なくせじん肺キャラバン長崎実行委員会
第26回2015年じん肺キャラバン出陣集会


日 時 2015年10月1日(木)12:15〜12:45
場 所 中町公園


主 催 なくせじん肺キャラバン長崎実行委員会
建交労 長崎県本部 書記長 
「これより第26回なくせじん肺キャラバン出陣集会を始めます。 明治時代の造船の設備など注目され
 ていますが、企業の繁栄の陰でたくさんのじん肺がありました。 炭坑などの離職者から、じん肺・アス
 ベスト被害が生まれています。 市民にアピールして闘っていきたい。」


なくせじん肺全国キャラバン長崎実行委員会 事務局長
「全国労働安全衛生週間にあわせて、全国統一行動を繰り広げています。 じん肺・アスベストは最大の
 労災認定が出ている。 みなさんにお願いしている三菱下関造船のじん肺署名の原告は、すべて下請
 けです。 最高裁で確定させ下請け労働者に道を開くよう、いのち懸けの裁判にご支援をお願いします。
 このあと県知事や市長、労働局へ被害根絶の全国統一要請行動を行い、夜からの学習会では若い世代
 に広く、じん肺・アスベストについて考える機会にしていきたい。」
長崎地区労 書記長 
「1985年12月に伊王島じん肺訴訟が始まり、翌年から支援をしてキャラバン実行委員会とも連帯をして
 います。 長崎県においては実行委員会形式で取り組み、社会的な取り組みとして労働組合が先頭に
 立っていきたい。 企業の儲け第一主義を許せば、人間らしく働ける事はできない。 裁判闘争の勝利
 に繋がる大切な取り組みで、今の職場の環境をよくする闘いと認識しています。」


全国トンネルじん肺根絶長崎原告団 副団長
「トンネル工事でのじん肺根絶のために、いろんな角度からスーパーゼネコンと闘っています。 ゼネコン
 はガイドラインができてからは、じん肺はでないと国会議員に言いふらすが第4陣では153名の原告団
 がいます。 これから来年春までに第5陣の訴訟を起こします。 自民党でも53%の議員が賛成してい
 るが100%にむけて救済制度をつくっていく。 トンネルだけでなく建設アスベストも同じ。 みんなで力
 を合わせて、なんとか作り上げていきたい。」
西日本石炭じん肺根絶原告団 団長
「日鉄鉱業に対し、裁判を行って勝訴しても謝罪の言葉はない。 じん肺患者に謝るよう謝罪を求めて
 いきたい。 他の企業も追従するように闘うつもりです。 他にもある各職業病の裁判の完全勝利を
 めざして、キッチリがんばっていきたい。」


なくせじん肺全国キャラバン長崎実行委員会 事務局次長
「まだまだ私たちの運動はたりない。 多くの人に広がっていない。 すべての労災職業病の根絶と
 じん肺・アスベスト裁判の早期解決と救済を求めて、最後に団結がんばろうで終了します。」