弾薬輸送抗議行動
米軍日出生台演習・弾薬輸送抗議集会(佐世保)


日 時 2020年2月10日(月)11:00〜12:00
場 所 佐世保市 上有福バス停付近


主 催 佐世保地区労

リムピース編集委員/全国一般佐世保合同労組
「今までは日通が一手に行っていたが、一般公開入札となり、今回の新たなやり方だが、慣れない
 トラック輸送はどうなのか。 事故が起きた場合、ヘリの場合は封鎖される。 今の日米協定だと
 米軍の管理下に置かれる。 日米地位協定の問題があり、いつ事故が起きるのかもワカラナイ。
 地域住民への安全の話が出ていない。 抗議の声を上げていきたい。」


佐世保地区労 事務局長

「弾薬輸送の出発時間まで待機してもらい、トラックが来たらシュプレヒコ―ルを行います。
 シュプレヒコール!米軍の日出生台演習反対!実弾演習反対!!弾薬輸送反対!!
 最後に団結がんばろうを行って終了します。」
大分県日出生台演習場で2月12日〜21日に、沖縄駐留米軍・第12海兵連隊第3大隊、約180名
が実弾砲撃演習が実施される。 155mm榴弾砲6門が使用される予定。 小銃や機関銃を使った
夜間訓練も実際される予定。 佐世保の弾薬庫から、小銃などの弾や榴弾が大分まで運ばれる。
入札で落札した複数の民間運送会社が運搬する。 まる火のマークが表示されているだけで、普通


のトラックであり、運転手も一般民間人で非武装である。 前後に武装した兵士の護衛車両はない。
交通事故に強奪やテロ等のトラブルがあると、日米地位協定により、アメリカ合衆国所有物の扱いで
ある事から、事故現場や車両は米軍に接収され、地元の警察や消防は現場に入る事もできない。 
交通事故に巻き込まれた際、米軍は民間の個人車両に損害賠償はなく、日本政府が行う事になるが、
どこまでの保障になるのか。 地域住民への周知に通行規制や護衛もなく、危険物の運搬は問題。
 
佐世保地区労 事務局長
「佐世保の前畑と針尾の米軍弾薬庫から大分県日出生台の演習場へ、8台の民間トラックで弾薬輸送
 が行われます。 民間輸送会社を巻き込みながら、米軍戦略の中で実践的な演習が行われている。
 例年、前畑でやっていたが今年は針尾から出るのが多いと、こちらで緊急にやる事になりました。」


長崎県平和運動センター 事務局長
「大分県平和運動センターも日出生台で活動しています。 米軍が沖縄本土から各地に出てきている。
 北海道でもオスプレイが千歳空港に入った。 水陸起動団を北海道につくり増強される。 日米合同
 軍事演習が広がりを見せている。 佐世保に入る原子力潜水艦にも、いつ核兵器を積んで入るとも
 限らない。 非核三原則をなし崩しになる恐れがある。 今後の運動を展開していきたい。」


つつみ のりこ 長崎県議会議員
「沖縄の負担軽減と言いながら、日米の合意を無視した内容的に問題がある訓練。 日米軍事一体化
 が進んでいます。 平和憲法を持つ日本が、アメリカの軍事計画に組み込まれ、戦争ができる国づく
 りに強く危惧します。 日米地位協定の見直しを訴えていきたい。 私たちは軍事に頼らない、対話
 での国際協調と外交を訴えていきたい。」