2022年度長崎市予算編成に関る要求書提出


日 時 2021年11月8日(月)14:30〜15:00
場 所 長崎市役所・本館3F第2応接室


主 催 長崎地区労
長崎地区労 議長から 田上富久 長崎市長へ、2022年度予算編成要求書を提出。


長崎地区労 議長
「コロナ禍の課題、様々な公共サービスのあり方、働き方について振り返りながら前進していきたい。
 被爆二世の検診は国が手帳を作り、長崎市のハートセンターは対応が良くてやりやすかった。 
 市民の健康を支え、考えてくれている。 長崎市民である事が誇りに思えるよう、していきたい。
 予算要求について、書記長から具体的に話していくので、よろしくお願いしたい。」
 

長崎地区労 書記長
「各組合・組織から出された10分野47項目の要求について、予算編成をお願いしたい。 核兵器禁
 止条約について国に批准するように、田上市長は訪問し働きかけ努力されている。 労働組合の想
 いも同じ、粘り強い行動をお願いしたい。 広島の黒い雨訴訟の判決、長崎の被爆体験者訴訟も解
 決を求めて被爆者援護法の適応を、生存中の救済を、市の努力をお願いしたい。 コロナ禍による
 財政負担については、原発の復興税や環境税のように簡単に税金を上げて取るより、当面は所得
 税や法人税に消費税の取り止めや、減額を視野に入れて頂くような取り組みをお願いしたい。」


全自交・長崎県タクシー労働組合 執行委員長
「提出している長崎市内の交通渋滞対策の他に、国道の交差点付近にある電停の位置を進行方向
 より向こう側に交互に設置することで、右折レーンが確保できて視界もよくなるという提案です。
 交通安全の観点からも、電停の配置の見直しをお願いしたい。」 
 
田上富久 長崎市長
「新型コロナの影響による税収の減収は、国の政策で想定よりも軽くなる見通し。 人口減少の影響
 もあるので、収支改善を図り、健全財政の実施を指示しています。 仕事の仕方を変えたり、デジタ
 ル化に変えていくのが必要な時期。 予算編成は長崎市の10年計画で、第5次総合計画の年。
 次の時代への街作りを活用する時期に入ります。 コロナ長期化での疲弊を復興へ向けた取り組み、
 

 人口減少対策で長崎創生への取り組みにも力を入れたい。 デジタル化が遅れており、市内全域
 の光ケーブルを基盤として進めたい。 クリーン化の課題は3月にゼロカーボンシティ宣言を、長与町
 と時津町と長崎市で行いました。 2050年までの高い目標を全庁的にすべての部局で取り組んで、
 地域に貢献していきたい。 提出された要求項目を検討し、改めて回答したい。」


他に地区労からの要求書を提出した中から、平和や教育に関する要求に、道路交通に対策する要求、
地場産業の育成・雇用に関する要求の他、出席者が捕捉説明を行った。 
長崎市からの回答は来年2月予定。