安保法制の廃止を求める県庁玄関前座り込み


日 時 2017年12月22日(金)12:30〜12:50
場 所 長崎県庁前


主 催 長崎県職員連合労働組合長崎支部
長崎県職員連合労働組合長崎支部 書記長
「この庁舎では最後の座り込みを始めます。 本日は長崎県議会議員の吉村庄二さん、坂本 浩さん、
 長崎市議会議員の、池田章子さんにも参加して頂いています。」


長崎県職員連合労働組合長崎支部 支部長 
「安保法制と共謀罪の廃止を求めての座り込み、安倍政権が作ってきた法律を許す事はできない。
 沖縄で米軍大型ヘリの窓枠が落ちる事故、子どもへの危険。 米軍基地の縮小と撤退を求めたい。
 この庁舎屋上にチャイムベルがあり毎日、9時や12時などに鐘が鳴る。 平和を祈る平和のしらべ
 が近隣住民に、みんなで平和を守ろうと流され始めた。 庁舎移転に伴い、無くなり音色も聞けなく
 なりますが、みなさんの心には残っていく。 今後も平和の歩みを進めていきたい。」
 
吉村庄二 長崎県議会議員
「共謀罪の問題を考えると安倍内閣は猪突猛進、危険に感じる。 憲法改憲を具体的に進めてくる。
 自分の道を進む米軍、横瀬でのLCAC夜間訓練は極めて問題。 私たちも自分たちの道を進むため、
 労働組合も市民団体も自由に活動できるように共謀罪を反対していきたい。」 
 

長崎県職員連合労働組合 執行委員長
「自衛隊のPAC3の訓練、撃墜はまず不可能。 Jアラートが鳴りどこに飛んでいるか把握できていない
 のに迎撃できるわけがない。 展開に20分かかっており、まったく無意味。 北朝鮮に圧力をかけて
 国民の危機感を煽り、軍事力強化を正当化する。 衆院選挙後、8割の議員が改憲派。 憲法9条と
 緊急事態条項が具体的になるので、阻止していきたい。 19日を中心に座り込みを行ってきました。
 平和センターの19日行動もあわせて、今後も新庁舎での参加をお願いし、継続してやっていきたい。」  
長崎県職員連合労働組合 長崎支部 副支部長 (集会決議 一部抜粋)
「沖縄普天間第二小学校の運動場に米軍機CH53E大型輸送ヘリの窓が落下する事故が起きた。 体
 調不良と恐怖で翌日は多くの児童が欠席している。 日米地位協定に基づき、今後の立件は困難で
 ある見方。 米軍の表向きの協力を隠れ蓑にし、沖縄県警が米軍と一緒になって証拠隠滅を図ろう
 とする醜態に、沖縄では自民党までもが党派を超えて、反発の声を挙げている。
 北朝鮮の核・ミサイル問題について14日、中韓首脳会談で平和的解決が確認された。 日米と一緒
 になって圧力強化を強める韓国に対し、中国は平和的解決が重要とした形となった。 北朝鮮は慎重
 な姿勢に終始している。 米政府に対し日本政府は圧力より、対話を求めていくべきである。


 日本国憲法の戦争放棄や戦力の不保持とする平和主義は、先の大戦で失われた尊いいのちの集積
 であり、忘れてはならない。 戦前・戦中、自治体労働者は徴兵事務や植民地政策の推進など国策で
 あった侵略戦争に業務として加担してきた。 戦後、日本国憲法の下で地方自治法や地方公務員法
 によって、自治体労働者は地域住民の平和的生存権を守る任務が課され、憲法99条によって憲法を
 尊重し擁護する義務が課せられている。 その意味からも安全保障関連法の運用や共謀罪や特定秘
 密保護法による労働組合や民主的な活動への国家権力の介入を阻止しなければならない。 私たち
 はこれら法律の即時廃止を強く求め、平和主義や基本的人権の尊重と立憲主義を守り、連帯して全力
 を挙げて取り組む。」




1953年竣工の庁舎で最後の団結がんばろうを参加者全員で行い終了しました!
12月末から1月末を目途に順次、庁舎移転し2018年1月4日(木)から新庁舎オープン。