銭座防空壕群を保存する連絡会 共同代表 (西坂銭座勤労協 会長)
「防空壕を保存するよう求めた抗議のスタンディングを毎日続けて100回目。 防空壕の新たな証言
は、原爆後に憲兵がいて避難を誘導した。 中に入ると捕虜の外国人が20人近く入っていて水を飲
ませてくれたと言う。 11ヵ所の防空壕の内、7ヵ所は潰されました。 今、残っているのは4ヵ所。
あきらめる事なく、みなさんと一緒に抗議の意思を示していきたい。」
在外被爆者支援連絡会 共同代表 (被爆二世教職員の会)
「
保存する連絡会を結成して、貴重な防空壕群を残そうと、福岡の鉄道運輸機構や長崎市と交渉を
してきました。 何度も話し合いをしてきたが、聞く耳は持たない。 どういう保存をするか考えるべ
きだが、残そうという意思がありません。 破壊が続き、長崎市から被爆遺構が無くなってきている。
県庁の第3別館は長崎市に残された最後の大型被爆遺構。 これからの課題となる。 長崎県にも
被爆県としての役割を求めて、なんとか残すよう考えていきたい。 戦争や原爆の遺構は残すべき。」