辺野古新基地建設反対!アベ政権退陣!
5・15沖縄連帯デー長崎地区集会


日 時 2018年5月21日(月)18:00〜19:30
場 所 長崎地区労会館・2F大会議室


主 催 長崎地区労
長崎地区労 書記長
「沖縄復帰46年、今年の沖縄平和行進に長崎県代表団が16人参加しています。 DVD『辺野古
 ゲート前の人びと』を上映の後に、参加者報告を行っていきます。 沖縄と連帯しながら全国に広
 がる基地を無くし、米軍にはアメリカに戻ってもらう取り組みをしていきたい。」


長崎地区労 議長
「沖縄は日本で唯一の地上戦があった事実。 平和の課題、基地の問題は長崎にも佐世保に米軍
 基地があります。 地方主権で長崎で長崎の事を決められない。 国家権力が介入し、地方自治
 を攻撃する。 根っこにあるのは、反差別の闘い。 大河ドラマ西郷どんで、奄美大島での差別は
 沖縄でも同じ。 基地を住民に押し付けている沖縄と同じ課題を連帯し、平和を訴えていきたい。」  
長崎県平和運動センター 議長
「2016年10月17日に沖縄平和運動センター議長が捕まった。 14日まで一緒に高江のヘリパット
 建設でダンプが入り込む所で座り込み、機動隊に排除され隔離された。 沖縄の人どおしで県民が
 分断されている。 今年の5月10〜14日まで沖縄平和行進に参加しました。 普天間基地を取り囲
 み、北コースと南コースを行進して宜野湾海浜公園で県民集会をしました。 若い人たちには、先頭
 でシュプレヒコールや、レンジャーという交通整理をしてもらいました。 1日15km行進してきました。」


坂本 浩 長崎県議会議員
「DVDの映像のように辺野古の新基地建設反対で、土砂が運ばれ海に投下される。 綺麗な海をみ
 ながら歩いてきました。 1972年に沖縄が日本に復帰した時に、日本の憲法に元に帰ろうと祖国
 復帰運動。 復帰したが、日米安保や日米地位協定が憲法より上にあり、46年経っても実現して
 いない。 佐世保も基地が中心、8割が制限水域で米軍の配慮で民間船が通っている。 沖縄平和
 行進は毎年あっています。 ぜひ行って自分の目で見て歩いて感じて頂きたい。」
長崎県職員連合労働組合長崎支部 書記長
「初めて参加して3日間で38km歩きました。 母から返還前は沖縄は外国だったと、日本であって
 日本じゃなかったと聞いていました。 行進中は手を振ってくれたり、声をかけてもらったりしました。
 オスプレイが上空を飛ぶとエンジンがうるさくビックリ。 内臓が揺れる感じは現地に行かないとわか
 らない。 平和活動に対する温度差があると思う、学んだ事を活動に取り込みたい。」


長崎県国民健康保険団体連合会職員労働組合 元青年部長
「貴重な体験をさせて頂きました。 上空を飛ぶ状況がすぐそばにあり、沖縄の印象が強く残りました。
 歩いていくと基地の大きさを実感できた。 全国から平和行進に参加されて、基地問題に取り組んで
 いました。 沖縄だけでなく、佐賀空港にもオスプレイ配備問題があります。 単組の仲間にも全国の
 基地問題や、経験したことを話していきたいです。」


長崎交通労働組合 執行委員
「神奈川に住んでいて米軍基地がある所でした。 民家は二重サッシでも、戦闘機が飛ぶと爆音で普
 通の会話はできない。 市街地の中に基地があるのは、沖縄も一緒なんだと思った。 5・15沖縄
 平和行進に参加して、シュプレヒコールの経験をしました。 労働組合の団結を感じました。 県営バ
 スの若い人たちに、こういう体験をしてもらうよう繋いで、これからの活動をがんばっていきたい。」


中里 やすのり 長崎市議会議員
「後ろを振り返ると、ものスゴイ長い列。 みなさんにアピールし周りに与える影響をものすごく感じまし
 た。 昨年7月にゲート前で座り込みに参加しました。 明日もやるんだという、あきらめない闘いが
 続いていました。 長崎での9の日すわりこみや各集会など、長崎の場所でも脱原発など連帯行動
 を精一杯取り組んで、がんばりたい。」
長崎県平和運動センター 事務局長
「仲間がいたから、最後まで歩けた。 沖縄今こそ立ち上がろうと、みんなで一斉に歌いながら行進し
 たらリタイヤできない、連帯するという気持ち。 10年前、地区労議長になった時から沖縄連帯集会
 でみんなで歌っています。 『沖縄を返せ』ぜひ覚えてください。 返還されても歌われています。」


長崎県職員連合労働組合長崎支部 支部長
「集会決議を読み上げます。(一部抜粋) 1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効され、
 沖縄は日本から切り離され、1972年5月15日に復帰した。 日本の国土約0.6%しかない沖縄に
 在日米軍基地の約70%が集中しており、今も拡大され、事件や事故はあとを絶たない。
 日本政府は、普天間基地の負担軽減を理由に辺野古新基地建設を強引にすすめているが、負担軽
 減とは逆行している。 


 近年米軍の横暴さは沖縄にとどまらない。 日本本土を沖縄化する日米双方の意図がある。 9条改
 憲の狙いも米軍や自衛隊を恒常化させ、戦争ができる国にするという安倍政権の野望の一つである。 
 軍隊や武力では決して、いのちやくらしを守れないことを沖縄県民は身を持って知っている。 日米両
 政府によって強行される米軍基地の強化・拡大に反対し、沖縄の闘いに連帯しよう。 憲法25条の平
 和的生存権が一人ひとりに補償される社会の実現をめざそう。」