第36回 反核平和の火リレー集会


日 時 2020年7月21日(火)10:30〜11:02
場 所 長崎市平和公園 祈念像横


主 催 日本青年学生平和友好祭 長崎県実行委員会

   
自治労長崎県本部 青年部長
「今年の反核平和の火リレーは、各組合からランナーの参加者名も出してもらっていましたが、長崎
 市を中心にコロナウイルス感染拡大の影響で、急きょ県内一周のランナー走行を断念しました。
 代わりに、地区労車による県内での街宣行動をしていきます。 集会を始めます。」


平和友好祭 長崎県実行委員会 事務局長 
「今年で36回目ですが、今回はコロナでやむなく街宣のみ。 これまで毎年、県内一周のリレーを
 産別を越えて、青年女性の約500人が繋いで走っております。 核廃絶と脱原発を訴えながら、
 平和への想いで、コロナでも被爆地長崎県だからこそ、気運を高めて県内一周の街宣をしたい。
 核と人類は共存できない。 実行委員会でも議論して、コロナ禍での特殊な事情です。 来年は
 終息したら、多くの仲間とリレー形式でしていきたい。」
長崎県教職員組合 執行委員長 (長崎県平和運動センター 副議長)
「コロナ禍での断念、非常に残念です。 私も青年部の頃にリレーで走りました。 校区を先生が走
 ると、教え子からの応援。 登校日に先生どうして走ってるのと話になり、平和の想いを訴えて走
 っているんだよと意義がある。 役場の方も、できるだけ地元の区間を走ってもらうようにしていま
 した。 あの人は、酒屋の息子で役場に勤め、何をやってるんだろうと、広くアピールできる行動。
 必ず取り組みを復活して、繋いでもらいたい。 ガンバリを期待します。」


長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会 事務局長
「NPT再検討会議へ参加予定が、コロナで中止になりました。 私たち被爆者は生きている間に、
 核も戦争もない世界をつくろうと取り組みをしてきました。 2017年に核兵器禁止条約は、50ヵ
 国が批准しないと活かされない。 安倍政権は批准も署名もしない態度。 核廃絶を日本政府が
 しないのは許せない。 被爆者ががんばらないと、若者もがんばってください。」


坂本 浩 長崎県議会議員
「被爆30年の時にスタートしたリレー。 被爆者援護法の制定と、核廃絶を求めて、1995年に援
 護法は成立しましたが、全ての被爆者が救われていない、核廃絶も進んでいない。 今年1月に
 終末時計は100秒前となった。 日本は戦争できる国づくり、憲法が変えられようとしている。
 今年は街宣のみですが、来年はリレーをガンバリ、粘り強く一歩一歩進んでください。」     
長崎県被爆者手帳友の会 2世の会 事務局長
「36年続けてきた意義は大きい。 声を上げないと誰も気にしない、市民のみなさんに感じても
 らうキッカケになるリレー。 私も平戸で教員の時にリレーに参加して、保護者や子どもたちの
 声援がありました。 授業にも活かせた。 反核平和は、福島や沖縄の問題、様々な課題に小
 さな声でも上げ続けて全力でアピールして頂きたい。 応援しております。」


誓いの火を被爆者から実行委員会に受け渡した。 11時2分になり黙とう…最後は参加者全員
で団結がんばろうで終了し、県内一周の街宣に出発しました。