中川弁護士 (諫早総合法律事務所)
「現在3つも県労委にかかっている。 証人尋問は15人。 文字起こしに何ヵ月もかかると待っていた。
労働委員会の進め方が遅すぎたと思う。 ものすごく時間がかかってしまった。 和解協議もあった
が飲めない内容で、車両問題を1年間凍結すると言うが、これで協議しても決裂する。 もともと二つ
組合があった時のように配分しないと、根本的に解決にならんと思う。 組合を移ると、車両を取り上
げられる、車両問題を解決すれば一挙に解決する。 4人の裁判も何もかも解決する。
県労委の命令を会社は認めるのが、お互いにとってのメリット。 中労委まで行き争うと、また報道さ
れて会社はバッシングされる。 組合を移ると今まで乗ってた車を降りないとイカンでは、誰がどう見
ても不当労働行為、ココは勝てる。 後はどうなるかワカラナイ。 新車配分と退職した際の配分。
ココをどう命令するか、裁判はハッキリしているが行政機関なので幅広い。 マトモな経営陣なら決
着をつけるが、どうなるか。 中労委はそんなに時間はかからないが、次は東京地裁で1年かけて
審議と判決となる。 次は東京高裁で審議して、次は最高裁と、大変な道のりが待っている。
団体交渉では会社は命令に従うと言っていた。 マジメに県労委の命令を聞いてもらいたい。
誰が客観的に見ても、県労委命令で全て解決するのが労使にとってイイ。」
長崎バスユニオン 執行委員長 (長崎地区労 副議長)
「68名で組合を結成し、3ヵ月で100名を超えて、組合を移動したら担当車両を取り上げる、新車は
組合員数で配分すると強行された。 すると毎月20名くらい入ってきた組合員がパッタリ止まった。
車両問題で不満を言った4名に暴言だとか、出勤停止に不当配転の見せしめ。 ストライキや街宣
などやり闘って、
Twitterでも全国的にこの闘争が広まり、会社の姿勢も変化した。 攻撃してきた
人たちは子会社など人事で変わった。 会社も解決へ模索している。 多数派労組に気をつかい、
法律違反をさせ続けてはイケナイ。 9月22日に大会を開き、闘争方針を確認した。 命令から10
日の間に団交を開く。 県労委命令に会社が従うように闘争をやっていくので、支援をお願いします。」
最後に参加者全員の団結がんばろう!で終了しました。