合 長崎地区合同支部 副委員長  
「後藤運輸分会で2つの問題。 前分会長は労災で休職から職場復帰し、大型クレーンやトレーラーを
 3年も運転していたが会社は職務につけないと解雇してきた問題がある。 もうひとつは現分会長が
 総務の事務職で、香焼から神の島への不当配転問題。 就業規則は会社都合でできているので、
 闘って労働協約を確立する必要がある。 労働協約はただの紙キレではない、組合のいのち。 
 仲間と協力して、団体交渉をやっていきたい。」


全国一般長崎地方本部労働組合 長崎地区合同支部 シーボルト大学分会 分会長
「長崎県立大学シーボルト校で、システムエンジニアをしています。 雇用形態は1年契約で毎年試験
 があります。 無期雇用に転換すると言われていましたが、大学の方針で無期にできないので、新し
 い仕事を探してくれとなりました。 弁護士に相談し、労働組合を紹介され加入して団交をしました。
 団交の結果、次の更新はありませんと言っていたが試験を受ける事ができて2人とも合格できました。 
 組合に入らず何もしなかったら、 雇い止めで仕事がなくなっていた。 長崎大学が5年の上限を廃
 止しています。 全国の大学には有期雇用でたくさん働いています。 今後もよろしくお願いします。」
 
全日本造船機械労働組合 三菱長崎造船分会 執行委員長
「勤続45年になります。 私が入社した頃は進水高が世界一だった。 大型客船を1000億円で受注
 し、2742億円の損失を出し建造撤退となりました。 1日延びればペナルティ5000万円。 多くの
 外国人労働者が長崎に来て、通訳の200人は時給2千円。 1日の日給を5〜6万円貰う外国人労
 働者もいました。 上京して本社に行き定昇を60歳までしろと、55歳から10年もなしで働けとは。
 企業内最低賃金18万円、日給9千円以上を掲げ、一時金も5.9ヵ月は取れますが、8.0で要求し
 ました。 品川に移り15年、本社ビルも売却し賃貸とは情けない。 後輩たちもいつ飛ばされるかわ
 からない状況。 私もじん肺患者で、20年前からの闘いで企業内保障ができました。 下請けにも
 じん肺・アスベストの保障をしなさいと要求しています。 昔は工場内でデモもやり、40年前の春闘
 では2万5千円で満額、今なら30%で10万円以上の賃上げを勝ち取った事もありました。」


長崎県土地改良事業団体連合会職員組合 会計監査
「60周年を迎え、農道整備など測量の設計を行っています。 春闘要求では業務量の平準化と、賃金
 カットの引き下げを求めています。 部門により業務量のバラつきがあり、残業時間の差に不満があ
 ります。 完全に解決できたとは言えず引き続き取り組んでいきたい。 赤字で賃金の15%カットが
 あり、要求が通り今年度は11%となりました。 資格取得の合格支援金を3資格要求し妥結しました。
 大村からの高速バス通勤費を全額支給されるようになりました。 人手不足で疲労やストレスで作業
 しており、良い職場環境とは言えないので改善して職員の負担軽減をしていきたい。」


長崎県教職員組合 長西総支部 女性部 (長崎地区労 青婦協 幹事)
「4月から道徳の授業を行う事になり、子どもが心の中でどう考えるか自由ですが、教員が評価をしな
 いといけない。 全国学力調査で全て管理され、モノを言わない労働者づくりが子どもたちから進ん
 でいく。 教員は持ち帰り仕事が多いのに、オカシイと認識できていません。 若年での退職も多い。
 各職場での問題を吸い上げて女性労働者の問題など団交し、池田章子市議と市長へも現場の声を
 伝えています。 職場の仲間や地域のみなさんとの繋がりを大切に活動していきたい。」
 
長崎衛生公社労働組合 執行委員長 (長崎地区中小共闘 議長)
「クリーンながさきになり6年。 家庭を回り、し尿運搬業務を行っています。 琴海や野母崎のクリーン
 センターに搬入していますが、茂里町があと1年でなくなるので、どこに中継基地を造るのか、まだ
 計画が出されていない状況。 新規採用がなく昨年は計画する期待があったが、延び延びになって
 いる。 4月からの有期雇用の無期改定に、組合も取り組んでいます。 これまで勝ち取った内容を
 箇条書きにしたビラを配布して、臨時職員7名が組合に加入しました。 組合に入ると会社も簡単に
 は首を切れない。 地域共闘で一緒になって取り組み、闘いを進めていきたい。」


長崎市役所職員労働組合連合会 書記長 (長崎地区労 執行委員)
「社会の主人公は労働者であり、自分たちの職場・生活実態に対して、生活できる賃金をよこせとは
 当たり前の要求で、労働者の当然の権利。 会社が潰れる前に労働者が潰れるのは間違い。 
 不条理を潰すのが労働組合。 ともに話し合い連帯していくのが労働組合。 職場の中で話し、職
 場での問題に対して闘いを進め、2018春闘、働きやすい職場を求めていきたい。」


最後は参加者全員で団結がんばろうで終了し、懇親会が開催されました。
第47回長崎地区労 春闘討論・学習会


日 時 2018年2月3日(土)13:00〜17:00 〜4日(日)
場 所 長崎あぐりの丘高原ホテル (旧式見ハイツ)
参加費 懇親会と宿泊は各別途、学習会のみは無料


主 催 長崎地区労
長崎バスユニオン 書記長
「働きやすい職場環境を求め、組合を結成して基本要求を出した。 組合費のチエックオフは1年以上
 かかり解決しました。 労働協約の締結も、労働委員会で争っている最中だから、まだ締結にまで至
 っていない。 車両問題は、永年勤めてやっと新車のバスを担当し、組合を変わり取り上げられるの
 は困ると、組合を移る人が激減した。 さらにバスユニオンに対し、処分をどんどん言いだしてきた。
 会社はストを理由に残業差別にあらゆる不当労働行為。 会社が団交に応じていれば、私たちもス
 トには入らなかった。 市民の足を犠牲にしてストを打たせる会社の姿勢を正していきたい。」


九州商船陸員労働組合 執行委員長
「会社内には2つの組合があり、陸上勤務の陸員と、船員さんが入っている組合があります。 過去50
 年一時金は同率で支給されていました。 昨年夏に、業績が悪いから組合員への賞与は減らしたい
 と業績が悪いからしかたないが、役員賞与は同じままでは交渉妥結できない。 他労組はストを行う
 と通告し、3.65で妥結した。 会社は今ままでの慣行を無視して陸員には3.0と組合間での差別
 を行ってきました。 今も差別が続いている状況。 これからも同率をめざして勝ち取る闘いをしていく。
 みなさんのご協力を頂きたい。」