連合 災害救援ボランティア派遣
日 時 2011年6月18日(土)〜27日(月)
場 所 岩手県大船渡市
報 告 日教組 長崎県教職員組合
連合 災害救援
長崎地区労 議長が参加。 東京から約8時間半かけて、岩手県住田町の五葉小学校跡に到着した。体育館が宿泊場所。
大船渡市の社会福祉協議会が、ボランティアセンター。 被災者からの依頼内容に応じて、ここで割り当てられる。
個人宅の畑にある流失物(瓦礫)の撤去作業。 大きな物は重機で取り除き、小さな物は手作業となる。
ガラスの破片に木ぎれや瓦の他、アルバムや写真もでてきたので、別に除いて渡した。
陸前高田市は特に被害甚大で、岩手県立高田病院も4Fあたりまで浸水。 土地が陥没し海水が流入。
畑から5分程で港。 車を通すため、瓦礫は道路の両脇に寄せたままの状態。
かつて千 昌夫が経営した「キャピタルホテル 1000」。 消防署と市役所も約15メートルの津波に破壊された。
約7万本あった松が、1本しか残っていない。 集められた車の山。 駅舎が流された大槌駅のプラットホーム。
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全国各地から救援に集まった、各労働組合の参加者。 壁にはこれまで参加した労組のメッセージ。食事の後の交流会。
水産関係の冷凍倉庫。 重機で砕いた断熱材を手作業で梱包。 周辺は魚の腐敗臭が漂う。
大船渡市立 日頃市小学校で物資搬出作業。 AM9:30に作業開始し、体育館にある救援物資を市民会館へ搬出。
午後からは、隣の中学校の生徒や先生も応援に駆け付け、 PM2:30作業終了。 明日から体育の授業が可能となる。
3ヶ月経った今でも紹介した写真が現状である。 地震直後の様子は想像を絶する。
体験のいくつかも聞くことができたが、人の死を目の当りにした人達の口は重かった。
個人での支援活動も可能ではあるが、組織としての活動が より大きな成果を得ることができた。
7日間の活動は、1〜2日では得られない充実感も味わえた。
支援活動はまだまだ必要である。1日でも早い復旧・復興を祈念する。
少し離れたところにタグボートと思われる船が、3ヶ月経った今も撤去されないまま放置されている。
道路脇の防波堤に打ち上げられた船
東日本大震災に被災された皆様
心よりお見舞い申し上げます。