核も戦争もない平和な21世紀に!
被爆76周年 非核・平和行進 長崎市

日 時 2021年7月31日(土)9:00〜11:02
場 所 長崎地区労会館〜爆心地公園


主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会・長崎実行委員会
担 当 長崎地区労
長崎地区労 書記長
「コロナウイルスの感染拡大で、今年も5・15沖縄平和行進は中止になりましたが、各県の判断で街
 宣や平和行進をしています。 長崎市では4kmと距離も短く、最低限やっていこうと、全労済の保
 険にも入っています。 宝町公園で休憩をはさんで、爆心地公園まで行進します。」


長崎地区労 議長
「先日、反核平和の火リレーが県内一周で到着しました。 今の青婦協もキチンと受け継ぎ伝えてい
 っている。 今日は青年部時代に作ったTシャツを着て来ました。 学校でもマスクは適宜、外した
 りさせていますが、コロナの関係で行進中もマスク着用で距離を空けて歩いて頂きたい。 
 コロナの状況を見ていくと、一人ひとりの善意をウマイ事、国家主義に結びつけている。 戦争状況、
 仮想敵国の世論が作られている。 注意しないといけない。 暑い中ですが歩き通しましょう。」


坂本 浩 長崎県議会議員
「2年続けてマスク着用の平和行進。 広島の黒い雨訴訟は、国が上告を断念し、被爆者手帳の公
 布となりました。 長崎の被爆体験者訴訟も、理屈は同じ裁判。 黒い雨の勝利を、全ての被爆者
 救済に結びつけていく役割が私たちにもある。 核兵器禁止条約が発効され、大きな流れができ
 つつある上での、被爆76年の原水禁大会。 被爆地から汗を流し声を上げ続けていきたい。」
街宣テープ (BGM:青い空は)
「広島と長崎に原子爆弾が投下されて、76年になります。 原爆はすべてを一瞬に焼き尽くし、広島
 と長崎で20万人以上の尊い、いのちを奪いました。 今なお放射能による後遺症に苦しんでいます。
 悲劇を二度と繰り返してはなりません。 核も戦争もない平和な21世紀を実現しましょう。」
長崎駅は2023年秋開業予定の新長崎駅ビル開発工事に伴い、7月16日から、かもめ広場の使用
が休止された。 8月中旬に、かもめ広場方面が閉鎖予定で、仮設通路も変更の可能性があります。
宝町公園に到着して休憩。 冷たい飲み物が参加者全員に配布された。

街宣テープ (BGM:青い空は)
「原爆症認定や被爆体験者の問題、被爆二世・三世への被爆者援護法の適用の問題など抜本的な
 解決が急がれます。 被爆者を広く救済することが被爆者援護法の主旨です。
 日本政府は、原爆投下につながる戦争を起こした責任を自覚し、解決を図らなければなりません。」
 
中里やすのり 長崎市議会議員
「こうやってゼッケンを付けて行進することで、見た人に平和のアピールになったと思う。 核抑止
 力や、軍事バランスなど、不正な力で保たれるのは平和ではない。 日本は平穏ではあるが、
 本当の平和ではナイ。 核廃絶を訴え、本当の意味での平和を求めていきたい。」 

最後に参加者全員で黙とうを行い終了しました。 コロナ禍で暑い中の参加、お疲れさまでした!