長崎県憲法を守る会 事務局長
「1972年5月15日に沖縄が日本に復帰して45年、連帯集会を始めます。 本日は沖縄平和センター
 議長に長崎に来て頂きました。 5ヵ月間拘留されましたが元気なお顔で、さっそくお話を伺います。」


長崎県平和運動センター 議長
「昨年10月12〜13日まで高江で抗議行動を一緒にしていて、まさか2日後に不当拘束されて150日
 の拘留とは信じられない想い。 復帰40年の平和行進で一緒に歩いた。 沖縄防衛局前で、ものすご
 いシュプレヒコールを上げられ、びっくりした。 沖縄の高江や辺野古の反基地行動のリーダーとして、
 みんなをまとめる力に感服しています。 話を聞いていきたい。」
沖縄平和運動センター 議長  『いま、沖縄から伝えたいこと』
「先ほど石木ダム建設予定地にも行き交流しましたが、沖縄・辺野古の状況を見るような感じでした。
 辺野古・新基地建設反対の抗議行動で、器物損壊容疑で逮捕され5ヵ月の拘留、全国の仲間たちの
 声援で元気に戻ってくる事ができました。 弁護士以外、手紙も接見もできず外部から遮断された。
 面会させない、主治医にも会わせない。 靴下で首をくくるからと、寒くても履かせない。
 取り調べはスゴク、容疑が6つ起訴が3つ、警察も検事も黙秘権があると言うが迫ってくる。 辺野古
 や高江でマイクで大きな声が、なぜうつむいているんだと言う。 もう少し迫り方があると思った。


 収容者の心を折る行為の中、新聞にも出ているのに記事を切り抜いて見せない。 後で読みましたが、
 沖縄の地元の新聞は記事を書いてくれて嬉しい。 弁護士から伝えられた日々の動きに支えられた。
 発酵食品が苦手でダメでしたが納豆が毎日出され、挑戦して食べれるようになりました。 逮捕時に
 白かった髪が出てきたら黒くなっていた。 中で染める事はできない、朝昼晩とコンブが出され環境が
 変わった、ひとつふたつの楽しい思い出。 捕まり23日がんばれば出られると言うがウソですよ。
 次の容疑でまた23日、また23日といくらでもプラスして拘留期間をどんどん伸ばせる。


 逮捕者が8名と拡大していく事に恐怖を覚え、運動の責任者としてリーダー失格だと思いました。
 仲間たちと高江の森で何百人もブロックを積んだのは、やむを得ずの抵抗だが威力業務妨害。 
 これ以上逮捕者を出さないでくれと思った。 私に傷害を起こした罪を認めろと自白させ、犯罪人にし
 ようとする。 再三の弁護団の釈放要求だが出さない。 保釈の条件は運動の現場から離そうとする。
 辺野古で集会があっても弁護団と一緒にいれば別ですが、これでは現場に行けない。 
 

 刑事被告の私をジュネーブの国連に呼んでくれ、たどたどしい英語で話し拍手を送られました。 国連
 人権委員会では、日本の沖縄に大きな圧力がかかっていると知っています、あなたは被告人ではない
 人権擁護者ですと言われた。 私たちの事や共謀罪で人々の自由と権利が奪われている事を懸念して、
 11月に正式に国連から日本政府に来るそうです。 大手メディアからも無視された沖縄であり、日本が
 戦前の時代に突入しようと抗議の声をあげている事を、国際社会は見てくれている。 
 共謀罪が施行されますが、辺野古の大衆運動は組織犯罪として施行されるのか。 沖縄県警は県議会
 で組織犯罪に当たらないと議会答弁した。 各都道府県の議会でも追及してもらいたい。 
 

 南西諸島で限定の戦争があると言われる。 いざこざが始まり南西諸島防衛で、安倍政権は憲法改
 正をやり一気に日本を軍事国家にしようとしている。 しかし安倍内閣もついに足元がほころび始め
 た都議選。 そういう政治にさせないように、野党共闘で選挙をやりましょう。 今こそ、反政府で安
 倍政権の暴走を止める為に団結しましょう。 総理を退陣に追い込みましょう! 中国の脅威と言う
 が14万人の観光客の人たちを排斥せよとは違うでしょう。 右翼はミサイル持って打ち返せと言うが、
 アメリカは本気で戦争する気はない。 アジアと世界平和のために友好の懸け橋を。


 人口500人の辺野古に機動隊を1000名も送り込み、ボコボコにされた。 心が折れそうになるくら
 い拘留された。 私は暴力主義者でない、捕まって涙を流す弱い人間です。 今の安倍政権の一人
 よがりを国連人権委員会からも、おかしいとなった。 裁判で供述に望みますけど、私を犯罪人にしよ
 うとするが森を壊し人々にケガをさせ、やりたい放題の暴力を行った機動隊と安倍政権こそが公開さ
 れる時だと申し上げたい。 誰が暴力を受けたのかと。 警察法を無視して暴力を行うとは、この国は
 終わりです。 誰が正義なのか裁判官の良心に訴えたい。」
 
五島列島 自然と文化の会  『辺野古への土砂搬出をとめよう』
「全国18団体が加盟し、どの故郷からも戦争に使わせる土砂を運ばせない運動をがんばっています。
 九州から土砂を辺野古に運ぶ事は、気候帯をまたいで運ぶのを生物多様性国家戦略で、国もよく
 ないとわかっています。 700kmも運ぶ116億円の計画があり、県内でも知ってる人は少ない。
 離島の立場からすると、持っていった跡には愛知県から産廃を持ってきて埋め立てる。 沖縄県議
 会では、他から持ち込み禁止条例がありますが、罰則はなく守らせるのは難しい。 埋め立ての土
 は県内の近い所から持ってくる原則を決める仕組みを要請していきたい。 ご協力お願いします。」


言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会 事務局長
「実際にマスコミへの言論統制はある。 日本を戦争に巻き込む改憲、若者は新聞もTVも見ない時代
 でネットを活用している。 憲法改正をするために安倍政権と日本会議はインターネットを駆使して、
 国民投票に向けて若者を取り込もうと作戦を展開している。 7月23日14時から長崎県教育文化
 会館で、TVにもよく出ていますが、ジャーナリスト津田さんを呼んで講演会を行います。」


自主・民主・平和のための広範な国民連合・長崎 代表 
「福岡、佐賀、長崎での3講演、お疲れさまでした。 安倍政権の強権は窮地に追い込まれています。 
 沖縄県民のあきらめない精神、沖縄問題は日本全体の問題として、長崎の問題とも繋がっていると
 連帯して闘っていきたい。」
辺野古新基地建設を許さない!
沖 縄 連 帯 集 会



日 時 2017年7月9日(日)13:30〜15:30
場 所 NBC別館1Fメディアワン


主 催 辺野古新基地建設を許さない!沖縄連帯集会 実行委員会
(長崎県平和運動センター/長崎県憲法を守る会/広範な国民連合・長崎)