2023年度長崎市予算編成に関る要求書提出


日 時 2022年11月18日(金)14:30〜15:00
場 所 長崎市役所・本館3F第2応接室


主 催 長崎地区労
長崎地区労 議長から 田上富久 長崎市長へ、2023年度予算編成要求書を提出。


長崎地区労 議長
「生活に直結しているので、労働者としての要求や要望を地区労でまとめ、提出します。 バス支援の
 話は、山あいなどは公共交通が通っていないと、車で行くので市中心部の交通渋滞もさらに起きる。 
 提出した予算要求書について、各位から具体的に話していくので、よろしくお願いしたい。」
 

長崎地区労 書記長
「各組合・組織から出された10分野38項目の要求について、主旨説明をさせて頂きます。 
 1日の労働時間は8時間で、時間内で帰れる仕事量なのか。 週40時間で、過重労働にならない
 ようにして頂きたい。 地場産業の育成と雇用確保のために、予算編成をお願いしたい。」


長崎県タクシー労働組合 書記長
「市からのコロナ支援金で対策がなされているか、確認して頂きたい。 長崎市内のイベントで発生
 する交通渋滞の対策と、長崎市北部地域の慢性的な渋滞対策の解消をされるようにして頂きたい。」


長崎交通労働組合 執行委員
「現在、長崎県営バスと長崎バスで路線の再編があり、将来のバス路線維持を図りたい。 公共交通
 の利便性の為に、地域支援で長崎市から公共交通事業に対し、特段のご支援を頂きたい。」


長崎バスユニオン 執行委員長
「野母崎方面の路線は直通便が無くなり、三和地域センターで乗り継ぎとなった。 土日祝日は施錠
 されるので、雨でも屋外で待つ事になる。 待ち時間も長く冬場は寒いので、対策をお願いしたい。」

 

 
田上富久 長崎市長
「長崎市の財政は今まで楽な事は1回もなく、常にやりくりがあり、収支改善を図っていきたい。 
 財源が少ない中、官民連携でやれる事をしようと、人口減少の対策として、色々な取り組みを進めてい
 ます。 何か1つで済む話でなく、続けてやっていく。 100年に1度の街作り、経済をしっかり進
 めて若い世代に選んで頂きたい。 造船、水産、観光から新しい産業という事で、情報産業、洋上風力、
 医療分野の企業誘致に、交流人口の増加で新しい経済のあり方、チャンスを活かしていきたい。 
 

 職員の意識調査をすると、質的に高いモノを求められ、頑張って一杯イッパイ。 少し減らして隙間
 をつくらないと余裕がない。 新しいニーズに対応する為に、全職員で仕事量を減らし、デジタル化
 を活用して変える取り組みをしようとしています。 新庁舎に移るにあたって、働き方改革で意識を
 変えるキッカケにしたい。 公共交通も人口が減る中、前の維持は難しい。 網の目の路線は、他の
 町と比べてもあまりない。 県や市も入り、事業者と話しながら、地域住民と考えていきたい。」
 

他に地区労からの要求書を提出した中から、平和や教育に関する要求に、道路交通に対策する要求、
地場産業の育成・雇用に関する要求の他、出席者が捕捉説明を行った。 
長崎市からの回答は来年2月予定。