反核平和の火リレー30周年記念学習会
日 時 2014年6月21日(土)17:00〜
場 所 長崎地区労働福祉会館・2F大会議室
主 催 長崎県平和運動センター 青年女性協議会
長崎県平和運動センター 青年女性協議会 事務局長 (自治労長崎県本部 青年部長)
「14時からの幹事会で、今年の平和の火リレー日程が7月23日(水)〜31日(木)で行うとなりました。
こちらの会議でこの時間になりましたが、本日の講師は30年前に始まったリレーの立ち上げメンバー
で当時、青年女性部の議長をされていました。 リレーだけでなく目的を確認していきたい。」
長崎県平和運動センター 青年女性協議会 議長
「学校で教員をしております。 学校でも平和学習会をしていますが、組合で平和活動をするのは平和
でなければ、なにもできないから。 仕事で疲れていても学習をするには意味がある。 30周年を迎
え走る事で平和を発信し、取り組みが続く事が重要です。 みなさん力をあわせて、あたりまえの事が
あたりまえでない社会が、少しでもいい方に進むようにしていきたい。」
自治労長崎県本部 特別執行委員 『回想 反核・平和の火リレー』
「みなさんが生まれた頃に第1回が始まり、よく30年走り継いだなと思う。 私が地区労会館に来たのは
国鉄に入った19歳から青年部で活動し、30歳のときに分割民営化で首を切られた経験をしました。
当時は毎年10月に、反臨調・反合理化で産別を超えた職場の実態交流集会や平友際などもしました。
リレーをなぜ行ったか、発祥は広島で1982年開催。 総評の各県青年議長が集まり会議をしていた
なかで、広島が発表した。 当時の首相は中曽根さんで、国鉄に電電公社、専売公社を民営化した人。
公務職場の現業をはずすと言い現実に今、減ってきている。 新たな憲法を設置すると80年代言った。
その抵抗勢力である、総評の各労働組合を叩き潰そうと、国鉄が分割民営化されJRになった。 国労
を潰し、総評を潰せば社会党が潰れるのが目的だった。 抵抗勢力の労組を潰していくのが確実に行わ
れた。 職場では労働者に徹底的な攻撃がかけられ、大変な状況となった。 リレーどころではない。
青年が内にこもって学習と交流だけでいいのか、被爆者は亡くなっている。 その実相を引き継いでや
ろうと、長崎でリレーをすることを半ば強引に決めました。 広島に行き、手づくりのトーチの作り方など
ゼッケンの作り方を勉強して、長崎県内を車で測って中継地点を全部調べました。
トーチの火は今はギリシャの聖火です。 当時は福岡県星野村の広島で被爆した人が残り火を持ち帰り、
ずっと燃やし続けられた火を使った。 スタートも苦労しました。 僕はゼッケン1番で、マスコミもいらっし
ゃっていましたが、次の走者が誰も来ていない。 次の区間も怒って走りました。
年金なども100年持つと言われるが、私たちが何の被害も受けないようなマスコミの話をうのみにして
はいけない。 労金の財形をするように言っています。 60歳で定年で80歳まで1食500円夫婦2人で
食べ続けたら2190万円かかります。 私たちはしっかりと本質を見極め、それぞれのモノのとらえかた
事実と真実を見分ける力を身につけて、今後も10年、20年引き継いで走り続けてもらいたい。」