第39回 反核平和の火リレー(出発)


日 時 2023年7月19日(水)〜7月27日(木)※土日祝を除く
場 所 長崎県内一周 ※離島を除く


主 催 日本青年学生平和友好祭 長崎県実行委員会
長崎地区労 青婦協 議長 
「第39回反核平和の火リレー出発集会を始めます。 誓いの火をトーチに灯し、黙とう後に出発します。」


平和友好祭 長崎県実行委員会 事務局長 (自治労長崎県本部 青年部長)
「被爆者の高齢化で、被爆体験や戦争体験を聞く事が難しくなってきているからこそ、考える機会が
 大事です。 長崎では1985年の被爆40年からリレーを始めて、今年で39回目。 
 産別や単組を超えて、平和の名の元に集まれば、大きな力となる。 防衛予算の増額で、戦争
 できる国づくりに反対し、憲法改悪を阻止し、反戦反核、核のゴミ受け入れや、海洋放出に反対
 し、被爆の実相を次の世代へ伝えて、県内一周を繋いでいきたい。」
  
長崎県平和運動センター 副議長 (長崎県教職員組合 書記長)
「みんなで運ぶリレーの火は、1983年にオリンピアの火が長崎に運ばれ、当時の長崎市長に
 渡された。 1987年に、爆心地公園に燈火台が完成しています。 核廃絶運動を続け、県民
 のみなさんに訴えてもらいたい。 猛暑のリレー、、無理をせず体調に注意して走ってください。 
 この暑さで部活動中止の通達が各学校に出ている。 猛暑の為、街宣に切替えたりも大切です。 
 8月7日からの原水禁大会に、多くの参加をお待ちしています。」


原水爆禁止日本国民会議 共同議長 (長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会 議長) 
「8月9日のあの日、10m程飛ばされ、瓊浦のグラウンドの防空壕で1週間過ごした。 校庭から
 長崎の街を見ると、延々と燃えていた。 トラックからの水をバケツリレーで消しとめた。 消火
 作業に2台来たが、ガソリン切れで動けなくなった。 敗戦後、破れたバケツが床の間にあった。
 浦上のお婆ちゃんの骨だった。 浦上は当時、田舎で、自分の家は安全だから来いと言われて
 いた。 お爺さんが探しに行ったら、爆心地から近いので、綺麗に骨は焼けていた。
 あの日から生きのびた人も少なくなってきました。 人々の脳裏から、だんだん消えて遠ざけて
 はいけません。 悲惨な歴史を繰り返してはならない。 後世に伝えて頂きたい。」
    
長与町役場職員労組・青年女性部のみなさんへとリレーして繋ぐ。 
新型コロナウイルスも5類の扱いになり、4年ぶりに『原爆被爆者特別養護ホームかめだけ』で
被爆者の方と集会を開催した。 長与町職から、西海市職員組合のみなさんにトーチで火を繋ぐ。 
1日目は西海橋を渡って17:00過ぎに、西海市職の青年女性部が佐世保市針尾町に到着した。
西海橋付近の村上釣り具店前で、到着集会を行って初日は終了しました。
6日目は布津から走り、南島原市役所で集会して、南串山から小浜へと、ランナーが島原半島を走る。
愛野展望台で26日(水)はリレー終了。 ランナー以外にも、送迎の担当や、集会参加者など多数アリ。
反核平和の火リレーは、長崎県内と佐賀県の一部を多数の労働組合員が繋いで走った。(一部区間
は街宣のみ) ゴールの長崎市・爆心地公園へ到着は7月27日(木)。 
4日目は佐世保市早岐〜川棚町〜東彼杵町〜大村市役所へ到着し、24日(月)は終了した。
5日目は大村市〜諫早市役所で集会後に、ランナーが走り愛野駅へ。 雲仙市役所で集会。
有明支所〜島原市役所〜布津支所まで、集会をしながらランナーが走り、25日(火)は終了。
第1区間は、平和公園から長崎市内を、長崎市職労・青年部のみなさんが、リレーで繋ぎながら走る。
12:00過ぎに時津町役場へ到着し、職員のみなさんに迎えられ集会。 長崎市職労から時津町役場
職員労組へトーチを渡す。 ランナーが宣誓し、団結がんばろう後に、時津町から琴海町へ向けて走る。
坂本 浩 長崎県議会議員
「平和の火リレーは、原水禁大会に向けたアピール行動。 県内にはたくさんの課題があります。
 西海市には米海軍LCACの駐機場があり、地元と九州防衛局で夜間訓練しないとあるが、反故
 にされている。 平戸でも、あづら大島に、原発関連施設を作る話が80年代にありました。
 佐世保には米軍基地、大村にもオスプレイが着陸している。 島原半島も、水陸機動団が訓練
 し、県内各地で、反核・平和の課題があると認識しながら、一週間行って頂きたい。」
 

中里やすのり 長崎市議会議員 

 私も第1回目のリレー走りました。 ロシアのウクライナ侵攻が続いている中、平和はつくれない。
 このリレーで反核平和を訴えて走ってください。 ともにがんばりましょう。」

被爆者(原水禁 共同議長)から、第1区間ランナー(長崎市職労)に誓いの火を受け渡した。


長崎市役所職員労働組合連合会 青年部

「第1区間ランナーを担当します、平和憲法を守り、核も戦争もない平和な社会を目指して走ります。」


決意表明の後、11時2分に参加者全員で黙祷。 第39回平和の火リレー、第1区間の走者スタート。
2日目は、西海市橋からスタート。 佐世保市役所前の集会には、つつみのりこ長崎県議会議員、
こがつとむ、ながた秀人、佐世保市議会議員も参加。 佐世保市内を走り、佐々町役場前で集会。
平戸市役所に到着し、20日(木)は終了しました。
 
3日目は、平戸市役所から。 集会の後、スタートして松浦まで走る。 松浦市役所でも集会をして、
佐賀県伊万里市〜有田町へと走り、再び長崎県境で21日(金)は終了しました。
松浦地区は、沿道の地域住民たちの応援が各所で見られた。