さようなら原発ナガサキ
にしおか由香さん (漫画家/長崎大学非常勤講師)
「東日本大震災から7年を迎え、ひとたび原発事故を起こせば取り返しがつかなくなります。 避難を続
 けている方は全国に7万人いると言われています。 避難指示が解除され、住宅の補助金が打ち切ら
 れている福島の現実。 終息とは中々言えない状況です。 脱原発の決意で、最初に黙とうをします。」
 

今中さん (京都大学 原子炉実験所 研究員)
『原爆と原発:広島・長崎から73年、チェルノブイリから32年、福島から7年』
「原子力村の人とも付き合いがあります。 原子力村の人々は、電力会社に霞が関に永田町、地元自
 治体にマスコミに学者と、原子力マネーで操り、国際原子力村ともギルドのような構造。 他にも似た
 ようなダム村や鉄道村と、村だらけです。 廃炉や除染もビジネスになっている。 
 原発がオカシイのは、田舎にしか作られない。 地元では反対運動が必ずあるので、国や電力会社
 は絶対安全で仕事もあり、お金が落ちると言う。 じゃあなんで田舎に来るんだ。 事故が起きると
 大変な事になるので、偽って作られた現実。 誰が、何のために日本の原子力を進めてきたのか。


 福島の沸騰水型原発は、ホウ酸を含んだステンレスの制御棒でコントロールする。 お湯を沸騰させ、
 蒸気でタービンを回し発電する。 問題は熱の発生源が核分裂で、原発を1日動かすと、核分裂した
 死の灰が3Kgできる。 1年で原爆1000発分くらいの放射能が貯まる。 コントロールに失敗すると、
 チェルノブイリのように出力が上がり原子炉が壊れる事故。 莫大な放射能が貯まるので大変な事に
 なるのは、日本も最初の発電からわかっている。 何万人と立ち退きになり、被害額1兆円と出ていた
 60年前、国家予算は1兆3千億円。 日本の原発がインチキだと確信した文書。


 日本の原子力は最初から安全ですと、金と力でやってきた。 今の再稼働も、その路線が復活しつつ
 ある。 チエルノブイリも鉄のカーテンで被害の情報がでない、3年経って明るみになった。 300km
 離れても汚染があり、これが原因でソビエトが崩れた原因のひとつになった。 放射能セシウム137
 は、半減期がある。 30年で半分、60年でゼロではなく半分の半分となる。 原発がドカンといくと、
 村や町が無くなり、地域社会が消滅する。 人々の災難全体はいろいろあり、事故被害全体はワカラ
 ナイ。 福島の事故は人災だ。 津波に弱いと10m越えの危険があったが握り潰された。


 震源から女川原発の方が近かったが、違いは津波が来ると高くしていた。 福島も高台に非常電源
 があれば防ぐことができたのに。 地震で原発が止まるのは珍しい事ではない。 
 線量を自分で測るしかないと、毎年測っていますが、除染の効果で半分くらいになっています。
 元々がめちゃくちゃ高く、普通の所の10倍くらいある。 除染に4千億円くらい使っているが、生活再
 建に使ってほしい。 避難解除に反対ではない、1割くらい戻っているが、若い人は帰らない。 
 

 帰る選択、帰らない選択、いろんな選択がある。 今の無理やり帰らせようという政策は問題。 どん
 な選択でも支援する必要がある。 8兆円とか払っている原子力損害賠償。 借金だと潰れるので、
 国債を発行して東電に流れている。 原発を作ったのは間違いと認めるべきです。 電気は足りてる。
 夏の電力供給能力と最大需要をグラフで見ると、発電能力は余っていて、節電を呼びかけなくなった。 
 原発のエネルギーはいらない分で、人口も減る中いかにスローダウンしていくか。 原爆を持つための
 基礎技術として原発を持つという。 事故を起こしたら住めなくなる物で、電気を作っていいものか。 」
 
玄海原発3・4号機再稼働反対!フクシマを忘れない!
さようなら原発!ナガサキ集会


日 時 2018年3月11日(日)13:30〜16:00
場 所 長崎原爆資料館ホール  


主 催 さようなら原発1000万人アクション・ナガサキ
      原発ゼロをめざす長崎連絡会
      原発なしで暮らしたい長崎の会
玄海原発プルサーマル全基をみんなで止める裁判の会 副会長がクラリネットの演奏。


玄海原発プルサーマル全基をみんなで止める裁判の会 代表
「2009年12月にプルサーマルを止める裁判から始まり、4つの裁判を進めています。 国や九電相手
 の裁判、あきらめずにやっています。 神崎、嬉野、伊万里、松浦、平戸が再稼働に反対しており、佐
 賀県知事は民意を無視しています。 事実を知ってもらいたくて、玄海町などで広報活動をしています。
 馬渡島では若い人は漁に行っていない中、シェルターを自分たちで設置し、設置の間に被爆します。
 避難計画で島は逃げなくていいという話。 国に対し、壱岐市長や松浦市長は言ってくれました。
 逃げたくはないのに、九電の為の避難訓練。 福島の事故の2000分の1で安心してくださいと言う。
 リスクはゼロではなく、核のゴミの始末もできないうちに再稼働。 あきらめずがんばっていきたい。」
原発なしで暮らしたい・長崎の会
「電力労働者九州連絡会議も新たに入り、4団体で知事や九電に30km圏内の市長へ要請行動を
 行いました。 長崎県知事は、佐賀県知事の追認の立場。 再稼働に反対と言っていません。
 私たちも反対を表明された市長の発言を支えていく必要がある。 理不尽な再稼働を、みなさんと
 一緒に止める活動をしていきたい。」


さようなら原発1000万人アクション・ナガサキ
集会アピールを読み上げます。 福島の7年、私たちの7年。」 (下記に一部抜粋)


長崎県平和運動センター 事務局長
「この後、デモ行進を長崎駅前の付近まで行います。 玄海再稼働が実施されたら、現地で抗議行動
 があり、長崎でも抗議集会を予定しています。 多くの参加で抗議の声を上げていきたい。」
政府の原発政策は、何ごともなかったかのように、原発維持の道へと後戻りしています。 九州電力
は地域住民の不安を無視し、多くの反対を押し切り、今にも玄海原発の再稼働のスイッチを押そうと
しています。 2018年、原発ゼロ法案が形を持ち始めました。 世論調査で国民の8割が原発のない
未来を望んでいるからです。 福島の7年、私たちの7年。 これからもともに歩みたい。 きっと原発
のない未来は、この先にあると信じて。