いのち・愛・人権2015ながさき市民のつどい
実行委員会と学習会
日 時 2015年10月23日(金)18:00〜19:30
場 所 一般財団法人長崎地区労働福祉会館・2F大会議室
主 催 いのち愛人権2015ながさき市民のつどい実行委員会
いのち・愛・人権実行委員会 副実行委員長 (長崎市人権教育研究会/長崎県教職員組合)
「このつどいは2000年から続けてきました。 開催目的は、部落差別をはじめとする一切の差別をなくし、
いのちの輝きと互いの温もりが実感できる長崎を目指し、長崎に暮らす人々がいのち・愛・人権2015
ながさき市民のつどいで出会うことで互いを尊厳し、仲間としてつながっていくことを目指しています。
今年も11月14日(土)11:30〜16:30まで長崎駅前かもめ広場で行います。」
いのち・愛・人権実行委員会 実行委員長(狭山事件を考える長崎市民の会/長崎県教職員組合OB)
「これまでやってきて成功を続けるとマンネリ化する。 目的を見直したらという話があった。 長崎市民が
お互いを尊敬しあうよう残していこうと、目的だけでなく実現できるようやっていきたい。 いろんな関係
団体のみなさまに、ご協力頂きながら今年も開催していきたい。」
いのち・愛・人権実行委員会 事務局長 (長崎市人権教育研究会/長崎県教職員組合)
「例年、たくさんの団体に協賛には頂き、運営をしています。 後援も教育委員会をはじめ、メディア各社
に頂き今年もやっていきたい。 例年通りステージは9:00までに完成し、会場設営の作業への協力を
各組合と協賛団体にお願いしたい。 ネパール支援パネルの展示も行い、準備を進めていきたい。」
部落解放同盟 長崎支部 書記長 『被爆70年―浦上町から』
「被爆70周年に作成したDVDを見て頂きながら解説をしていきます。 1949年に当時必要性がなかった
10m道路を浦上町に建設するので、部落を分断された住民は出ていかなくてはいけなくなった。
町内に他から移入した住民が多数になり、1964年には住民投票で町名変更されて緑町になり、浦上町の
名前は消えた。 全国で同和地域の調査が行われ、県の報告では長崎市には対象地区なしとされた。
1971年、開港400年記念事業で長崎市が発行した長崎図鑑に、部落所在地を記された差別古地図事件
があり、’73年の島原半島での結婚差別事件を契機に、当時の長崎地区労・磯本書記長が部落解放同盟
長崎県連の初代委員長となり、労働組合や教育関係の人たちの支援で結成されました。 磯本さんが書記
長時代に県内を回ると、島原半島の一部で堤防がない所があり、その地域は部落だった。 松浦でも線路で
侵入道路がふさがれ踏切もないなど、部落解放運動が始まる前はそうあったが、環境が改善されていった。
それまでは県も市も長崎には部落はないと言っていたが、その後の運動といろんな取り組みや闘いがあり、
1976年に県に同和対策課を置くことになった。 部落差別はなくなると言っていたが、復興が進んでも差別
はあり、県内の部落実態調査で県内各地で差別行政の実態が明らかになった。 被爆の苦しみと部落差別
と二重の苦しみを受けた語り部が、二度と戦争はいけないと言います。 想いを伝えていきたい。」
4・25ネパール大地震被災者支援ネットワーク長崎
「今年4月25日起きたネパール大地震の被災地支援で、ネパールのバール・シクチャ・サダン小中学校の
復旧支援を行っています。 池田章子さんと現地を5日間回ってきました。 校舎は倒壊して手つかずのま
までした。 学校教育支援を目的にパネル展示を行い、各団体にも募金活動にご協力頂きたい。」