憲法と平和を考える集会


日 時 2021年11月25日(木)12:30〜12:50
場 所 長崎県庁 駐車場棟屋上 原爆慰霊碑前


主 催 長崎県職員連合労働組合長崎支部
長崎県職員連合労働組合 書記長
「この集会は新庁舎に移り今回27回目。 コロナは落ち着いているが第6波はどうなるか。 今後も
 状況を見ながら続けていきたい。 本日参加の議員を紹介します。 赤木幸仁、つつみのりこ、長崎
 県議会議員。 きもり俊也、中里やすのり、山谷よしひろ、長崎市議会議員。 原爆で県職員3名、
 警察職員21名と、多くの諸先輩方が亡くなった。 慰霊碑に向かって、ご冥福と恒久平和の黙とう…」


長崎県職員連合労働組合 長崎支部 支部長 (長崎地区労 執行委員)
「昨年からコロナ禍で感染拡大期を除き、これからも継続しながら、憲法を護る取り組みを続けたい。
 衆議院選挙は、改憲勢力の議席が伸びた結果となった。 憲法改悪をさせない取り組みを、草の
 根的な集会から続けたい。 来年の参議院選挙では護憲勢力を伸ばすように、憲法を護ろうという
 候補者を応援し、労働組合としても取り組んで、日本国憲法の大切さを訴えていきたい。」
 
坂本 浩 長崎県議会議員 (原水爆禁止長崎県民会議 副会長)
「改憲勢力は元から3分の1超えており、衆院選の結果、さらに右寄りの勢力を増やした。 今後、危
 機感を持っていかなければならない。 岸田首相の自民党・宏池会はリベラルな集まりで、国民生
 活に重きを置いた政策だが、安倍・菅勢力によって改憲が進むことが危惧される。 改憲4項目は
 必要ない。 国民に受けが良い内容で、あえて憲法を変えようとする。 国の財政のどれくらいまで
 軍事費につぎ込めばいいのか。 日本が迎撃できるよう、海岸にPAC3を何機揃えればいいのか。 
 そんな事になりかねない。 これまで戦争の反省を活かさず、隠蔽したまま来ている。 NATO軍の
 国も、核兵器禁止条約に入ってきている。 核の先制不使用に、日本が反対するなど、被爆地日本
 は何をしているのかと。 これからも、みなさんと声を上げ続けていきたい。」 


長崎県職員連合労働組合 副執行委員長  (集会決議 一部抜粋)
「10月31日に投開票の第49回衆議院選挙において、1区・西岡秀子氏が安倍首相の元政策秘書
 を一蹴しました。 3区では山田勝彦氏、4区では末次精一氏が比例での復活当選を勝ち取るなど、
 小選挙区において共産党との野党統一候補戦術が功を奏した。 しかし、全国的に護憲・リベラル
 勢力が議席を減らす中、改憲勢力が改憲案発議に必要な議席を大きく上回る議席を獲得しました。


 岸田首相は憲法改正を来夏の参議院選で主要争点とする考えを示したうえで、敵基地攻撃能力の
 保有にも意欲を示した。 先の大戦で軍人軍属・民間の犠牲者も合わせて310万人のいのちが失
 われ、結果的に引き換えに私たちは平和憲法を手にしました。 その憲法を子や孫の世代に引き継
 ぐ事ができないかもしれないという危機感を自覚し、改憲を阻止していかなければなりません。


 戦後、自治体労働者は地域住民の平和的生存権を守る任務が課され、憲法99条を尊重し擁護する
 義務を定めています。 その意味からも私たちは立憲民主党をはじめとする護憲・リベラル勢力と連
 帯し、参議院選挙において憲法を護り抜く候補者の当選を勝ち取っていく必要があります。 私たち
 は憲法の恒久平和主義や基本的人権の尊重と立憲主義を守り、連帯して全力を挙げて取り組む。」


最後に参加者全員の団結がんばろうで終了しました!