オスプレイ訓練反対緊急大村集会


日 時 2022年7月26日(火)16:30〜17:20
場 所 陸上自衛隊竹松駐屯地及び海上自衛隊大村航空基地ゲート付近


主 催 大村地区労
大村地区労
大村地区労 議長 
「陸上自衛隊V-22オスプレイが、海上自衛隊大村航空基地に飛来し、航法・離着陸訓練などが行な
 われることが明らかになりました。 急遽、抗議行動を行う事になりまして、陸上と海上の双方に関
 連があるので、基地入口の分岐点である、この場所としました。 今後、何回となく訓練が行われる
 事になるかもしれないので、県下各地域から参加のみなさんと、抗議行動を行っていきたい。
 シュプレヒコール!オスプレイの配備反対!飛行訓練はやめろ!安全を無視した飛行訓練反対!」


長崎県平和運動センター 副議長 (自治労長崎県本部 執行委員長)
「改憲勢力が3分の2を取る、かなり厳しい参院選の選挙結果。 キチンと総括していかないといけない。
 選挙結果を受けて、改憲してもイイという声もでてくるが、憲法を護る訴えを続けていきたい。
 今日の訓練も台湾への侵攻を想定して、市民に明らかにしながら、軍事費を上げる声をつくろうとし
 ている。 オスプレイの墜落事故、大々的な報道はないが、カリフォルニアで訓練中5人が死亡し、
 NATO訓練中にも事故で4人が死亡している。 沖縄でも墜落事故の他に、部品の飛散落下など
 危険なオスプレイ。 安全確保の面からも中止を求めていきたい。」 
労働組合が平和活動をするのは、労働者の生活の基礎である、平和や人権と民主主義を守り
生活向上の為にある。戦争になれば人権などなくなり、賃金や待遇の話どころではなくなる。
 


関東大震災後の第二次世界大戦前、政府や資本家の言うとおりになる労資一体の産業報国会が設置され、
労働組合は破壊された。 労働者を職場で監視し、戦争協力をさせた。 その結果、多くの人命が失われた。 
終戦後に占領軍の命令でこの会は解散され、再び日本でも労働組合を作る司令が占領軍から出された。


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坂本 浩 長崎県議会議員
「普天間に配備し、米海兵隊が持つ独特の輸送機。 陸上自衛隊が導入した物が、県内に初めて来た。
 佐賀空港に軍民共用で配備しようとする背景にあるのは、佐世保相浦にある水陸機動団で、竹松
 にも予定されている、自衛隊版の海兵隊。 アメリカと一緒に南西諸島の防衛線として、日米共同
 で今まで以上に九州全体が、通常戦力についても合同訓練が強まる。 反対していきたい。」


つつみのりこ 長崎県議会議員
「県内でこれから何度となく起こりうるんだろうと思います。 オスプレイは安全が確認されていません。
 先ほどから自衛隊のヘリが何度も訓練で通っている、オスプレイはもっと大きな騒音。 今、日本で
 戦争できる国づくりが着々と進んでいて、ロシアのウクライナ侵攻を追い風に、核共有であったり、
 組み込まれる事に危機感を感じます。 私たちは強く抗議の声を上げていきたい。」
佐世保地区労 事務局長 
「佐世保でも明日18時半から京町公園で、オスプレイ飛来抗議集会を行います。 事故率が高いと言
 われるが、間違いですと防衛省の立場としては言っている。 CH-47輸送ヘリは、そんなに落ちて
 いない。 オスプレイ1機、いくらしますか、維持費にはいくらかかるのか。 兵器を買うよりも、
 教育や福祉にかけて欲しい。 オスプレイは事務方から買えという事で、購入が不透明である。 


 米軍は、事故は人為的ミスと片付ける。 飛行モードからヘリモードに変わり、日本の航空法に適応
 しないのになぜ飛べるのか。 危なくなれば、ヘリモードで降りると言うが、ローターを上に向けるの
 に何秒かかるのか。 後から説明が変わり、飛行モードで地面に滑空すると言う。 しかし機体の高
 さ以上にプロペラがあるので地面に当たる。 揚力を得ることができない機体。 前に進めないと落
 ちる。 佐世保市は国防に協力し、万一があれば国の責任とある。 しっかり声を上げていきたい。」


長崎県平和運動センター 事務局長
「先ほどから自衛隊員がこちらを撮影しているので、一喝した。 自衛隊は警察組織ではないので、
 市民の撮影ひとつ撮っても肖像権の問題になり、裁判にもなった。 集会結社の自由を犯す事にな
 る。 制服の状態での撮影は、よくない行為だと彼らもわかっている。 撮影をさせてはならない。」


最後に、参加者全員で団結がんばろうを行い終了しました。