自衛隊市中パレード反対!県民集会(大村市)
日 時 2019年10月19日(土)14:00〜15:00
場 所 大村駅前公園(バスターミナル前)
主 催 平和を考える大村市民の会
(大村地区労、社民党大村支部)
大村地区労 自衛隊パレード反対集会
平和を考える大村市民の会 事務局長
「今年も自衛隊の陸・海・空の4部隊が公道を封鎖して武装パレードをします。 知り合いの自衛官に
聞いたら、市中パレードはやめたいが、OBや協力隊が文句言うからと。 大村からも災害派遣に行
っており、パレードをしなくても、ありがたさは十分にわかる。」 (集会宣言は下記に抜粋)
大村地区労 議長
「昨日、政府は中東地域への自衛隊派遣を明らかにした。 これ以上、安倍政権を許す訳にはいかない。
変貌する自衛隊。 この武装パレードは全国的にもマレで、道路封鎖をして戦闘できる態勢で行って
いる。 高校生のブラスバンドも参加させているのは問題。 武装パレードが始まる頃に、道路側へ
移動してシュプレヒコールを行い、抗議行動をしたい。」
県内の陸・海・空4部隊は、自衛隊創立記念日と称して実施される武装パレード。 大村地区労、社民
党、平和団体は中止を求め自衛隊に申し入れを行っている。 中止を求める声には耳を貸さず、強行さ
れた自衛隊の姿勢は断固抗議する。 道路封鎖して、戦時下を想わせる軍事パレードそのものである。
特定秘密保護法の強行採決、
集団的自衛権の閣議決定など、戦争する国づくりを進める安倍政権。
大村の自衛隊は、イラク派兵、インド洋給油支援、ソマリア沖海賊対処支援など海外へ派兵されている。
大村の部隊が実践部隊として強化されているのが実態である。 武装パレードに反対し、中止を求める。
長崎県平和運動センター 事務局長
「自衛隊は多くの被災地で活躍しており、このような集会はしたくない。 しかし、公道を封鎖して武器
を所持したパレードには黙ってはいられません。 駐屯地外での、この行動が本当に必要なのか。
自衛隊を中東へ行かせてはなりません。 いろんな角度から抗議と集会をしていきたい。」
社民党長崎県連 幹事長 (坂本 浩 長崎県議会議員)
「このパレードの歴史は古く、かつては駐屯地で空砲で演習をしていました。 民間施設を使った演習
など増えている。 軍用車をずらっと並べて子どもたちを乗せる姿勢は、宣撫工作。(せんぶこうさく)
本来の自衛隊は軍事組織なので、姿を薄めて市民に溶け込む動き。 自衛隊の本質が変わって来
ている。 自衛隊を国外に出すのは内部でも異論がある。 憲法9条が取っ払われれば相手国の民
間人の、いのちを奪う危機感を持つ自衛官もいる。 聞こえていたら、もう一度よく考えてもらいたい。」