被爆75周年原水爆禁止長崎集会すわりこみ


日 時 2020年8月9日(日)10:30〜11:02
場 所 爆心地公園 


主催:被爆75周年 原水禁長崎県民会議
長崎県平和運動センター 事務局長
「早朝、雨が降っておりましたが、暑い8月9日になりました。 今日の長崎新聞に、私たちの気持ち
 を載せた意見広告が掲載されました、見て頂きたい。 昨日の屋内集会は県内の高校生だけでし
 たが、今日は熊本県からも高校生たちが参加しています。 短時間の集会を始めます。」


原水禁日本国民会議 議長
「今年は全国から集まらず、それぞれ各地でやっている、残念と言えば残念。 昨日の映画ひろしま、
 心が潰れる惨状、あれが核兵器の惨状。 長崎ではプルトニウムの爆弾が、地形で少ない被害で
 済んだ。 上空をB29が飛んで目標通り、常盤橋の上空に落とされていたら長崎市は全滅だった。
 私も亡くなっていた。 あれから75年、核廃絶はナゼできないのか。 被爆5団体で要望書を提出
 しています。 核兵器禁止条約に参加して、東北アジア非核構想を実現し、南半球の非核地帯が
 広がるよう訴えたい。 安倍さんはナゼ原爆資料館に行かないのか。 総理も閣僚も行っていない
 一度も見た事がない現実。 みなさんの後押しで、なんとか見て欲しいと願っている。」    
原水禁日本国民会議 副議長
「広島の黒い雨裁判、画期的な判断。 75年経ち理不尽な根拠のない、長崎市の外にいただけで、
 被爆者援護法の脇にある方々。 被爆者としての認定を裁判に訴えて75年経つ、そんな事があっ
 ていいのか。 あの映画ひろしまで、被爆者の声を聞かない人間がいるのか。 原水禁は一人ひと
 りの、いのちに寄り添い取り組みを進めてきました。 安倍政権はコロナの中で何もできていない。
 自粛して休業しても保障はない。 1ヵ月働かなかったら、食べられない人はいるんです。 格差は
 大きくなっており、新しい社会をつくっていかないとイケナイ。」


第22代高校生平和大使 内山さん
「75年節目の年、活動の制約が多い中、これまでどおり核兵器のない平和な世界の為、努力して
 いきます。 署名にご協力お願いします。」
 
原水禁日本国民会議 議長と、第22代高校生平和大使 内山さんが献花を行った。
11時2分になり、長崎の鐘が鳴る中、参加者全員で黙とう…


長崎県平和運動センター 副議長 (長崎県教職員組合 執行委員長)
「この爆心地には、家がたくさんあり一瞬で叩き潰された。 今も川岸には人が生きた跡があります。
 被爆や戦争の実相を忘れさせようとする人たちが、日本を牛耳っている。 私たちは次の世代へ
 繋げる重要な使命がある。 来年は、これまで通り開催していきたい。 暑い中お疲れさまでした。」