長崎県職員連合労働組合 書記長
「この集会は新庁舎に移り今回28回目。 コロナ感染は長崎県は今のところ治まっているが、オミク
 ロン株がでており、予断を許さない。 今後も感染状況を見ながら続けていきたい。 
 本日参加の議員を紹介します。 きもり俊也 長崎市議会議員。 原爆で県職員3名、警察職員21
 名と、多くの諸先輩方が亡くなった。 慰霊碑に向かって、ご冥福と恒久平和の黙とうを捧げたい。」


長崎県職員連合労働組合 長崎支部 支部長 (長崎地区労 執行委員)
「衆院選が終わり、改憲勢力が3分の2を超えた、憂慮すべき。 改憲させない取り組みは、こういった
 草の根集会からも声を上げていきたい。 来年の参院選は、立憲・社民を中心とした護憲勢力を当選
 させ、改憲発議をさせないよう取り組んでいきたい。 来年は県知事選挙もあり、まだ候補者は不透
 明だが、被爆地長崎の知事として憲法と平和に明確なメッセージを発信する人を応援していきたい。」  
原水爆禁止日本国民会議 共同議長 (長崎県職員連合労働組合 元執行委員長)
「この慰霊碑を作るのに、当時100円カンパを20回しました。 職場に何度も入り、碑の意義が生まれ
 てくる。 この取り組みに県も協力させてくれと、私たちが主導権を握り、県庁玄関付近に作った。
 この集会もよく続けているが、役員を始め青年女性部にも呼びかける事で、運動が広がっていく。
 岸田総理は広島出身と言ったが東京出身で、爺さんの地盤で当選した。 核兵器禁止条約にはそっ
 ぽを向いてる感じがします。 アメリカに行ってバイデン大統領のご機嫌とりだけ。 アメリカの言う事
 になんでも従う。 NATO軍のドイツやノルウェーは、締約国会議に参加するのに、日本はでない。 
 この後、被爆体験者の早期救済を求め、県と市と会います。 署名を渡しに、これから参りたい。」


長崎県職員連合労働組合 長崎支部 書記長  (集会決議 一部抜粋)
「21日、沖縄・米海兵隊基地で新型コロナのクラスターが約200人に拡大した。 日本人従業員や米
 軍属ら4人からオミクロン株が検出され、市中感染の懸念が高まっています。 玉城知事は、日米両
 政府に対し、全軍人へのPCR検査、外出禁止など求めていますが、米軍は応じる気配を見せていま
 せん。 米軍関係者は入国審査や検疫もなく本国から直接基地に入れます。 水際対策の盲点です。
 米軍関係者らに検疫の国内法を適用させ、直ちに日米地位協定を改定するよう強く求めていく。


 岸田政権の憲法審査会が16日衆議院で開かれました。 与党と日本維新の会と、国民民主党が、
 改憲議論を主張し、立憲民主党が反発して分科会の設置は見送られた。 国民が政治に望むのは
 改憲でなく、新型コロナへの対応やコロナ禍に苦しむ人々への支援です。 立憲には議席減に浮足
 立つことなく、安易な改憲議論に加担しないことを求めます。 大戦の犠牲と引き換えに、戦後私た
 ちは平和憲法を手にしました。 改憲勢力による改憲を阻止していかなければなりません。


 戦後、自治体労働者は地域住民の平和的生存権を守る任務が課され、憲法99条を尊重し擁護する
 義務を定めています。 その意味からも私たちは立憲民主党をはじめとする護憲・リベラル勢力と連
 帯し、参議院選挙において憲法を護り抜く候補者の当選を勝ち取っていく必要があります。 私たち
 は憲法の恒久平和主義や基本的人権の尊重と立憲主義を守り、連帯して全力を挙げて取り組む。」


長崎県職員連合労働組合 執行委員長
「今年一年、各組合団体組織からも参加ありがとうございました。 運動を長く続ける事は重要な事。
 コロナ禍で、このような集会もできにくくなっているが、今後もみなさんの協力で続けていきたい。
 最後に参加者全員の団結がんばろうで終了します。」
憲法と平和を考える集会


日 時 2021年12月22日(水)12:30〜12:50
場 所 長崎県庁 駐車場棟屋上 原爆慰霊碑前


主 催 長崎県職員連合労働組合長崎支部