核も戦争もない平和な21世紀に!
被爆75周年 非核・平和行進 長崎市

日 時 2020年8月5日(水)9:00〜11:02
場 所 長崎地区労会館〜爆心地公園


主 催 被爆75周年原水爆禁止世界大会・長崎実行委員会
担 当 長崎地区労
長崎地区労 書記長
「コロナウイルスの感染拡大で、第2波が地方にも出て自粛の中、労働組合ができる部分は取り組
 みをやっていきたい。 5・15沖縄平和行進も中止になりましたが、長崎市では4kmと距離も短く、
 短時間ですが、宝町公園で休憩をはさんで、爆心地公園まで行進します。」


長崎地区労 議長
「コロナの関係で行進中も無言で静かに歩いて、前の人と距離を空けて警戒心を持っていきたい。
 広島で、黒い雨の裁判の勝利判決。 有意義な判決に背中を押された。 今までの国のやり方で
 は控訴するが、弾みをつけて運動に望んでいきたい。 反戦・反原発・反核で取り組みたい。」
中里やすのり 長崎市議会議員
「新型コロナで緊急事態宣言が出され、あらゆる制限がされる。 この間の平和運動は、人権をしっか
 り守らないと意味がない。 みなさんの職場の中で守られているのか。 安倍政権の中で護憲も蝕
 まれる。 憲法に保障された人権を意識しながら、取り組みをしていきたい。」


長崎県平和運動センター 事務局長
「長崎地区労の議長として、これまで11年歩いて来ました。 原水禁大会は、オンラインで見れます。
 終わってからも見る事ができますので、ご覧ください。 長崎がやらなければ、どこがヤルのかと、
 8月8日13時から長崎市民会館で、8月9日は10時半から爆心地公園で集会を開催します。
 いろんな声もありますが、感染対策でクラスターは起こさせないと、信念で行なっていきたい。」
街宣テープ (BGM:青い空は)
「広島と長崎に原子爆弾が投下されて、75年になります。 原爆はすべてを一瞬に焼き尽くし、広島
 と長崎で20万人以上の尊い、いのちを奪いました。 今なお放射能による後遺症に苦しんでいます。
 悲劇を二度と繰り返してはなりません。 核も戦争もない平和な21世紀を実現しましょう。」
宝町公園に到着して休憩。 冷たい飲み物が参加者全員に配布された。


長崎県平和運動センター議長

「みなさんと一緒に毎年歩いていますが、体調不良で歩けません。 毎日コロナ感染者が出る中で、
 どうしようかと議論しましたが、距離を縮め時間を短縮しました。 たくさんの各組合からの参加に
 感謝申し上げたい。 被爆地長崎として、暑い中ですが市民のみなさんにアピールして頂きたい。」
街宣テープ (BGM:青い空は)
「原爆症認定や在外被爆者の問題、被爆体験者の問題、被爆二世・三世への被爆者援護法の適用
 など抜本的な解決が急がれます。 被爆者を広く救済することが被爆者援護法の主旨です。
 日本政府は、原爆投下につながる戦争を起こした責任を自覚し、解決を図らなければなりません。」
 
坂本 浩 長崎県議会議員
「核兵器禁止条約に、日本政府は批准も参加もしていません。 長崎市では田上市長が8月9日の
 式典で安倍首相に求め、長崎市議会でも政権与党も含めて、決議を上げています。 県議会の中
 で、被爆県として早期批准を求めるべきと言っていますが、そうなっていない。 みなさんの声が後
 押しで、県議会でも国に求めるようしていきたい。」


最後に参加者全員で黙とうを行い、終了しました。 コロナ禍で暑い中の参加、お疲れさまでした!