再稼働を目前とした玄海原子力発電所前に各組織から多数集まり、抗議行動としてリレートークが
行われ１１時頃に、約７年３ヵ月ぶりに再稼働した事が伝えられた。　抗議のシュプレヒコールを参
加者全員で行った。　原水禁九州ブロックとして抗議文を九州電力側に手渡しする予定が、当日に
なり九州電力の広報課が面会できないとなった。　下記に参加者のリレートークを一部抜粋。

玄海原発プルサーマル全基をみんなで止める裁判の会　代表
「３月１日九州電力本店に対して、玄海原発３・４号機の再稼働中止を求めて要請と交渉を行いました。
　再稼働に住民のいのちが懸っている自覚が微塵も感じられませんでした。　本日は玄海原発正門前
　の抗議行動の他、福岡市の本店前で抗議も行われています。　私たちはこれから佐賀県議会での、
　再稼働を認めないよう求める請願採決傍聴と、午後から佐賀地裁で口頭弁論があります。」

玄海町住民　
「中学校の教員をしていました。　５３年前この建物がなかった頃から原発は危険だと言って旗を掲
　げてきた。　決して住民は同意していない、再稼働に賛成していない、反対している事実。　
　県知事は九電と政府にベッタリ、玄海町長は九電と癒着しています。　透明な関係であるべき。」

脱原発！電力労働者九州連絡会議　（全九電同友会）
「九電に勤めていました。　現役の頃も原発に反対しておりました。　脱原発こそが、国民のいのちと
　健康の為、健全な発展の為にも譲れない。　伊万里・松浦・平戸・壱岐の４市が反対する中での、
　再稼働は断じて許せない。　住民の声を無視した目先の再稼働に誰もが納得する訳がありません！
　九電は安全や国民の生活を見ていない、電力の安定供給ではなく経営の為に動かしますという本音。　
　元電力労働者として、リスクゼロでない以上、再稼働断念を九電は述べてほしい！」
　　