―戦争法発動・改憲は許さない!総選挙でも野党と市民は共闘!―
ERABU人たちの魅惑のトークセッション!


日 時 2016年11月26日(土)18:30〜20:30
場 所 長崎県勤労福祉会館・2F講堂


主 催 安保法制廃止と立憲主義の回復を求めるながさき市民連合
安保法制廃止と立憲主義の回復を求めるながさき市民連合
「定刻になりましたので始めます。 配布したゲストへの質問を後からN−DOVEが回収します。 
 ピンクとグリーンのボードはトークセッションで使います。」


戦争への道を許さない!ながさき1001人委員会
「トランプショックでガラッと絵柄が変わった。 まさかのまさか、ポスト真実という言葉。 政治文化の
 中で事実や真実よりも気分が優先する社会。 気分で投票しているというのが、わかりやすい気が
 する。 若い人の話でトランプ現象を今考えてみる。」
林田さん 明治大学 大学院生 (元SEALDs/第12代高校生平和大使)
「みなさんにも参加してもらいながら、楽しく話ができたらいいなと思う。 友達と政治の話はためら
 いがあってバイト先でも人を見るかなと。 選挙にかかわるのは初めてで、公職選挙法の話で、
 法律でがんじがらめで怖い。 これやると捕まるとか。 みなさんにいろいろ聞いてみたい、これ
 まで選挙事務所に行った事ある人、グリーンあげてください、ここは多いですね。 かかわると面
 倒でアレやられると困るからと、すげー面倒くさかった。 こんな法律はなくした方がいい。 選挙
 で伝え方を考えたい。 労働組合について、いろんな組合と交流する機会があって、労働者の権
 利で動いてるところが伝えられていないのが問題。 労組は政治家との間を取り持ってくれるとこ。 
 組合に入る事で交流して私の職場はおかしいと気づく。 労組の人は不満を政治家に伝える役割
 がある。 認知されていないのが大きな要因。 本来、労組がきちんと機能すべきなのに非正規が
 多く、組合に入れないとかある。 ERABUっていうタイトル、自分が選んでたんだという選挙制度
 の問題。 市民連合を継続して、みなさん一緒に手を繋ぎながらがんばりましょう。」


奥田さん 一橋大学 大学院生 (元SEALDs) 
「大学院で政治学を勉強しています。 10日間、アメリカに行って選挙事務所に行ったら、僕と同じ年
 の人が仕切っててびっくりした。 ドアノッキング、個別訪問ができるしTVCMの印象で左右する。 
 草の根ボランティアの事務所をめっちゃ増やしたりとかあります。 日本だと政党のTシャツとかダサ
 くて着たくないじゃないですか。 向こうは着てるんですよ、有名人も集会に来るし、参加を促す感じ
 がする。 応援する人とコミニューケーションとらなくて、応援しろと言ってもイヤじゃないですか。 
 日常で自分たちがどう選んでいくかの文化がある。 日本のような選挙カーもない。 ニューヨーク
 の人に聞いたらうるさいし、名前くらい知ってると。 アメリカでは草の根でやってマニュアル化され
 てた。 誰が来ても参加させる形式。 フラットな距離感が大事。 アメリカではレイシズムの差別で
 服に安全ピンをつけるのが流行ってて、あなたには針をささないと。 日本で法定ビラは枚数決まっ
 てて人口に比べ全然たりない、住んでる人に配れない。 選挙戦の中で言いたい事が変わったり、
 年齢層別への工夫もできない、初めに作ったものしか配れない。 候補者がいなくて応援演説した
 ら逮捕とか、いかに選挙に参加させないようにしている法律。 今のあり方を変えないといけない。 
 野党共闘をなぜやったかと言うと、あの政党とは無理とかで国会前にこなかった。 市民の投票先
 が別れたら困るんで、市民の人と一緒に野党共闘しましょうと。 渋谷でサウンドデモをやるとかっ
 こいいけど、公民館や商店街でやったらかっこわるい。 若い人がやればかっこいいわけではない。
 場所とかかっこよく見せるため、計算してやっています、この人のスピーチならこのBGMがいいと。 
 日本も昔は労働組合の加入率が高くて政治を考える場があったけど、派遣が半分だと労働組合って
 なんなのと、政治を語る場がない。 人的なネットワークは強く強固なので単純なお金では人は動か
 ない。 地方議会の割合はそうかわっていないんで繋がっていく事が大事かなと思います。」


宮原さん コミニュティカフェRipple 店主
「カフェをする前は小学校で教員をやっていました。 野母崎にある店のいいところはテトラポットや護
 岸が見えず水平線が綺麗に見えます。 喫茶の文化がありつつ公民館的な文化、話合いをもったり
 するコミニティカフェでいいのかなと。 始めたとき議論して空間がこおりついてよくなかったんで、対
 話していこうと思いました。 TPPと繋がるって思うんですけど、有機の物を使い地産地消でやって、
 服なんかもオーガニックな物を使うと、消費者はその考えを支持して金銭的に難しかったりするけど、
 食べ物も同じです。 三菱に働きに来てる外国人たち、ヨーロッパの人は休日、自然の中で過ごす人
 が多い。 夏は冷房なしで開けてると、自然の風で過ごせるからいいそうです。 日本の店は狭いの
 になぜ閉めるのかと。 政治的な話は難しい、次の選挙どうするかの話で繋いでいくと方向性が見え
 る。 人前で話すには勉強しますよね。 自分なりに考えて、じゃどうしたらいいのかTVのコメンテー
 ターの意見だけで考えていなかったのが、ちゃんと考えるようになった。 周りに呼びかけ政治に関
 心を持ってもらいたいなと感じました。」


芝野さん 長崎総合科学大学 非常勤講師 (長崎平和文化研究所)
「野党が繋がれるキッカケはSEALDsのデモ、新しい動きでかっこいいなと思った。 かっこいい平
 和運動についてアイデアを出せって言ったらなにもでなかった。 ああゆう文化はすごいと思う。
 市民連合は今後も続けていかないと。 政権とれそうもないのに、何をいきがってんのか、市民連
 合の野党共闘の役割はまだまだある。 選挙制度を変えなくてはいけない。 中選挙区制では候
 補者がいっぱいで共倒れとかワクワク感があった。 今は投開票日の20時にはすぐ当選確実がで
 る。 工夫もしないで相対的に安住し、こんな制度でやってたら過半数の支持もない。 1993年
 に小選挙区制を作り、みんな後悔している。 中選挙区制に戻す運動をしないといけない。 日本
 の公職選挙法はバカにして、自由にさせず取り締まっている。 知らせないように、知らせないよう
 にして選挙が盛り上がれるか。 政治的にみんな覚醒しないので公職選挙法を変えなきゃいけない。」