核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会 
「主催者あいさつの後、ご来賓のあいさつを賜り、第10回秋月平和賞の授与式に移ります。」


核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会 委員長

「平和というのは毎日したい事が普通にできて、若い人が将来なりたいモノを目指す事ができるのが
 平和。 難しい面もでてきている。 7月7日核兵器禁止条約が成立の見込み、私も明日から行きま
 す。 平和を願い、この集会を盛り上げていきたい。」


田上富久 長崎市長
「違いはあっていいが、同じ方向に向かって発信していこうという想いが大事になってきています。
 世界の動きでの条約をいかに活かしていくか、中々そうなっていない状況。 若いみなさんと、どう
 繋いでいくかの取り組み、原点を示す意味があると思う。 いろんな報告を受けながら考える時間
 になると思います。 世界中に広がっていくように、いつも活動頂いているみなさんに感謝します。」
 
核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会
「第10回秋月平和賞の授与式を行います。 授賞者は子どもたちへ運動の継承をされている被爆者
 のお二人です。 下平さんのあいさつの後に、谷口さんは療養中なので代理の方にしてもらいます。」


下平さん (被爆者/被爆語り部)
「これからも被爆体験を多くの人に伝え、平和が一番だよと伝えていきます。 平和とは人の痛みがわ
 かる心を持つ事。 若い人が平和を愛する気持ちを養い、声をあげていければいいなと思います。
 素晴らしい賞を頂き、ありがとうございました。」


長崎原爆被災者協議会
「高熱で参加できなくなりました。 とても光栄に思って感謝していますと、お伝えします。」
 
核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会 委員長  『核兵器禁止条約をめぐる交渉報告』
「日本の軍縮大使は出席したが、これ以上参加しないと明言した。 日本は核兵器禁止条約に反対し
 ました。 そんなに反対かとショックを受けました。 高校生もジュネーブに出席して、長年訴えてきた
 核廃絶の歴史。 これまで核兵器は7万5千発あったのが1万5千発まで減った事実。 ずっと世界
 で廃絶の声があった。 2010年ニューヨークでのNPTで合意文書が成立し、核兵器国も賛同した
 核なき世界は画期的な事だった。 現代、核戦争になると、たくさんの都市に数発落ちてくる、非人
 道性の極み。 救援もできないし、どうしようもない。 世界的な核兵器禁止条約の動き。


 安全保障が耐えられないと、最も反対したのは日本政府。 唯一の被爆国としては、微妙な位置に
 ある。 中国や北朝鮮の脅威は怖いと、核の傘から出て外交力だけで克服は難しいと思う方は、日
 本政府に賛成し支持される。 日本の社会で生活すると、核兵器に頼らないといけないという人も多
 い。 20〜30年前は絶対反対だったが、今は難しい状況。 日本は負けた帰結として今の国家が
 できた。 今の状況は戦前の日米や日中と闘ったジレンマに陥っている。 日本の被爆体験、核廃


 絶運動を終わりにしてはいけない。 若い人たちもやっているが1年で効果はでないが、長くなると
 パラダイムシフトで世界をガラリと変えていく。 外交で活路を見出すには、北東アジアを非核地帯に
 する構想が達成できれば脅威はなくなる。 実現する外交努力が正しい道。 話し合いで北朝鮮の
 体制をどう見ていくかで、活路が見いだせる。 日本が独自にやるのは難しい、米国がどうするかの
 ファクターが大きい。 日本では大きい構想を持つ政治家を、薦めていかないといけない。」
   
ヒバクシャ国際署名の取り組み
「被爆者が初めて自ら訴えた署名です。 被爆者の平均年齢80歳を超えた長崎で呼びかけ、昨年9月
 国際署名県民の会ができて、活動の幅を広げて県民・市民も一緒に各自治体で取り組んで頂いてい
 ます。 市民団体・労働団体・宗教団体からも頂きました。 現在約5万筆集まっていて、高校生並み
 に10万筆をめざしたい。 2020年まで続けています。」


長崎のうたごえ協議会
 
「歌詞をリードして言いますので『原爆を許すまじ』と、『青い空を』の2曲をみんなで合唱します。」


公益財団法人 長崎平和推進協会
「炎天下の平和行進で流れて歌っていたのを思いだしました。 被爆者と身近にお会いして、話を聞く
 時間はあまり残されていません。 核兵器禁止条約を被爆者に届けたい。 内閣の支持率が高いの
 が20代の若者。 目先だけでなく、これからの世界を大人が若者に伝えていきたい。 仕事があれ
 ばいい生活がではなく、次世代に繋いでいろんな運動を若者に引き継いでいきたい。 1人ひとりが
 できるところから、しっかり考えていきたい。」
第19代 高校生平和大使 
「スイスの軍縮会議を訪れ、日本政府が核廃絶を時期尚早としている事に大きなギャップを感じまし
 た。 スピーチに対し、中国からは日本は加害面を学ぶべきと、ご指摘がありました。」


「韓国を訪問して高校生たちと署名を行い、日本だけでなくアジアにも広がり有意義な時間でした。」


第20代 高校生平和大使 
「今の日本の状況は戦争前と似ていると被爆者は言いました。 平和大使が一丸となって日本政府に
 訴えて戦争への道を絶っていきたい。 平和を願うみなさんのご支援、これからも平和の願いを伝え
 て、長崎が最後の被爆地でなければならない。」 


「署名中には心ない声もあり、この活動に意味があるのかと悔しい思いもしました。 いつも差し入れ
 をくれる方たちへの期待に応えたいです。 昨年、19代の先輩のガンバリを1年見てきました。
 20代という節目の年、責任を感じています。 微力だけど無力じゃない、がんばっていきたいです。」


「20年たち私たちの言葉が今まで以上に注目される。 平和という形のない、1人ひとりの平和は違う。
 正直なところ、国連でみなさんと一緒に訴えたいと思うほど不安です。 みなさんのサポートもありな
 がら、私たちは力強く訴えていきたい。」


高校生1万人署名活動実行委員会
「平和大使には限られた人しかなれません。 高校生1万人署名活動は18年前、当時長崎に高校生
 が1万人くらいいるという事で始まりました。 暑い日も寒い日も、長崎駅前やハマクロス前で毎週
 日曜日に呼びかけています。 協力してくれたみなさんへ、これからも一生懸命取り組みたいです。」
第29回ながさき平和大集会


日 時 2017年6月11日(日)13:30〜15:40
場 所 良順会館 (長崎医大構内)


主 催 核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会
共 催 (公財)長崎平和推進協会
ナガサキ・ユース・代表団
「ニューヨークで行われたNPT再検討会議で、私が感じたのが会場の雰囲気とのギヤップでした。
 多くの国が核兵器禁止を真剣に考えていました。」


「各国の政府代表団は一生懸命に向かっているように思えたんですけど、醒めた雰囲気にショックを
 受けました。 NPTで現実をスゴイ見て、核の傘の国にも、伝えないといけないなと思いました。」


「核の情勢は複雑で日本はあまり参加していない。 このままじゃ日本はダメだって感じました。 建設
 的な動きを批判して無視しているのはダメだと思う。 同じ核の傘の国でもオランダは参加して、意見
 を聞く態度で、より前向きな姿勢を示していると感じました。 オランダ政府に質問したら、市民の声
 が強かったから会議に参加したと言ったのが印象的でした。 市民社会の声をもっと強くして日本の
 政治に関わらないと、運動を起こして積極的に広めたいと思いました。」
長崎大学 環境科学部4年 『ニューヨーク・核兵器禁止条約交渉会議参加』
「被爆者を代表して藤森さんは日本政府への失望を述べられました。 政府の発言は異質で、否定
 の発言を残念に思いました。 会場からは非難されませんでしたが、不満は広がりました。
 この会場は政府関係者と傍聴が近く、働きかけが可能でSNSでの発信など活動は様々でした。
 今の日本政府は軍縮に反対しています。 北朝鮮へ圧力をかけ続けると危険が大きくなるので、解
 決に繋がらないのではと、北への政策について質問しましたが、明確な答えはありませんでした。
 核兵器禁止条約は、市民の権利がない国には効果がないとの事で、納得いかない回答でした。
 会議に行ってみないとわからない事もあるので、行ってみてよかったと思いました。」


ナガサキユース代表団 第5期生 『ウィーン・NPT再検討会議第1回準備委員会参加』
「長崎に来た修学旅行生に出前平和講座をしています。 会議の中で北朝鮮の問題は長く時間がとら
 れていました。 核兵器禁止条約に日本は反対の姿勢を示しており、条約を批判した内容の演説も
 あり、核を巡る状況の難しさを実感しました。 どう核廃絶を目指すか、核物質が渡らないように、国
 際社会全体で取り組む事が大事でした。 NPTの枠外にある国へ入る事を薦める事も重要だと思い
 ます。 現在の核情勢について話して世論を高める活動をしていく事が必要不可欠です。」