長崎県平和運動センター 事務局長
「第464回、9の日座り込みを始めたい。 3.11東日本大震災・福島原発事故から10年、いまだに
行方不明の方が2千5百人います。 約1万5千人の方が亡くなり、ご冥福をお祈りして黙とうを捧げ
たい。 私たちの運動は原発事故前からずっと続けており、間違っていなかった。 後から、全ての
原発停止・廃炉と再生可能エネルギー推進を求める、決議文を読み上げてもらいます。」
長崎県平和運動センター 副議長 (長崎県職員連合労働組合 執行委員長)
「昨年10月から、副議長となりました。 先週は
3・1ビキニデー集会。 ビキニ環礁の海域は1958年
まで核実験が行われた。 アメリカは見舞金を支払い、幕引きを図った。 第五福竜丸の船員たちは
その後、社会的偏見から身を隠すように暮らし、原水爆の被害者は私を最後にしてほしいと亡くなっ
た。 島民は現在も島に戻れず長い時間がかかります。 福島にも繋がっているモノがあり、これか
ら何年かかるのか、わかりません。 原子炉を動かし核のゴミが出れば、地中に埋めるしかないのは、
未来への犯罪。 核の汚染は同じで、環境は元に戻りません。 地球という名の船の乗組員としても、
原発を廃炉に追い込み、再生可能エネルギーへの転換を求めていきたい。」
9の日すわりこみ
9の日座り込み
どなたでも参加できます。
平 日 12:15〜12:45
土日祝 10:30〜11:30
原水爆禁止日本国民会議 議長
「あれから10年、本当に早い。 福島も長崎も広島も、人々の脳裏から消されようとしている。
1954年のビキニ事件は、第五福竜丸以外にも千隻を越える漁船がいたが、米国の圧力の元で実
相は闇の中。 日本政府は明らかにできなかったのか。 この事件を契機に原水禁運動が世界的
に広がり翌年に広島、1956年には長崎で原水禁大会が開かれた。 総括していかないといけない。
核兵器禁止条約の締約国会議に、日本はオブサーバー参加もしない。 この姿勢は、なんなんだ。
平和憲法を無視し、米国と共に戦争する国に変わろうとしているが、世界は核否定に動いている。
福島の人たちも核被害を味わった。 地球の温暖化で原発を推進しようとすると、同じ過ちを起こす。
この政府をどうやって正せるか。 私たちの運動を強化し、がんばっていきたい。」
多長被爆体験者協議会 会長 訴訟第二陣原告団
「私たちは当時、12km圏内で被爆したのに旧長崎市以外は被爆体験者と言われた。 被爆体験者
は被爆者です。 私たちの第1回目の裁判があった日に、原発が爆発して10年はあっという間。
地裁では10名が認められ、高裁では敗訴となりました。 16名で再提訴して闘っております。
2回目の口頭弁論がは3月15日あります。 長い闘いですけど、がんばっていきます。」
第464回 反核9の日座り込み
日 時 2021年3月9日(火)12:15〜13:00
場 所 長崎市平和公園 平和祈念像前
主 催 長崎県平和運動センター/原水禁長崎県民会議
最後は参加者全員で団結がんばろうを行って終了しました!
次回は2021年4月9日(金)12:15〜
参加者のみなさんはコロナ禍により、無理をなさらないようお願いします。
高校生1万人署名活動実行委員会/ノルウェー派遣の高校生平和大使OG
「3年前に高校卒業して、今は同志社大学生です。 ハワイと日本の高校生たちを繋ぐ活動をしていま
す。 被害と加害の意味、複雑性を考えて、いけたらと思います。」
ノルウェー派遣の高校生平和大使
「今年、活水高校を卒業して、写真集を作成しています。 オンラインなど工夫して活動をしてきました。
これからも、みなさんと活動で関わる事が多くなります。」
第22代高校生平和大使
「高校を卒業して、愛媛の大学へ行きます。 核兵器禁止条約について、国会議員1人ひとりに条約
に賛同するか聞いて、可視化できるようにしてる
議員ウォッチを、愛媛の先輩と行なう事になりまし
た。 3年間の活動での経験を活かして、新たな地でがんばりたい。」
高校生1万人署名活動実行委員会/ノルウェー派遣の高校生平和大使OG
「2年前に高校卒業しました、上智大学生です。 頼もしい後輩たちも参加してくれて、これからの活
動にワクワクします。 この運動が長崎の平和運動の核になっていると思いました。 東京へ戻っ
てからも運動を続けていきたいです。」
自治労長崎県本部 青年部長 (長崎県平和運動センター青女協 事務局長)
「決議文を読み上げます。 (一部抜粋) 福島原発事故から10年が経ち、安全神話は崩壊している。
国民は、原発は高コストで危険であり、事故が起きれば命も土地も財産も奪ってしまう、放射性廃棄
物の処分方法が未解決であると学んできた。 国民の76%が原発ゼロを望んでいる。
ドイツでは、2022年末に全17基の原子炉の廃止が実現するという。 再生エネルギーの発電が
50%超えている。 長崎は1945年プルトニウム爆弾により街が壊滅し、多くの被爆者が放射能の
影響に苦しんでいる。 被爆二世・三世も影響が懸念される。 原子爆弾製造の副産物として生まれ
た原子力発電で、核の平和利用で原発を推進してきたのが日本政府である。 政府は原発事故の
教訓と世界の潮流を見すえ、原発依存から一刻も早く政策転換するべきである。」
平和活動支援センター 所長 (在外被爆者支援連絡会 共同代表)
「高校生たちの運動も20年が経ち、これまで約4千人の高校生が参加してきました。 大学生や社
会人となったOBたち、少しずつ芽が出てきていると感じている。 みなさんに育ててもらった。
高校生1万人署名活動を、これからもみなさんの応援で、がんばっていきたい。」