長崎バスユニオン10・2ストライキ
13:00スト突入〜最終まで
日 時 2017年10月2日(月)15:00〜
場 所 長崎地区労会館・2F大会議室
主 催 長崎バスユニオン
長崎バスユニオン 書記長
「ストライキ集会を始めます。 主催者あいさつの後、各組織から連帯あいさつをお願いします。
終了後に街宣車2台で長崎市内を回り、鉄橋など各所でビラ配布を行います。」
長崎バスユニオン 執行委員長
「解雇でどんどん辞めていく状況で、これではイカンと組合を結成しました。 会社側に労働条件の改善
及び法令順守など7項目の要求をしています。 昨年11月にもストを行いましたが、組合結成2年を
迎えるが、組合事務所も与えてもらえず、車両問題も会社が一方的に多数組合に有利な内容で組合
別に振り分けて解決していない。 県の労働委員会で、円満解決しようと和解案にものったが会社は
その和解案も拒否しました。 先輩の担当車両が取り上げられ、後輩が乗る事に対し何で先輩の車を
取ったのかと言う事を、多数派組合に暴言を吐いたなどと処分したのは組合差別と組織破壊攻撃。
通勤手当もない組合員4名に遠方への不当な転勤を命じた。 バスの乗務員は早朝から深夜までの
勤務形態で退勤から翌日の出勤まで8時間に満たない乗務員もいます。 今まで5分の通勤が1時間
かかるのでは、乗務員の睡眠が5時間も寝れなくなる。 前例のない遠隔地の異動は安全運行に支障
がでると強く反対し、闘っています。」
長崎地区労 議長
「先日の平和センターの大会で事務局長になりました。 集まったみなさんの怒りに満ちた顔で、想い
が伝わってきます。 組合に対し許せない会社の態度。 みなさんだけの闘いではない!地区労全
体の闘い。 絶対に相手側を許す訳にはいかない!」
長崎バス支援共闘会議 事務局長 (長崎地区労 書記長)
「68名で立ち上げ、122名。 組合差別に組織破壊は絶対に譲ってはならない。 一歩も譲る事も
できない。 不当労働行為で闘ってきたが動きがない。 和解を模索したが会社はまったく応じない。
4名の組合員の処分は理由にならないような理由での配転。 あきらかな組合差別に支援共闘会議
としても、街宣や抗議の座り込みなど全力で闘い団結を固めていきたい。」
社民党長崎総支部 代表 (池田章子 長崎市議会議員)
「地区労からのメールであわてて支援に駆けつけました。 まっとうな組合を立ち上げての運動に会社
が言いがかりをつけ、みなさんを苦しめている。 生活がかかって働いている中での処分は、精神的
苦痛。 組合というのは会社の血液、循環して綺麗にし活性する役割りをして会社をまっとうにする。
この闘いは負けられない、社民党も応援するので、団結してがんばりましょう。」
長崎県職員連合労働組合 執行委員長
「平和センターの副議長になりました。 公務員組合にはスト権はありませんが、絶対に譲れない場合
はストを確立して交渉に望んでいます。 この10月下旬から賃金や労働条件の確定交渉に入ってい
きます。 不当な会社側と闘う姿を見て、私たちも闘っていかなくてはいけない。 会社の対応に立ち
上がった姿勢に、みなさんと連帯して支援していきたい。」
長崎県学校事務職員組合 執行委員長
「県職長崎で賃金部長をしています。 檄文を持ってきました。 長崎バスに乗車した時に赤い腕章を
つけて闘争しているみなさんに声をかけています。 ともに闘いましょう、がんばってください。」
全自交 長崎県タクシー労働組合 書記長
「地区労で執行委員をしており、詳しく聞いています。 会社は親ですから生活できる範囲で、飯を
食わせてもらえないとイカン。 労働組合はみんなの生活を守る為の団体交渉。 心をひとつにし
て、闘いを一緒にがんばっていきたい。」
I女性会議 長崎支部 議長
「全国組織の女性団体です。 人権・差別・労働環境、あたり前の労働運動を許さない会社の横暴。
労働者としてのあたり前の主張、人間らしく働けること。 ストライキを打って会社に対し、きぜんと
して闘うことに微力ながらともにがんばりたい。」
郵政ユニオン長崎中郵支部 特別執行委員
「私たちも同じ少数組合で差別され、労働委員会で組合事務所を勝ち取り7年。 JPは半分は契約社
員で若者はほぼ全部。 賃金は昔の公務員時代の半分です。 東京地裁で4項目勝ち取り、全国の
2千万人の非正規問題をがんばっています。 差別を許し、ストライキしない組合は会社の御用組合。
長崎でもストができる職場がある事を喜んでいます。 組合差別を許してはならない。」
中川弁護士 (諫早総合法律事務所)
「普通だったら無茶な内容で負けそうなのは止めるのが弁護士の役割なんですが、よくない弁護士は
逆で火をつけて争わせ負けても高額を得ます。 労働委員会を会社は一方的に突っぱねているのは、
おかしな話。 多数派組合に配慮している事も考えられる。 ストライキは労働法で保障されている。
会社は組合事務所や、ちゃんとした掲示板に、団交中の賃金に、新人への勧誘などあらゆる差別で
不当労働行為があります。 裁判で争うと5〜6年かかり、会社は負けるのに無駄な事をやるなと言
う自覚をさせるには、日頃の組合活動で会社の間違いを気が付かせないといけない。 これは全国
的に有名な闘争になる。 日本労働弁護団でも取り上げられ今後は歴史の1ページとして語られる。」
最後に参加者全員の団結がんばろうで終了。 街宣と、ビラ配布を行いました!
組合差別、各種法令違反の是正、組合員への不当処分に抗議し、早期協議を打診しましたが会社側
の強行姿勢は変わらず、翌10月3日(火)10:30〜最終まで、全面ストライキに再び突入しました!