海上自衛隊寄港抗議集会(長崎港)


日 時 2013年8月10日(土)11:30〜12:15
場 所 長崎市出島岸壁(水辺の森公園)


主 催 長崎県平和運動センター
長崎県平和運動センター 事務局長
「緊急集会の要請で集まって頂き、原水禁大会への参加等で連日お疲れさまです。 さて、海上自衛隊
 佐世保地方隊所属の多用途支援艦『あまくさ』と、ミサイル艇『おおたか』の2隻が12時入港し、12日出港
 予定です。 長崎は民間港で国際観光の大型客船などが入ってきています。 港の軍事利用は、有事法
 制に基づく民間港を自由に使う、地ならしである。 被爆地長崎から軍艦はくるなの声をあげていきたい。」


長崎県平和運動センター 議長
「昨日、原水禁長崎大会で、核も戦争もない世界をつくる決議をしました。 真っ向から水を差すような方向
 で自衛艦が入ってくる。 核兵器廃絶・長崎市民、県民の祈りを冒とくする艦船入港だと思います。
 今回の入港は、乗組員の休養でなく広報であります。 市民に一般公開し、乗船させる事で市民への武器
 慣らしが展開されている事に、強く抗議していきたい。」 
佐世保地区労 事務局長
「シュプレヒコール!自衛艦の長崎入港反対!港の軍事利用反対!長崎港への寄港慣らしは許さんぞォ―!!」
長崎県憲法を守る会 会長 (長崎大学名誉教授)
「平和のシステムと戦争のシステムがせめぎあっている。 私たちが力を弱めると、戦前と同じ戦争の危機
 になっていく。 戦争になれば労基法ぬきで兵器生産を作れとなる。 かつて長崎の地が焼かれる前に、
 パールハーバー攻撃に長崎の『長』のマークが入った羽つきの魚雷が長崎で生産され使われた。
 

 原水禁大会の次の日にやって来た。 彼らの挑戦としか思えない。 我々は戦争のシステムを否定すると伝えなけれ
 ばならない。 運動を大きくすることで、『あまくさ』と『おおたか』彼らの生命も守っていかなければならない!
 2隻の乗組員のいのちをあずかっている。 政治の為に彼らを犠牲にしてはいけない事に、我々の存在はある。 
 戦争させない為に殺させない闘いをしなければならない。 平和の運動がこの長崎で敗北したら日本のどこでする!」
 
団結ガンバロー
で終了。