長崎バスユニオンストライキ
日 時 2016年11月11日(金)始発〜最終まで24時間スト
場 所 長崎地区労会館・2F大会議室
主 催 長崎バスユニオン
長崎バスユニオン 執行委員長
「昨日、地区労にも入ってもらい団体交渉をしましたが、車両配分についてゆずれないところまで来て
24時間ストを通告しました。 昭和38年から年功での新車配分を会社は強行に変えようとしている。
組合を変わったら車両を取り上げられる問題で、4月から組合加盟が入らなくなった。 新入社員への
宣伝時間も与えてもらえないなどの他、たくさんの組合差別がある。 お客様を考慮しながらのストラ
イキ、こちらは妥協案を出したが受け付けない。 会社に無理な要求はしていない。 私たちは正しい
ので堂々と最後まで闘っていきましょう。」
長崎県平和運動センター 事務局長 (坂本 浩 長崎県議会議員)
「
昨年12月、闘うみなさんの意思でモノ言う労働組合を創って職場環境の改善、安全確保の為立ち
上がったが、いやがらせがある事も聞いてきました。 全国的にもこうした争議行為は少なくなって
います。 労働者がいのちを削り働く社会状況、職場での闘い、団結を深めて目的を達成されたい。」
社民党 長崎県連合 幹事長
「出身単組は三菱長船分会、第一組合で、退職して10年。 闘う労働組合を結成されたみなさんに、
企業は差別をしてきます。 最後まで要求貫徹の為、がんばりましょう。」
長崎県職員連合労働組合 書記長
「県庁職員の労組にスト権はありませんが、上限1時間ストを配置して今、賃金確定交渉をしています。
’89年にストライキを打ってから行っていません。 春闘の結果を受けて8月に公務員の人事院勧告
があり、今年度の賃金決定するしくみで県はゼロ回答。 スト権を確立して最終交渉にあたります。
みなさんの差別と闘うストに、勇気を頂いて要求貫徹の為、連帯していきたい。」
全自交 長崎県タクシー労働組合 書記長
「みなさんと同じハンドルを持つ者の想い。 自分専用の営業車としてかわいがり慣れたクルマを降り
ろとは、車両を取り上げられるキツイ想いはわかります。 地域共闘で全面的に支援していきたい。」
長崎地区労 書記長
「組合員の雇用も生活も闘わないと守れない。 組合員数を増やし打開しないと会社は変わらない。
会社と組合は経営も含めて緊張関係を持たないといけない。 今後の闘いの強化として、集会や街
宣を行い、地域全体で問題を闘っていく事に地区労の意味がある。 最後までともに闘いましょう。」
長崎バスユニオン各支部が交代で市民に対してチラシ配布を行った。 (11:20〜12:50鉄橋)
乗客の安全、乗務員の健康が脅かされています。利用者のみなさまへ!24時間ストライキ決行!
過重な労務政策が続けられていく中で退職者が増え、危機的な乗務員不足、過重労働は状態化、過労
が原因とも考えられる労災死亡も発生するなど乗務員の健康や乗客の安全が脅かされていると会社側に
警鐘を鳴らし、安心して働ける職場環境改善を訴え組合結成しました。 長崎バスには複数組合がありま
すが、不誠実な対応や組合差別を行っています。 会社に組合差別の偏った労務政策をやめ、安全輸送
の確立や安心して働ける職場環境を築くよう団交を重ねてきましたが、差別案件を撤回しないため、24
時間ストライキに突入しました。
長崎自動車(株)は組合差別をやめて、正常な労使関係を築け!
私たちは労働組合として法の下での平等を求めています。 賃上げや労働条件については、妥協できて
も法律で認められた労働組合に対する組織攻撃については、妥協の余地はありません。 このストの責
任は不当な差別、弾圧を来り返す会社側にあります。 今後は長崎県労働委員会へ救済申し立てを行い
公の場で不当労働行為を明らかにしていきます。 利用者のみなさまにはご迷惑おかけしますが、ご理解
とご協力をよろしくお願いします。
長崎バスユニオン
長 崎 地 区 労