核も戦争もない平和な21世紀に!
被爆78周年 非核・平和行進 長崎市
日 時 2023年8月5日(土)9:00〜11:02
場 所 魚の町公園(市民会館前)〜爆心地公園
主 催 被爆78周年原水爆禁止世界大会・長崎実行委員会
担 当 長崎地区労
長崎地区労 書記長
「5・15沖縄平和行進から始まり九州各県をつないで、長崎県内の各地区でも平和行進や平和キャラ
バン街宣を行ってきました。 長崎地区労は約4km、宝町公園で休憩して爆心地公園まで行進します。」
長崎地区労 議長
「78年前に原爆が投下され、被爆体験が風化してきている。 核兵器廃絶、軍縮の動きは逆に
動こうとしている危険な動き。 力には力と言う論調すら出てきている。 78年前に味わった
あの苦悩を繰り返そうとしている。 私たち労働者も平和を長崎から発信していく。
平和な世界を未来に願いを込めて歩んでいきたい。」
街宣テープ (BGM:青い空は)
「広島と長崎に原子爆弾が投下されて、78年になります。 原爆はすべてを一瞬に焼き尽くし、広島
と長崎で20万人以上の尊い、いのちを奪いました。 今なお放射能による後遺症に苦しんでいます。
悲劇を二度と繰り返してはなりません。 核も戦争もない平和な21世紀を実現しましょう。
核兵器禁止条約は、2021年1月22日発効しました。 しかし、アメリカやロシア、中国など核兵器
保有国や、日本など核の傘に依存する国は、この条約に反対で、署名も批准もしていません。
唯一の戦争被爆国として、署名し批准した上で、核兵器廃絶を世界に訴えるべきです。
被爆者や平和な世界を求める人たちと連帯し、核廃絶を実現しましょう。」
長崎駅前付近は再開発の工事中であり、今年は迂回路として途中から歩道橋を上る事となった。
車道を進み、宝町公園に到着して休憩。 冷たい飲み物が参加者全員に配布された。
街宣テープ (BGM:青い空は)
「日本は憲法9条で、戦争を放棄し、武力を持たない国とすると、世界に宣言しました。 そのため、
78年間、日本は戦争や紛争への直接介入や、直接に武力行使をすることはありませんでした。
しかし、岸田首相は、GNP2%を目途としていた防衛予算を、今後5年間で2倍にする方針です。
南西諸島には、新しい軍事基地建設が進んでいます。 武力で平和はつくれません。 憲法9条
の理念を世界にひろげ、対話と協調による平和外交を進めることを世界に訴えましょう。
福島第一原発事故が起きて12年が過ぎました。 日本政府は放射能を含む汚染水の海洋放出
を強引に進めています。 薄めると言っていますが、将来、生態系に影響を与えることは間違い
ありません。 海洋放出には反対しましょう。 原発の再稼働を許さず、すべての原発を停止し、
廃炉にしましょう。 今すぐ、原発に頼らない、再生可能エネルギーへの転換をはかりましょう。」
坂本 浩 長崎県議会議員
「くれぐれも体調管理に気をつけて、ケガ等がないように、最後までガンバリましょう。」
白川あゆみ 長崎県議会議員
「核も戦争もない未来をめざして、この平和行進にも参加して、ともにあゆみたい。」
山谷よしひろ 長崎市議会議員
「暑い中ですが熱中症に注意して、平和を願いながら、ともに頑張って歩きましょう。」
旧地区労会館は解体待ち
爆心地公園に到着し、参加者全員で黙とうを行った。
長崎県平和運動センター 議長 (自治労長崎県本部 特別執行委員)
「被爆者は高齢化し、どんどん亡くなっている。 核弾頭は減ってはいるが、戦術核・小さな核は
増えていて核兵器は無くならないとも言われ、核抑止力は今後も継続するとも言われている。
核禁条約ができて、労働組合も原水禁大会の中で再度、核廃絶を確認しながら進めていきたい。」
団結がんばろうで終了しました。 猛暑の中、OB含めて、たくさんの参加、お疲れさまでした!