2021年度長崎市予算編成に関る要求書提出
日 時 2020年11月18日(水)14:30〜15:00
場 所 長崎市役所・本館3F第2応接室
主 催 長崎地区労
長崎地区労 議長から 田上富久 長崎市長へ、2021年度予算編成要求書を提出。
長崎地区労 議長
「新型コロナで若者の求人率が下がり、パワハラ・セクハラに労働法制が守られていない職場に飛
び込み、労働裁判が頻発して、私たちの使命があると感じています。 長崎市には行政の立場か
ら働く人への協力に感謝の気持ちがあります。 今の状況では子どもが他所の地域に流れて行き、
学校で部活動の枠組みが成立しない、地域流動化が進みつつある。 地域センターを中心とした
地域づくりに、人がもう少しいると感じています。 要求書をよろしくお願い致します。」
長崎地区労 書記長
「各組合・組織から出された10分野45項目の要求について、予算編成の取り組みをお願いしたい。
新型コロナで感染拡大防止が第一で、PCR検査に医療体制の強化と、国民生活への支援、中小
零細や、飲食業などそこで働く非正規雇用労働者への支援を優先してもらいたい。 公的支援を行
わなければならない中、財源には法人税や所得税を上げるべきで、簡単に消費税を上げるのはや
めた方がいい。 労組の想いを含めた要望です、被爆体験者への救済も政府へ要望してもらいたい。」
全自交 長崎県タクシー労働組合 書記長
「コロナ対策として、全国でもいち早くタクシー車両1台に1万円の助成をして頂き感謝しています。
北海道旭川市では、バス・タクシー乗務員に2万円を慰労金として支援しています。 長崎市にお
いても行政からの支援で、収入が下がった乗務員の生活を助けて頂きたい。」
田上富久 長崎市長
「新型コロナ関係は、大きな方針を3つ作り、感染拡大防止で社会経済対策に様々な取り組み。 コロ
ナが終わった後も、リモートワーク含めて新しい良い社会に持っていくのが課題と、取り組んでいま
す。 財源についても、国からの様々な支援拡大を活用して対応したい。 税収を見ると厳しい、人
口減少で交付額の減額も大きな影響となる。 経済は街の健康、社会の健康に繋がるので、簡単
に中止せず形を変えてできないかと。 止まってしまうと大きな影響になります。 市民のみなさん
の健康を守り、市民生活に全力を尽くしていきたい。 ご要望頂いた分は改めて文書で回答します。」
他に地区労からと勤労協からの要求書を提出して、平和や教育に関する要求に、道路交通渋滞に対
策する要求、地場産業の育成・雇用に関する要求の他、出席者が捕捉説明を行った。
長崎市からの回答は来年2月予定。