長崎県平和運動センター 事務局長
「アメリカが今年2月、核爆発を伴わない臨界前核実験を強行した事がわかりました。 抗議文をアメリ
 カ大使館と安倍首相宛に送りたい。 被爆者五団体も内容的にほとんど同じモノを出しております。
 短時間でありますが、抗議の意思を示す座り込みを始めます。」


長崎県平和運動センター 議長 (自治労長崎県本部 執行委員長)
「核の使用に向けて見直しの一環でこういう実験が行われた事に抗議したい。 イランやベネズエラな
 どキナ臭い状況で、アメリカ軍は中東に空母や1500人増派していて危険。 日本にトランプ大統領
 が来て、安倍総理がゴマをすりまくっている。 アメリカの核実験に抗議し、日本も核兵器禁止条約
 に批准してもらいたい。 毎月、9の日すわりこみで、核も戦争もない日を目指して続けていきたい。」
長崎地区労 書記長
「米国の臨界前核実験に被爆地ナガサキから強く抗議する (一部抜粋)
 トランプ政権下では2017年12月に同様の実験を行い今回で2回目となる。 トランプ政権は核体制
 の見直し(NPR)で核兵器を小型化する新たな核戦略の指針を発表している。 今回の実験は、今後
 の核開発と連動している。 トランプ大統領は、中距離核戦力(INF)廃棄条約を停止し破棄している。
 こうした核戦略転換は断じて容認できない。 被爆地長崎から強く抗議する。 核と人類は共存でき
 ない。 被爆から74年、今なお原爆後障害に苦しむ被爆者の叫びである。 私たちは、いかなる国
 のいかなる核実験、核保有も許さない。 核兵器廃絶を訴えてきた日本政府へも、トランプ大統領に
 対し核実験の中止を強く求めるよう強く要望する。」


最後に参加者全員の団結がんばろうで終了しました!
原水禁日本国民会議 議長 
「今年2月にネバダ州の核実験場でプルトニウムを使い、通算28回目。 使いやすい核兵器、アメリカ
 とロシアはINFの廃止をする。 潜水艦にも短距離の核を発射する武器の開発をする一方で、核実
 験もやる。 終末時計、世界はいつ終わるのか。 今、2分前を指している。 地球は無くなるかもし
 れない危機的状況で核の実験をやる、まったく無謀。 核兵器が無くなる日を夢みて、なんとか実現
 したい。 お互いに手を取って辛抱して座り込み、がんばっていきましょう。」


核実験に抗議する長崎市民の会 会長 (長崎市退職教職員連絡協議会)
「9の日のすわりこみにも参加しています。 谷口さんが亡くなり、代表をしています。 核実験に抗議
 する、もうひとつの座り込み。 第1回は1974年8月17日から始まり、みんな高齢化して数も減っ
 ておりますが、試験がない時には高校生も参加しています。 6月2日11時この場所で行います。」 
米国の臨界前核実験に対する抗議座り込み


日 時 2019年5月28日(火)12:15〜12:35
場 所 長崎市平和公園 (平和祈念像前)


主 催 長崎県平和運動センター/原水禁長崎県民会議