長崎バスユニオン12・6ストライキ 
15:30全面スト突入〜最終まで


日 時 2017年12月6日(水)18:00〜
場 所 長崎地区労会館・2F大会議室


主 催 長崎バスユニオン/長崎バスユニオン支援共闘会議
10月2〜3日のストライキ以降、団体交渉の申し入れを文書で幾度と行ったが、会社は話合いを
拒否してきた。 労働組合法7条に違反した違法行為。 本日の申し入れに対しても会社は拒否。
全面ストライキに突入し、本社前とココウォーク前、鉄橋でビラ配布と街宣を行った。


組合差別(不当労働行為)
・車両配分について、これまで長年・年功序列だったものを労組別で組合員数に応じて配分してきた。
・新入社員へ組合勧誘の説明時間をユニオンの組合には与えていない。 ・組合掲示板付与の格差。
・組合事務所を、ユニオンの組合には与えていない。 ・ユニオンの組合員にのみ、残業をさせない。
・ユニオンの組合員への不当処分、強制転勤      ・ユニオンの組合とは団体交渉をしない。
 
長崎バスユニオン 執行委員長
「本日のストは会社が話合いに応じればストになりませんでした。 もう一方の組合とは交渉しながら
 こちらの組合とはしないとは、明らかな違法行為です。 会社は労働組合法7条に違反している。
 交渉に応じるよう粘り強く求めてきた。 しかし会社側は応じず、5日にストを通告し、再度交渉を求
 め、6日の13時まで回答を待ち猶予を与えたが何の連絡もなく、やむをえず全面ストを通告しました。
 会社はモノ言う組合に嫌悪感を示し、あきらかな組合差別をしている。 国労闘争23年、菱光闘争
 4年かかっている。 組合を立ち上げ2年、パッと解決しないが、これが闘い。 県の労働委員会で
 来年には会社側へ11項目の不当労働行為の命令が次々と出されていく。 あらゆる組合差別に、
 会社を謝罪させ、責任をとらせるようにやっていきたい。」


長崎地区労 議長
「全国紙の月刊労働組合2017年12月号の表紙に、先日の本社前抗議集会の写真が載りました。
 長崎バスは法令違反をするなと載って、私たちの主張が全国の労働組合に拡散している。
 県教組では1984年に組織攻撃を受けて、長崎県教職員組合は最後まで闘った。 九州各県の中
 では他県と比べ、一番働きやすい学校職場になった自信があります。 苦しい場面もあると思います
 が、地区労はユニオン立ち上げから労働者の闘いとして進めています。 ともに、がんばりましょう。」  
長崎地区中小共闘 議長
「1日に中小共闘の40年目にあたる大会をしました。 長崎衛生公社労働組合で委員長をしています。
 クリーンながさきでも、いろいろな問題に地区労にも団体交渉に入ってもらっています。 これからも
 地域の連帯で、ご支援・ご協力をしていきます。 みなさん、最後まで、ともにがんばっていきましょう!」


長崎バス支援共闘会議 事務局長 (長崎地区労 書記長)
「県の労働委員会に命令を、一日も早く出すように言っています。 会社との団体交渉で決められる事
 は、決めて良いはずだが、最近は団交もしない。 委員長を中心に団結を固め、バスユニオンの組合
 員を増やしてもらいたい。 支援共闘会議は、できる事は全てやっていきたい。」


最後に参加者全員の団結がんばろうで終了しました!