長崎地区労 副議長
「今から67年前の今日、アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で、多くの被爆者を生み出し
 た。 ここから私たちの核兵器禁止運動が始まった。 核兵器禁止条約が発効した直後であり、今
 年の集会は特別な意味を持っている。 働く者は結集し、労働者としての意識を持ち進めて参りたい。
 本日は、坂本 浩 長崎県議会議員に、池田章子、中里やすのり長崎市議会議員が参加しています。」


長崎地区労 議長
「2021年の今、世界で核兵器禁止条約が成立した。 条約ができたって核は無くならないと、言う人
 もいますが、そんな事はありません。 地雷もクラスター弾も無くなる方に向かっている。 それに核
 も加わった。 人類と核は共存できないと、多くの国が同意している。 日本政府は認めようとしませ
 ん。 今の政権の状況がそうさせない。 アジアで人権を無視し、民主主義を否定しようとする勢力を
 伸ばそうとしている。 政治はイデオロギーの話と言うのは間違い。 あの被爆マグロを食べて大丈
 夫なのと、女性たちが声を上げ、労働者が力を合わせて、原水禁運動がスタートした。 今、労働者
 全体として闘う事が求められている。 核なき世界平和を求めて、ともにがんばりましょう。」   
長崎バスユニオン 執行委員長 (長崎地区労 副議長)
「昨年11月19日福岡高裁での完全勝利判決以降、会社は判決を受け入れ大きく舵を切りました。 
 不当処分の撤回、4人は元の職場に戻った。 残りは中労委の1件と、県労委が2件ありますが、
 和解勧告が中労委で出された。 組合側の主張が盛り込まれ、双方が調印という形になってきて
 おり、全面解決を求めていきたい。 みなさんに支えられて、ここまで来た。 闘わなければ職場
 は良くならない。 最後までご支援をよろしくお願いします。」


長崎地区労 青婦協 事務局長
 『集会決議(案)』 (一部抜粋)
「1954年3月1日、ビキニ環礁で米国が行った水爆実験によって、マーシャル諸島住民や、第五福
 竜丸をはじめ多くの日本漁船が被爆した。 原水禁運動へと発展し、翌年から春闘方式による統一
 賃金闘争として、働く者の生活と権利の確立に大きな役割を果たしてきた。 2021春闘は、コロナ
 禍によって多くの企業で業績悪化した中でも、求められているのは雇用の安定化、すべての労働者
 の賃上げを春闘で勝ち取ることである。 企業の内部留保を活用した賃上げ、中小への支援、最低
 

 賃金の大幅引上げ、非正規の労働条件の抜本的改善と、正社員化こそが日本経済を回復させるこ
 とは否定できない。 コロナに便乗した解雇や賃下げを許せば、国内消費は一層冷え込むだろう。
 同一労働同一賃金に向けて、新たに『パート・有期契約労働法』『労働者派遣法』が施行されており、
 中小企業は今年4月から施行される。 法律はあくまで最低基準であり、法律を上回っていく役割が
 労働組合に求められている。 地域共闘の団結と連帯をさらに強めることを本集会で決議する。」
 みなさん!こちらは長崎地区労です。 新型コロナによって経済は危機的状況に陥り、解雇や雇
 止めなど、労働者に甚大な影響がもたらされ、とくに非正規雇用労働者など社会的弱者が深刻な
 打撃を受けています。 今後も倒産・解雇などが相次ぐことが明らかです。 私たちは菅政権に対
 し、格差拡大や貧困化を食い止め、国民生活を優先させる経済政策に転換するよう求めます。
 同時に、次期衆議院選挙で政権交代をするために全力をあげなければなりません。 長崎地区労
 は全ての国民、労働者が安心して働き続け生活できる、将来不安のない社会をめざし闘います。」

 
自治労長崎県本部 執行委員長 (長崎県平和運動センター 副議長
「日本政府は、核兵器禁止条約に否定的な態度の中、長崎県内の自治体の意見書を求める取り組み
 を進めています。 2021春闘は、コロナの影響で春闘どころではないと言う経営側。 しかし株価
 はバブル期の3万円超え、儲かっている業種もある。 賃金を上げて生活が良くなれば消費も増え
 て経済も回る。 コロナ禍でも労働者の賃金引上げを目指していきたい。 菅政権に代わっても、自
 民党の金に関わる問題に、いろんな不祥事。 今年の10月21日までには衆議院選挙があります。 
 野党は労働者の為の政治、長崎県1区から4区まで推薦候補者の支援を、最後までお願いしたい。」


池田章子 長崎市議会議員 
「低所得者の失業、子どもの貧困で、政治は生活できる政策を打っていません。 コロナで感染リスク
 の中、働くみなさん方の労働の価値に見合う賃金を、春闘で勝ち取らなくてはならない。 今月11日
 には福島原発事故から10年が経つ。 あの日の事故から今だに避難されている多くの方々は、故
 郷も仕事も健康も失い、先の見えない生活。 廃炉作業は進んでいない、汚染水を海洋放出すれば、
 漁業への影響に風評被害で、福島の人にまた犠牲をしいる。 政府は真剣に原発と向き合っている
 と思えません。 福島を忘れない、核と人類は共存できない、脱原発を強く求めていきたい。」
  
2021春闘勝利!衆議院選挙必勝!憲法改悪を許さない
3・1ビキニデー長崎地区集会



日 時 2021年3月1日(月)18:00〜19:00
場 所 中町公園 (デモは浜町アーケード〜鉄橋で流れ解散)


主 催 長崎地区労
 参加者全員で団結がんばろうの後に、デモ行進へ出発。 


 みなさん!こちらは長崎地区労です。 春闘は働く人にとって、賃金引上げや労働条件を良くする
 重要な闘いです。 春闘を闘うからこそ、雇用や賃金などの労働条件で経営者の勝手を許さない
 事にもつながっています。 現在、長崎県の最低賃金は793円ですが、春闘の結果が最低賃金
 の改定基礎になります。 2021春闘で、大幅賃上げ、処遇改善、長時間労働の是正を中心に
 働く者の権利を守るため闘います。 春闘で生活できる賃金の引上げが必要です。
 市民のみなさん、働く仲間のみなさん、ぜひ春闘の輪に参加して、私たちと共に闘いましょう!