三菱長船じん肺アスベスト第3陣訴訟原告団 団長
「三菱重工、下関の下請けもX線で和解しています。 それに負けずCTはさしおいて、これからも闘って
 いきたい。 みなさんの、ご支援をお願いします。」 


長崎労働者の健康問題懇談会 事務局長
「長崎の労働団体で作る取り組み、全国48カ所でも開催されています。 過労死等防止対策推進シン
 ポジウムが厚労省の主催で11月23日(木・祝)14時から長崎県勤労福祉会館で開催されます。 
 連合長崎と県労連からの報告もあります。 各組織から参加をよろしくお願いします。」


じん肺キャラバン長崎実行委員会 事務局員
「これからの行事も成功させていきたい。 本日は終了します、みなさんお疲れさまでした。」 
長崎民主医療機関連合会労働組合 書記長
「始めさせて頂きます。 いい学習会にしていきたいので、よろしくお願いします。 代表世話人のあい
 さつ、地域支援連帯あいさつ、キャラバン行動についての報告のあと記念講演を行います。」


じん肺キャラバン長崎実行委員会 代表世話人 横山弁護士
「三菱のじん肺の裁判、CTで患者をみないとわからないと言っておりまして、平気でウソを言う。 
 みなさんとCTの事について講義を聞いて学び、じん肺とアスベストについて勉強していきたい。」 
   
九州社会医学研究所 所長 『じん肺・アスベストの管理区分決定にCT導入は現時点で問題あり』
「CTの問題について、お話させて頂く。 私の立場はCTは嫌いではありません。 日常的に医者がどう
 見ているか。 科学の進歩は医学の中で一定の進歩をしています。 30数年前は胸のCTは撮れない、
 20分以上かかり死んでしまう。 頭を撮るのがやっとだったが、CTの技術が各段に飛躍した。
 国が進めるCTによる管理区分の決定には問題がある。 制度の問題、じん肺・アスベストの切り捨て
 に繋がり、同意できない。 レントゲンよりCTを重視でいいのか、医師の間でもいろいろと別れる。


 じん肺は古くから職業病で、じん肺法が作られている。 X線よりCTだと見落としていたのがたくさん出
 るはずだと、患者に有利になると言われた。 X線とCTの違い、X線はコストも安く被爆も少ない。
 CTは肺ガンの検出が優れている。 レントゲンの写真は日にちが立つと劣化する。 これが結核だと
 わかる名人芸の医者もいたが、技術が進むと継承されず、医師全体として読影レベルが下がっている。
 CTはまだ技術が発展の途中で、画像の出来が違う。 X線は確立された技術、どこで撮っても同じ。
 CTは画像の粗さなど、どのレベルの機械で撮ったかで違う。 どれを基準にするか決めにくい。


 X線ではほとんど映らない影がCTでは映るメリットがある。 昔のCTと違い今は、らせん状にキレイに
 見える。 2mm間隔で撮り連続的に見える。 胸を撮ると250〜300枚くらい。 最近のは放射線量
 を抑えたCTで、当初言われた程問題になっていません。 じん肺法の規定はX線写真による検査。
 2010年、厚労省はCTの導入を断念した。 X線写真での判断を基本とし、CT写真は診断の参考に
 とどめるとある。 じん肺審査医に対する調査でも、判断に迷いCTが必要としたのは14%にすぎない。
 

 産業衛生医学界での検討は、肺の中でなにが起きているか検証せず、CTを導入というがX線が検証さ
 れていない。 じん肺と言っていいのか正解がない物を比較すると、なかなか判らずじん肺かどうか悩む
 事が多い。 今までの制度と比べ切り捨てられる人が多くなる危惧がある。 CTでじん肺でないとしても、
 実際どうだったのか肺の中は検証されていない。 ばらつきがあります。 たくさんの人がじん肺でないと
 なってしまい、切り捨てが多い可能性を秘めている。 国際的にも標準となるCTはなく、じん肺標準デジ
 タル写真が安易に採用される恐れがある。 レントゲンと比べ費用対効果が悪いとも言われる。 


 費用対効果は異質な研究で、CTで撮ってじん肺の人を半減させて、休業補償に医療費を下げて採用し
 たいと言うのは企業と同じになりかねない。 なんの為のCT研究か。 救済よりたくさんの人が切り捨て
 られていいのか。 現時点での胸部CTだけ一方的な導入するというのは問題だろう。 6年前に厚労省
 が石綿肺を削減の策動に反対運動で署名を集めたりしました。 よくわからない形で有効かどうかわから
 ない採用は問題です。 学問的議論でやらず国の方は一方的に入れてくる。 技術の進歩でCTは活用
 される。 CTに反対するのではなく、どういうプロセスが必要か一緒に考え、運動をつくっていきたい。 」
 
2017年第28回じん肺・アスベスト学習会


日 時 2017年10月4日(水)18:30〜20:00
場 所 長崎市立図書館・1F多目的ホール


主 催 なくせじん肺全国キャラバン長崎実行委員会
長崎県労連 議長
「労働組合としての職業病の根絶の運動。 裁判の支援やキャラバンを行っています。 正しい知識を
 深めないといけない。 全国のじん肺裁判で企業と国の責任を明確にしているが救済されない事実。
 化学の教員になってアスベストを扱っており、吸入したとしても平均40年たって現れる。 アスベスト
 は身近な物です。 労働者が被害にあわない為に学び、じん肺根絶の取り組みをがんばりましょう。」


じん肺キャラバン長崎実行委員会 事務局長

「10月2日から行動し、三菱長船本館前に13団体50人が集まり気勢をあげました。 明日は県や市
 に労働局と医師会に行き、土曜は宣伝行動を行います。 地区労や平和センターには毎年たくさん
 署名を集めて頂いています。 他のみなさんにも署名をお願いしたい。」