水陸両用車(AAV7)海水浴場での軍事訓練 抗議集会


日 時 2019年6月15日(土)15:00〜16:00
場 所 南島原市加津佐町・加津佐前浜海水浴場


主 催 長崎県平和運動センター/島原地区労
長崎県平和運動センター 事務局長
「水陸機動団が、水陸両用車・AAV7での軍事訓練が6月10日からありました。 県内の海水浴場
 でするのは初めて。 ここで黙っていたら静かな暮らしの場が軍事訓練の場所になる。 水陸機動
 動団ができて、プロパガンダがされている。 中学校にも体験学習で制服を着せて、ボートで上陸
 体験をさせている。 戦争の為の訓練がエスカレートしている。 抗議集会を始めます。」


長崎県平和運動センター 議長
「13日に訓練を見に行きました。 AAV7での上陸訓練、3台のうち2台が海へ入り上陸して砂浜を
 走った。 水陸機動団は昨年3月に、相浦で発足した日本版の海兵隊。 攻撃的な要素を持つ部隊
 を発足させたことが問題。 九州が前線基地にされようとしている。 基地があると攻撃され狙われる
 可能性が高く危険な状況になる。 市民のみなさんが夏場、海水浴で利用される前浜。 このままで
 は至る所で演習をやられる。 小さな動きも看過できない、声をあげて反対行動をとっていきたい。」 
島原地区労 議長
「水陸両用車に子どもが手を振る写真、私は教育現場におりますので危惧しています。 子どもに
 カッコイイものと思わせる風潮にも抗議したい。 このような訓練は海外派兵に繋がるのでタブー
 だった、10年前はできなかったと、かつての司令官は言う。 日米共同訓練で自衛隊の役割が拡
 大する恐れがある状況。 米軍との侵攻作戦も可能となってきている。 子どもたちを戦場に送っ
 てはいけないのです。 9条改憲による戦争できる国づくりに断固反対していきたい。」


佐世保地区労 事務局長
「前身は西部方面普通科連隊で相浦駐屯地に配備され、水陸機動団は専守防衛を逸脱する存在。
 相浦に訓練を見に来た人たちの多くが隊員の家族。 ベビーカーを押した若いお母さんや隊員を
 戦場にやってはならない。 米軍であろうとロシアであろうと、誰の血も流させてはならない。 
 自衛隊では自殺が多く、支援活動をしているのが私たち。 住みよい社会を考えていきたい。」

  
草野勝義 島原市議会議員
「統一自治体選挙、みなさまのご支援で当選ありがとうございました。 海水浴場でこのような訓練
 に誰が許可を出したのか。 県も市も関与していないのか。 なあなあで漁協が許したのか。
 どこが真相なのかが課題。 少しでも許せば2つ3つとなる。 普賢岳災害では自衛隊に助けても
 らいましたが、戦争に向かってはいけません。 自然を守り島原の仲間と反戦闘争していきたい。」


金子憲太郎 南島原市議会議員
「自衛隊の保護者から連絡をもらい、5〜6年前に見に行きました。 水陸両用車1台と10人くらい
 来ていました。 降りれる場所がなく海難救助の練習をしたいとは当時の話。 島嶼奪還するなら
 その島で練習しないとどうにもならない。 少しずつ慣らして気付いた時は、戦争する体制になる。
 漁協が許可し何年もやっていると言われるが、これから反対して広がらないようにしていきたい。」


島原地区労 執行委員
「本日はAAV7はなく、ボートのみで訓練をしています。 みんなでシュプレヒコールを上げます。
 シュプレヒコール!自衛隊は海水浴場で軍事訓練をするな!日米軍事一体化反対!!」


最後に参加者全員の団結ガンバロウで終了しました!