第51回全国青年団結集会


日 時 2018年1月27日(土)14:00〜 28日(日)〜13:00
場 所 矢太樓ホテル (長崎市風頭町2−1
参加費 別途1泊2食付資料代含む


主 催 全国青年団結集会 長崎県実行委員会 
  
自治労長崎県本部 青年部長 (西海市職員組合 青年部)
「全国各地から結集の仲間のみなさん、実行委員の2人で司会を行い集会を始めます。 西海市でも
 人材が定数以下の働き方で、病休者も出ている状態。 同一労働、同一賃金を求めるのは、どの職
 場でも同じ。 みなさんの働いている職場を紹介して頂き、問題点を共有し考えていきたい。」


中央実行委員会 代表委員 (林野労組 青年女性委員会 委員長)
「昨年は香川県に500人が結集しました。 みなさんと学習や交流を深めていきたい。 林野労組は、
 全国の森林管理署、営林署で働く国家公務員です。 若い青年労働者が係長クラスの仕事をし、超
 勤も恒常化しています。 1人での入山は当局も禁止していますが、1人で山に入り危険と隣り合わ
 せの仕事となっています。 行方不明になり、翌日の朝に発見もあります。 しかたないと、若手が問
 題を問題として認識しておらず、組合運動の目的が理解されていない。 青年が保守化しているのは
 将来の不安の表れ、安倍政権の憲法改悪の動きもあり、反戦平和運動の強化をともにがんばりたい。」
 
長崎県実行委員会 委員長 (長崎県教職員組合 青年部長)
「生徒の成人式に招かれ、職場がキツイと労働相談がありました。 青年労働者は勤め始めた時、弱
 い立場にあります。 その職場での働き方、常識を身につけていきますが、知識がない為に労働者
 としてあるべき姿でない事を受け入れてしまいます。 自己犠牲を受け入れがちです。 職場の中だ
 けで考えがちですが、様々な職場の仲間と交流して、内外から見て改善に向かう為の運動です。」


長崎県平和運動センター 議長 (自治労長崎県本部 執行委員長)
「全国から多くの青年労働者の参加に、感謝申し上げたい。 昨日から自治労の春闘学習会を開催し、
 各職場の実態を共有化を図ってまいりました。 公務職場も退職金が減額され、賃金も2006年には
 4.8%減らされ、2009年にも2%削られ厳しい。 連合では賃上げ要請4%と、切り下がった賃金
 を回復できず、反転攻勢していきたい。 青年労働者のみなさんの力を結集して頂きたい。」


社民党 長崎県連 副代表 (坂本 浩 長崎県議会議員)
「8月9日の原水禁大会での参加があり、寒い時期の来崎は少ないと思います。 安倍政権が発足し
 5年、格差が拡大している。 防衛費は青天井、社会保障は削減ありきの予算を組み替えさせない
 といけない。 あたり前の労使関係の構築をすべきと、長崎バスや九州商船の問題を、県議会でも
 蔓延する不当労働行為を取り上げました。 春闘と反戦平和へ意思統一をお願いしたい。」 
自治労中央本部 青年部長
「基調提案を行います。 労働者が無理して働き、犠牲になって社会が成り立っている。 その不満を
 資本家や経営者でなく同じ労働者に向けさせ、働かない年輩者が倍の賃金を取るのはオカシイと、
 なっているが若者が攻撃して年輩の賃金を減らすと、将来の自分の賃金を減らす事になる。 夜中
 まで残業する公務員。 楽だと思っていたとアンケートにありました。 仲間との交流は職場で気持
 ちを素直に出し合い、みんなで考え話す事。 会社あっての労働者を問い直す必要がある。」


郵政産業労働者ユニオン 青年部長 (長崎地区労 青婦協 事務局長)
「長崎中央郵便局に勤務し、アソシエート社員で無期雇用です。 全国で19万人非正規の郵政、組
 合は2つあり、加盟率は70%です。 郵便配達は年々ネット通販で業務量が増えて、19時半頃ま
 た配達に出たり、休憩なしが増えています。 管理者に残業はするなと言われても、移動距離を考
 えると定時に間に合わない。 いろんな販売ノルマがあり、管理職にいつになったら売れると言われ
 自爆営業が年間9万円〜正社員で60万円の人もあり、パワハラで職場を去る人も多い現状です。
 正規と非正規の格差が減るように運動して、春闘交渉に望んでいきたいです。」


全日本造船機械労働組合 井筒造船分会 青年部長 (長崎地区労 青婦協 幹事)
「小規模な造船所で、ユニオンショップ制で60名のうち半数が青年部。 1隻あたり約8〜10億円する、
 いろんな種類の漁船や小型フェリーに小型タンカーを造っています。 艤装で機関室の仕上げ担当で、
 車だとエンジンの担当。 新船はキレイですが、修繕船はススや油で汚れ、作業服が年1着支給では
 少ない。 出港の時、船長がマイクでの感謝の言葉は胸が一杯になります。 繁忙期は徹夜もあり、
 夜食と朝食がでますが、若くても体に堪えます。 組合に無関心を打破する為、青年部で学習して意
 見をまとめて、新執行部の一員として、団交で完全週休2日など求めていきたい。」 
平戸市職員組合 青年部 『構成詩(劇)/青年部の人事評価制度との闘い』 
職場の先輩の話で、業者への支払い遅れのミスで遅延利息が100円発生した。 口頭注意を受けて
勤勉手当を3万円減らされ、人事評価制度で仕事をするのが怖くなったという事で、学習会を行った。
職員全員の一時金を一律下げて、評価により分配するので、上がっても変わらない。 限られた原資
でやりくりするから、奪い合いになり、がんばっても評価されないなど全員が上がる事にはならない。
若手職員全員に青年部独自でアンケートを行った結果、ただの人件費削減への不満や不合理さで、
反対意見がほとんど。 要望書を青年部独自で提出し、親組合も同席し当局と団体交渉となる。


当局側は法律と、2年の施行期間と、人事評価検討委員会での協議で、導入を進めていく予定。
青年部は人員削減で業務量が多くなり、責任も増している状況。 みんなで協力して回しているが、
この制度は職場の人間関係が崩れ、雰囲気も悪くなる。 評価の方法も、評価者がどう評価するか
がわからない、一方的な賃金反映は許されないと訴えた。 
当局は住民サービス低下につながる事はできないと、再検討し組合と交渉していく事が確認がされた。
その後、先輩の口頭注意と減額された3万円は返還された。 しかし、評価制度は導入実施された。
ただ導入にあたり、主張も受け入れられ、先輩の減額取り消しができて青年部の大きな自信となった。
分散会が各部屋に少人数で別れて討論が行われた。 生活・職場実態点検手帳に沿って進める。
自己紹介の後、賃金に関して実際の収入と支出を報告し、仕事内容に比較した賃金額についてど
うか思っているか、通勤手当を除く賃金総額を実際の労働時間で割って、時給換算し話をする。
1日の働き方を具体的に出し、仕事の不満や疑問、よかったと感じる事を出し合う。
労働者どうしの団結を強めるには、どんな仕事をして、どんな思いで働いているのか交流が欠かせま
せん。 全国各地からの参加の為、地区別で3会場に別れての夕食。  
九州商船陸員労働組合 書記長
「五島までの離島航路で船の運航をしている107年の歴史ある企業です。 陸員と海員組合があり、
 私は営業部の窓口カウンターで旅行者へ案内業務。 事務職の他に物流貨物など、陸上で働いて
 いる人の陸員組合で地区労に加盟。 海員はフェリーやジェットホイルに乗船しており、全日本海員
 組合に所属して、上部組織が違います。 個別に交渉するので、同席での交渉はありません。
 夏の一時金で海員が3.65、陸員は3.0と初めて会社が差をつけました。 理由は海員はスト通告
 し、社長が決めたからで済まされ、県労委での斡旋は不調でしたが交渉を続け闘っています。 
 メンテナンス工場の海員組合員を陸員に移し、経費削減を狙って会社は強引な既成事実としてきた。
 社長は弁護士でもあり、間違っていないと斡旋命令も聞かないので、海員は年末にストを実行した。
 会社がストに抵抗策を持ち危機的状況です。 独裁的感覚の会社と闘って、より良くしていきたい。」


長崎バスユニオン 青年部長
「4名の懲戒と不当配転処分は、車両問題がキッカケで起こったと自分は思います。 1人1車制度で
 私も10年たち、やっと1997年式の担当車をもらいました。 バスユニオン結成後に組合を移るなら、
 バスを置いて移るよう会社から文書がでたので、自分のバスを手放してまで移りたくないと言う人が
 多いです。 早く車両問題が解決したら、バスユニオンに入りたいという人もいるので、県労委でも会
 社が解決しないようにしている気がします。 年功順だった先輩のバスを若い人が取った事を、職場
 で話たら暴言とかで処分を受けた4名。 赤腕章をつけて以降、安全運転で毎日乗務して、お客さん
 にがんばってねと言われ、応援してくれる人もいるんだなと、嬉しく思いました。 組合差別のない正
 常な労使関係を求めて、熱い心で闘って、最後に笑って仕事をできるようにしたい。」
 
中川弁護士 (諫早総合法律事務所/日本労働弁護団) 『労働組合に期待すること』
「弁護士とは企業だけ相手をしているエリート弁護士と、私のような町の弁護士があります。 交通
 事故や債務で、相続では何億円の預貯金が働いていない人に渡るなど、こういう生活もあるのか
 と思う。 莫大な金額で働かなくていい人も、たくさん見ました。 離婚の養育費では年収によって
 決まるので、収入がないとゼロになる。 親が金持ちかどうかで差があっていいのかと思う。
 企業だと毎月、顧問料が入るので、顧問契約を取りたいのが弁護士の本音。 企業の意向に逆ら
 えなくなり、首を切りたいと言われた時に、労働者を攻撃する側の弁護士がほとんどです。


 会社側の弁護士は、市民派と言われる弁護士でも労働者を叩くのが多い。 親が弁護士で2世も
 多い。 企業や自治体の顧問も多いから裁判で勝つわけでもありません。 企業におべんちゃらを
 言う為に弁護士になったのかと、失望する若い弁護士。 弁護士は数も多く、ワーキングプアとなっ
 て辞めていく生き残りになっている。 企業の為だとやりがいもなく、社会の為に役立つと思えなか
 った。 企業の為にガンバル世界が正しいのか、疑問を持った。 社会を変えるのは労働運動だと
 思い、労働弁護団に入り労働者側の弁護士になりました。


 労働事件をやると、依頼者は会社と闘う事を覚える。 会社相手の裁判、負けたとしても考え方が
 変わる。 資本主義の制度を変えないといけないと、社会主義運動の足場になればと想いやって
 います。  この職場はオカシイから出発して労働組合に発展し、労働者は生活をよくしようと闘争
 を進めていくうちに、政治上の階級意識へと発展する。 働いているとオカシイ事がいっぱいあり、
 突き詰めると資本家が吸い上げて労働者に少ししかやらない社会がオカシイと、組合活動をがん
 ばっていると気付く。 会社が世の中を支配している現実。 資本主義の中で体制が変わらないと
 いけないと、社会主義の方向に動いていく。 私は労働者を弁護して覚醒を促しています。


 労働組合があった方がいいなと思ったのは、労組があれば被害者が次々と生まれなかったのに。
 会社へ個々で要望を出しても、会社は回答しない。 労働組合を結成して出していれば、労組法
 で守られ解雇されなかった。 しかし、労組を結成すると会社は廃業し、別の会社に引き継ぎ組合
 員だけを排除した。 平気で潰す、こんな事実もある。 非正規は組合から排除されている事が多
 い。 非正規が入れない組合は労働組合じゃない。 いろんな弱い人を助けるつもりで労働組合の
 活動をしてほしい。 労働者全体の利害は国民の大部分と一致する。 


 アベノミクスの日本が世界一会社が活動しやすいとは、資本主義丸出し。 資本主義は国民の犠
 牲で、労働者から見ればオカシイ。 会社に味方する労働者に労働組合。 本当に労働組合として
 社会が良くなるのかと言いたい。 労働者全体から考えて、何がよくなるかと考えて労組は動かな
 いといけない。 労働運動にあたって、労働者全体の利益を考え行動してもらいたい。 今、いかに
 労働組合が必要か。 日本をいい社会に変えていってほしい。」
  
中央実行委員会 常任委員
「どんな取り組みも相談する事から始まります。 仲間と相談できるか振り返るのも大事です。
 ストライキは住民に迷惑をかけると言うが、相手は会社で改善せず怠けている当局が問題です。
 住民イジメではありません。 労働組合のストの必要性を訴え、周りの応援が必要です。 今回の
 集会は成長に繋がったでしょうか。 身近な職場のお隣さんに話をする事が前進の第一歩です。」


中央実行委員会 実行委員 (北海道 日高町職員組合 青年部)
「集会宣言を読み上げます。(一部抜粋) 私たちはこの2日間、全国から長崎に集まった仲間ととも 
 に、青年労働者が抱える課題について、企業・労働組合、雇用形態の枠を超えて交流した。
 安倍政権の労働時間の短縮を謳い、働き方改革が現実の職場にもたらしているのは、搾取の強化
 を目的とした労働密度の増大であり、労働時間の短縮とは程遠い。 労働者どうしが官と民、正規と
 非正規、男性と女性、大企業と中小企業など、この分断が資本主義のしくみの下で生み出されてい
 る事を明らかにし、労働者と資本・企業の利害が相反している事実を職場の仲間たちに訴える必要
 がある。 青年労働者が春闘勝利に向けて職場・地域の仲間の先頭で奮闘することを宣言する。」


インターナショナルを全員で歌い、最後は団結ガンバローで2日間の集会が終了しました!