長崎市長から、長崎地区労 議長へ、2020年度(令和2年度)政策要求に対する回答書を手渡された。


田上富久 長崎市長
「第4次総合計画の最終年にあたり、この10年取り組んできました。 長崎市は人口減少が2年連続
 で日本一の中、人口減少対策が重要になっております。 若い人の働く場の確保という観点、住む
 観点、楽しむ観点と、若い人に選ばれる街になるよう挑戦し、成長する場を用意する政策を目指して
 いきます。 被曝75周年の節目に被爆者が少なくなる中、NPTなど国際的にしっかり取り組みたい。
 長崎平和マラソンは単にイベントでなく、世界中の人が参加できます。 市民運動をはじめとする様々
 な形の平和の表現、被爆75周年事業も支援していきたい。 引き続き担当部局から説明します。」  
長崎地区労 議長
「会計年度職員の待遇改善と言われるが、月額の手取りが減り、離職したいと相談があっています。
 学校図書館司書は、専門性が必要で蓄積された経験は、子どもや先生にも役に立つ効果がある。 
 処遇改善の中で、悪くなったと思われている事実。 改善をして頂くとありがたい。 学校給食費の
 口座振替ができる6つの金融機関以外にも、労働金庫もお願いしたい。 今後の教育委員会交渉
 で細かな話をしていきたい。」
 

長崎地区労 書記長
「脱原発をめざす首長会議について、賛同するものであっても加わる姿勢はとっていないが、加盟す
 ることで核廃絶へも説得力が増す。 入る事をお願いしたい。 本人通知制度について、長崎県内
 では長崎市と五島市のみ実施している。 証明書の第3者請求や不正取得を防止する制度で、導
 入への評価はしますが、登録者数が少ない。 地区労としても、引き続き制度の周知、登録拡大
 を進めていきたい。」


長崎地区労 執行委員(各組合組織)から、政策要求を行い、各部から回答がされた。(一部抜粋)


長崎市土木部 土木企画課
「渋滞対策として、国道34号線は新日見トンネル4車線化、国道499号線は南環状線(新戸町〜
 江戸町)の建設が進められています。 JR長崎本線連続立体交差事業は3月末に完了の見込み。
 国道202・206号は整備が計画されており、西彼杵郡道路について、時津町日並郷から野田郷の
 約3.4kmが令和4年度完成を目指し、完成後に事業着手できるよう日並郷から西彼町大串郷の
 約23kmについては昨年11月15日に、長崎南北幹線路は昨年9月27日に委員会を立ち上げ、
 事業化に向け着実に進捗が図られているところです。 今後も渋滞解消に向けて図っていきたい。」

 
長崎地区労が要求した8分野38項目について、長崎市から提出してきた41ページに及ぶ回答文書。 
内容を読みたい方は、次回の第77回長崎地区労定期大会で配布します。 
長崎市回答交渉


日 時 2020年2月17日(月)10:30〜11:00
場 所 長崎市役所本館3F・第2応接室
内 容 11月20日提出の要求書に対する回答


主 催 長崎地区労