安保法案の即時廃案を求める座り込み


日 時 2015年9月11日(金)12:50〜13:20
場 所 長崎県庁玄関前


主 催 長崎県職員連合労働組合長崎支部
長崎県職員連合労働組合長崎支部 書記長
「来週にも安保法案の採決で危機的状況です。 原爆の日を前に8月7日、12年ぶりに県庁玄関前
 ですわりこみを行いました。 最後まで反対していくことが大切です。 集会を始めさせて頂きたい。」


長崎県職員連合労働組合長崎支部 支部長 (長崎地区労 副議長)
「離島防衛で活躍する水陸機動団として、沖縄の海兵隊が期待されているが、運ぶのは佐世保にいる
 艦船なので、沖縄だけでなく長崎県民として考えていく必要がある。 戦争は兵隊だけでできる誤解
 があるが、70年前の沖縄戦の事実でも戦争は民間人を巻き込んでいく事を、忘れがちになっている。
 公務員が反対するのは、自治体労働者は入庁時に憲法順守の宣誓があります。 違憲の法律が通る
 事に黙っていてはいけない。 しっかりと反対の声をあげていきたい。」 
長崎県平和運動センター 事務局長 (坂本 浩 長崎県議会議員)
「国会で審議すればするほど矛盾があきらかになり、立法事実なしと言われて答弁に窮すると総合
 的に判断すると、与党の荒っぽい雑な答弁が目立ちマトモな答弁ができない。 集団的自衛権の
 行使は地球的規模で地理的な限定ができない。 みなさんと一緒に反対の声をあげていきたい。」


原水禁日本国民会議 議長 (長崎県職員連合労働組合 元執行委員長)
「久しぶりに県庁玄関前での集会。 県政に従事するという事は、県民を守り住民を守る立場にある。 
 憲法を守るために、どうやっていくかが長崎県政の姿。 長崎県議会は本当にバカな事をした。
 反対の決議をするのが本当の姿で、県政の長たる役割がある。 みなさんが座っている裏に原爆で
 亡くなった慰霊碑がある。 私が長崎支部長の時代に、毎月100円カンパで20ヶ月かけて組合員
 の協力で作られた。 心を大事にしながら、先頭に立っていく役割りが、みなさんにはある。」 
長崎県職員連合労働組合 執行委員長
「国民の世論の高まりの中で、強行採決しようとしております。 辺野古の新基地建設についても、集
 中協議すると言う。 安保法案について10本もの法案を審議して、どこがどうなるのか、わからない。
 ただ、アメリカが攻撃された時に一緒に闘うと言うが、こんな法案はない。 政府によって国民を危険
 な所に連れて行くことに危惧します。 法案は通っても、運用させないように県職のみなさんや自治労、
 地区労のみなさんと一緒に結集して、ともに最後まで戦争法案反対でがんばりたい。」


長崎県職員連合労働組合長崎支部 副支部長
「安全保障法制関連法案の即時廃案を求め、法案の成立に反対する緊急集会決議 (一部抜粋)
 いま、戦後という枠組みが70年目にして潰えようとしている。 安倍政権は憲法9条に違反する集団的
 自衛権の行使を含む安保関連法案を、国民の多くが反対する中、法案の成立を目論んでいる。
 これまで憲法9条は、平和主義・交戦権の否定によって他国との戦争を避けてきた。 今回の法案が成
 立すれば9条の死文化を意味する。 国政の在り方を決定する権威と権力を有するのは国民である。
 私たちは法案の即時廃案を求め、成立阻止の行動に人々と連帯して取り組む。 以上決議する。」


最後に参加者全員の団結がんばろうを行い、県庁昼休みの集会(サマータイム)を終了しました。